桜、咲きました。

4月1日より宮司に就任いたしました。従いましてこのブログも永年の出だしフレーズ「禰宜です」が「宮司です」に変わります。バナーも変えんといけんな。ということで前任宮司(父親)は名誉宮司になります。いたって元気です。2月19日の祈年祭・鎮火祭の折りに引退を表明いたしました。元気な内に継承しておいた方が私的にも何かと都合が良いので承諾いたしました。400年祭も終わりましたし、タイミング的には今が一番良いかなと思いました。現在、交代の手続き書類を作成中ですがこれがかなりの仕事量で、コンピューターのシステムを入れ替えした後でしたので何かとバグに悩まされながらも慌ただしい日々を送っております。

で、本題ですが桜、咲きました。昨日までは寒かったのですが今日の陽気でパッという感じですね。

また、当社の社頭掲示板には毎月、「生命(いのち)の言葉」という月替わりの名言を掲示してあります。賽銭箱の傍らにはテイクアウト用の短冊も有ります。かれこれ5年前からありますのでバックナンバーも参集殿にありますので持ち帰ることが出来ます。東京都神社庁の製作で、クオリティーが高いので利用させて戴いております。4月の言葉は「慎みて な 怠り そ」です。

「な 〜・・・〜 そ」は古事記に何カ所か見られる、強い否定を現す表現です。

「絶対 〜・・・〜 しちゃ、いけませんよ!」という意味ですね。一番最初はイザナミの命の「な 見たまい そ」ですね。「絶対、見ないで ください ね!」と言われると見ちゃうんですね、これが。

常に油断せず、一所懸命を今後も心がけようと思います。