日別アーカイブ: 2019年10月15日

鷹乃羽雅楽会の様子

宮司です、溜まりに溜まった活動報告です。
鷹乃羽雅楽会は、3期生を迎えて予定通り月二回の温習を続けております。
10月19日の秋祭の夜7時より練習の成果を神様にお聞かせする意味での奉納演奏を予定しております。上手い、下手はこの際関係なくて、人前で演奏する事に慣れていただく為の演奏会です。
ですが、本来音楽は神に捧げられる物ですので、精一杯演奏して、課題を各自お持ち帰り戴きたいと思います。何事も「締め切り」が有った方が物事は積み上がっていくような気がします。

始めから完璧を目指すのでは無くて「とりあえず、今はここまで」の演奏が、10年後には懐かしくも失ってしまった何かを感じる演奏になってたりするもんです。

私ですか?駆け出しの頃の演奏の演奏は幸いにして記録とし残っていませんので安堵しておりますが、人には聞かせられないような犯罪的な演奏だったと思います。過去の自分に「喝!」ですが、その時はそういう事情と言いますか、一言で言えば「時流の変化」でしょうか。

いずれにしましても鷹乃羽雅楽会は「雅楽に触れてみたい」皆さんの為にありますので、忙しい日々でも諦めずに、ブランクができたとしてもいつでも演奏したくなったら来て下さい。一人で吹いてても面白くないでしょ。

令和元年度お宮さんを描こう!写生大会の巻

 

宮司です、久しぶりのブログ更新です。しばらくは色々と優先順位の高い仕事をしておりましたので延び延びになっておりました。

さて、本年の富山県神社庁主催の「お宮を描く写生大会」はすっかり定着してしかも応募総数が伸びているという長寿ヒット企画です。その分、担当者の苦労は大変ですが、応募者が増えている、ということは需要がある、ということですのでやりがいがある企画だと思います。

数年前から表彰式を雅音楽祭に併せてグランドプラザのステージで行うことになりましたのでこの檜舞台で受賞できるのはなかなか貴重な体験だと思います。

本年は地元・新庄小学校5年生が授業の課題で89名エントリーしていただきました。その結果、31名が入賞。その内訳は、トップ4である富山県神社総代会長賞に舟木大智君、特別賞であるアートジム賞に町口佳穗さん、金賞4名、銀賞10名、銅賞15名の好成績でした!

私も若い頃は写生会の担当をしたことがあるので知っているのですが、学校単位で多数応募しても数打ちゃ当たる、みたいに入賞が増えるわけでは無かったりします。審査する方からしますと、同じ構図、同じ色、同じくこじんまりとまとまった絵、みたいな感じになりますと可も無く不可も無くで、入選からは落ちていきます。やはりそれぞれに「これを書きたい!」みたいな視点が審査員の目に留まるようです。神社の写生会なのに青空と電線描いた子みたいに。

あと、いつかは出るだろうなぁ〜と思っていましたのが本年、遂に写生の題材となりました。
境内にある「陰陽石」です。陰陽石自体は多分、これが何なのかは認識していないとは思いますが、狛犬がなんともいえず、不思議キュートな感じが審査員のハートをわしづかみしたんじゃないかと。結構、神社庁の審査員狛犬好きみたいですよ。