お宮で飲もう会#26しめ縄作り篇

宮司です。お昼の「田んぼ学校」に引き続き、夜の部は若鷹会の「お宮で飲もう会」です。
子供と大人併せて今日だけで約100人にしめ縄作りを体験して戴きました。
皆さんと日本の神道祭祀にかかわる最重要アイテム、しかも豊作神饌田の稲わらを使って、正真正銘正統派の「左綯い」のしめ縄をお伝えできることは、神主冥利に尽きる事であります。
先ずはしめ縄の起源である古事記・日本書紀に伝わる「天岩戸開」のお話しを致しまして、しめ縄があれば神祭ができる事をお伝えしました。それと、重要なのがお正月に年神を家に招き入れる為のアイコンであること、肝心の家の中に神様の拠り所である「神棚」と、新年の為に改められた伊勢神宮の神宮大麻、氏神神社の御神札が必要である事をお伝えしました。

恒例の宴会では、大勢の方々に思い思いの差し入れを頂戴致しまして有り難く感謝申し上げます。こちらで何もかもお膳立てすることも出来るのですが、やはりいろいろシェアしたほうが皆さんで作り上げる宴会の場というものがより豊かな会となるような気がしております。

若鷹会は女性も多いので花の奉納や、もつ鍋の差し入れ、漬け物や飲み物に至るまで本当にありがとうございます!しかもみんな、よく飲むな〜、ほとんど無くなりました。流石。
此所でも昼間の田んぼ学校に参加いただいたお母様達に握っていただいたおむすびにて「コシヒカリと富富富の利き米会」を開催致しました。此所でも正解率は半分でした。
今回は会員のおめでたいお話しを複数お伺いすることが出来たので嬉しい日でありました。

また、毎年恒例の寒中禊ぎは、何時も利用している銭湯が閉店致しましたので存続を審議中です。年内にはいずれかの発表がお知らせすることになろうかと思いますので今しばらくお待ち下さい。

本年は本当に穏やかな中にも充実した活動が出来た若鷹会とお宮で飲もう会でした。参加者も56名ということで神気満点のしめ縄で良いお正月をお迎えされ、来る年が益々みなさんにとってより良き日々である事をお祈りいたしております!