6月14日新川神社並奉務神社三十九社宮司交代披露祝賀会

宮司です。新川神社総代会会長貫江和夫様を始めとする新川神社総代会が発起人としてお世話を賜りまして去る6月14日に宮司交代披露祝賀会を開催して戴きました。先祖代々奉仕して参りました神社三十九社の宮総代をお招きして、ご来賓としては日枝神社平尾旨明宮司様と義父であります四方神社栂野峯雄宮司様のみという、ごくごく内輪にて行いました。父・信光は名誉宮司という称号を神社本廳より授かり、第一線を退きますが、今も元気に相変わらず神明奉仕を致しております。ちなみに6月14日は父の83回目の誕生日でした。

祝賀会の名称は私の襲名披露の様な題目ですが、先ずは名誉宮司の永年奉仕のお疲れ様会と歴代宮総代様に感謝の意を顕すための感謝の会とさせて戴き、加えて昨年開催の新庄御鎮座四百年記念事業のご報告を致しました。

また、宮司就任に際しましては色々とお祝いのご祝意とお便り、電報や生花や贈り物など頂戴いたしました。本当に有り難く感じると共にひしひしと任務の重さに実感が湧いてきたところで有ります。

現存する舩木社家の家系記録では名誉宮司が16代、私が17代ということです。初代は寛永2年(1625)に没しておりますので400年前の洪水の後、遷宮を終えてからの事ということになります。初代以前の系譜も墓所も洪水で流されたということで、それ以前の祖先は不明ではありますが被災した墓所の代替え地としての墓所がちゃんとありますので、今となってはわかりませんが400年前の洪水以降の家系の中で、最長寿が現在の父である事は間違いありません。御陰様で大学4年、京都での修行8年の12年間という時間を戴いて色々な経験が出来た事が昨年の400年記念事業に集約されたような気がしております。

今後共神明奉仕に努めて参る所存でございますので宜しくお願い申し上げます。