8月夏の思い出・其の弐:8月10日・11日白山比咩神社開山1300年祭奉仕

 

宮司です。9月も半ばとなり、ようやくブログを書く気持ちの余裕も出来たところで8月の事柄をアップします。私的にはこのブログは社務日誌みたいなものですので、遅くなろうともその年のトピックとか活動写真を上げておくと、後々過去の事柄を知りたいときに便利なんです。iphoneでアクセスすればいつでも何処でも見られますからね。

と、いうことで何たることか、御縁がありまして8月10日午後2時からの白山開山1300年奉祝大祭と翌日11日の午前10時と午後2時に斎行されました白山開山1300年奉祝慶賀祭に石川県の礼楽研究会の代打として人長舞・其駒を舞って参りました。本来は石川県の方が舞う予定だったのですが、身体的な都合で急遽代わりを務めてきたという事です。6月に若鷹会で正式参拝させて戴いたばかりですので、これはたぶん比咩神様にお呼ばれされたような気がして、勝手に喜んでおります。

多分、富山県人の私が白山比咩神社の御神前で、しかも開山1300年のプレミアムイヤーですからね。新川神社に御祭神としてお祭りされていらっしゃるので尚更元宮でお仕えする事が出来たのは身に余る光栄でした。とにかく舞殿が広く、しかも冷房が効いていますので、気持ちよく舞えました。収容人数400名の拝殿に満員で、それを二日間で3セットですから1200名が参列されたことになりますね。さすがに凄い人でしたが、良い意味で緊張はしなかったです。緊張するんですが舞を舞うことだけに集中出来ましたので、出来はともかく、ベストな状態で舞えたと思っています。最初に背中に刺した「笏」が落ちてしまいましたが、他のもんで無くて良かったですよ、時計とか。そこだけ一瞬焦りましたが、多分一生の思い出に残る、神主冥利に尽きるご奉仕でした。