月別アーカイブ: 2012年12月

新規おまもり・授与品のご紹介。

禰宜です。いよいよ大晦日です。もう寝なくてはと、思いながら今年最後の更新です。
沢山お知らせしたいことがあるのですが、なかなか手が回らなくてお伝えできてないのが残念ですが、
これだけ創ってきましたので、根性でアップします。
皆様に取りまして、来る年が良き年でありますように。
H25神木龍の珠

どべのなぎなたB5

H25御守り銘柄表 01

H25御守り銘柄表02

H25御守り銘柄表03

H25御守り銘柄表04 A3

H25御守り銘柄表05 A3

昨年の大雪で御神木の楠の大きな枝が折れて落ちてきました木材で謹製いたしました。まさに「木霊のわけまえ」です。貴重品ですよ。本来、御神木は切ることが出来ませんし、枯れた御神木では無くて、生木の御神木を一年間かけて乾燥させた木材で出来ていますので、これ以上の強力な御守りは今後出来るかどうか、正直わかりません。既に二個、予約済みです。

 

還暦の御祈祷を受けられた方専用の還暦御守り。表には感謝の言霊「ありがとう」。「ありがとう」の語源は「有り難し」。ようは「今まで色々あったけれども元気に長生きできたことはありえないくらいに幸せなことだ」と神様にお参りして「感謝」するのが「還暦祝い」です。赤色は還暦の時に身につける色です。

裏面に「還暦守」。他にもおめでたい言霊が刺繍されています。良いでしょ。

新川神社で御祈祷された方にお渡しする「撤下神饌(てっかしんせん)」。ようは「おさがり」です。私なりに厳選した物を調達してご用意いたしております。これは基本のお下がりの組み合わせです。

 

こちらはお初穂料壱万円のお下がり。御守りはどれか好きな物をひとつです。

お初穂料に併せて色々と霊験を現す物をお付けしていきます。これは参万円のお下がりです。

 

 

 

北陸銀行で昔の新庄町の写真展開催中。

北陸銀行新庄支店の待合室です。

新川神社からも多数提供しました。

舩木家に残る写真は祭礼の写真が中心です。

一番古い写真は明治時代の物です。

これは当HPの由緒にも掲示してあります、安政の洪水の被害状況を描いた絵地図です。新庄も被害を受けたことがうかがえる貴重な資料です。

禰宜です。北陸銀行新庄支店では只今新庄町の昔の風景を感じられる資料展を待合室で行っておられます。

当社の写真帳からも多数出品されました。来年の初め頃まで展示されているそうですので、お立ち寄りの際は眺めていってください。

銭湯、最高。

禰宜です、お久しぶりです。さて、年の暮れも迫ったある日、シャワーを使おうとしましたら出ない。あれっ、と思って湯殿の蛇口をひねると出る。他の水道もでる。では、シャワーの蛇口のトラブルか?と思い、配管屋さんに見て貰うと意外に重症のようで、シャワーの手前の地下で水道管が破れて漏水している疑いがある、ということでした。舩木家のボイラーは原因究明のため停止、温水の循環も停止ということでしばらくは銭湯通いとなりました。配管屋さん、仕事を沢山抱えていらっしゃいまして、来週じゃないと来られないと云うことです。普通ですと何かと不便に思うのですが、この際いつもと違う環境を楽しんでやろうと云うことで、銭湯通いを始めました。実を言いますと私は銭湯育ちなんです。内風呂なんて中学生になって今の家が出来てからですから。小学生までは近所の銭湯に通っていたのです、週に一回。つまり、週に一回しか風呂に入れないままに育っていましたので、普通、お風呂は週に一回入る物だと思って育ちましたが、あるとき、同級生の話の中で「二日に一回は風呂に入るのが常識」みたいな話を聞いてしまったときのショックは今でも覚えています。どうりで「フケ」がいっぱい出てくるわけだ、と妙に納得しました。頭、痒かったですもん、小学生の新陳代謝の盛んな頃ですからね。でも、あの頃はそんなの気にせずに、まぁ、しょうがないか、という感じで育ったんです。

久しぶりの銭湯、新庄には「薬師鉱泉」があります。歩いて2分くらいのところですので便利です。昨年、「テルマエ・ロマエ」っていう銭湯を舞台にした映画を家族で見に行って非常に面白かったので、倅達も喜んで毎日通っています。フルーツ牛乳、あるかどうか楽しみにしていったのですが無かったです。普通の自販機になっていました。昔ながらの冷蔵庫で「マミー」とか「スコール」とかあれば良かったのですが、いまどきねぇ。鄙びた感じの絵に描いたような鉱泉ですが、サウナやジェット風呂などもあり、それなりにバージョンアップしていましたが、お湯の熱さは昔と変わらずで懐かしく思いました。番台も男女兼用です。さすがに富士山の絵は無くなっていました。残念。昔から異常に熱いんですよ、ここの大浴槽は。小学生の頃は水をいれるとおっちゃんに睨まれるので我慢して入るしか無かったあの頃を思い出しました。寒い毎日、一日の終わりにあつーい湯に入ると、ストレスが吹き飛びそうな気がしますので、癖になりそうです。いいっすよ、銭湯。

赤茶けた鉱泉が出ているので「赤そぶの湯」です。

近況ご報告。

お久しぶりです、禰宜です。富山は雪です。こんなに早い時期にこんなに積もったのは驚きです。
ですがなぜか雪が降ると、元気になります。除雪とか大変なんですけれども、夜が明るかったり、たまに日差しがあると本当に綺麗です。雪かきも、雪さえ積もらなければ不要な労働ですので忌み嫌われる傾向にありますが、私は意外にやりだすとそう思わなくなったりします。
普段の運動不足解消、筋トレ、体脂肪燃焼運動には最適です。あと、不思議と綺麗に時間通りに除雪できると妙な達成感が味わえます。
というか、何でも楽しまなければやってられません、ということです、あはは。

最後に、社報「鷹乃羽」第4号アップしました。いち早くご覧いただけます。ではでは。

只今謹製中、年越大祓おみやげの新年注連飾り御守り。

鷹乃羽号。昨年お嫁に来ました、よく働く嫁です。メンテしてありますので絶好調です。

今年初の積雪で、除雪機出動とは。鷹乃羽雅楽会、図らずも繰り上げて開催しておいて良かったです。

除雪の後に瑞雲流れる境内。清々しい気分です。古事記が語る素盞鳴命の「我がみこころ、すがすがし」の気持ちが感じられました。

 

12月2日本年最後の鷹乃羽雅楽会温習ご報告。

禰宜です。遅くなりましたが鷹乃羽雅楽会温習のご報告いたします。
本年最後の温習で、次回は年明け2月17日(日)になります。
我々神職はこれから年末年始忙しくなりますが、二月に元気な皆さんとまたお会いできる日を楽しみにしています。
私は経験上、雅楽を習得するのに、一番の近道は基本に忠実に練習することだと感じました。
まずは唱歌を歌えること。しかも一人で大きな声で、音程を正しく保ちながら歌えるように。
唱歌を大きい声で歌わないと、息づかいの練習になりません。唱歌がしっかり歌えないのに管が吹けるわけがないということです。

また、正しい音程で歌うことは難しいのですが、この訓練をしないと、管を吹いていて正しい音程が取れているかどうかわからないですからね。

笙は特に演奏自体がメロディではなく和音の伴奏になりますが、歌うように息づかいを使って吹くことが「歌心」のある良い演奏になるような気がしますので

唱歌には力を入れてしまいます。実際、唱歌をうるおぼえで吹いても楽しくないんですよ。曲のメロディ、構造がわかっているから篳篥と龍笛に合わせられるし

最終的には暗譜して演奏できるようになると、他の管の音に神経を廻せますので他の管の音が良く聞こえるようになります。

時間がかかりますが、山頂を目指さないと登頂できませんので、やわやわとやっていきましょう。

今日は公民館が予約済みで使えないので、龍笛部会はお宮が会場です。

温習内容は越殿楽の吹きを中心に練習されました。五常楽も唱歌・演奏をしたそうです。

篳篥部会。栂野先生のこの手振りは音程の高低指導の様子ですな。

篳篥部会は越殿楽の演奏を中心に、五常楽と陪臚の唱歌を歌ったそうです。

手取足取りの指導がやはり重要だと思います。

左が私の倅(信明)で左が甥(靖忠)です。雅楽を始めるに際して、半ば強制的にさせたのですが意外に楽しんでやっているようです。二人に大声で復唱させた言葉は「芸は身を助ける」。鉄は熱いうちに打て、ということでインストール中。なんでも一つで良いから得意分野を持て、と教えています。

笙部会は舩木家の座敷で。ここは実は社務所扱いです。事務所ですな。来客の応接と廊下は倉庫と化してしまっています。他人にはみせられません。コピー機もしょうが無いので座敷の廊下に置いてあるんです。

笙部会は電気コンロがありますので夏は辛いですが、冬場は暖かくて良いです。皆さん、真摯にお稽古いただいてこちらも熱が入ります。笙部会は越殿楽の唱歌と、笙の基本的な息づかいと初歩的な手移りを致しました。