10月23日古事記に親しむ夜の部 最終回

さて、3年間全36回の古事記素読の会「古事記に親しむ富山」夜の部が最終回を迎えました。
前回に全て読み終えまして今回は序文の後半の素読と解説をしました。

その後に読破証明書授与式を行いました。読破証明書には4種類ありまして、上巻から下巻の最後まで36回皆勤された方で2回目参加の方、これが最高の証明証です。次に1回目の全巻完読皆勤賞。
中下巻の24回の皆勤賞、そして36回の内半分以上出席のかたで、この日最終回にご出席の方には読破証明書を授与いたしました。
証明証を作成して印鑑を押しておりましたのは天皇陛下御即位礼正殿の儀の10月22日でしたので証明証の日付けは即位礼正殿の儀当日とさせていただきました。

記念品と致しましては2回目の読破者には「歴代天皇事典」、初めての皆勤完読者には本居宣長大人が古事記伝を完成させた後に弟子達の要望により書き上げた国学を学ぶ者の心得を諭された「うい山ぶみ」。皆勤に及ばずとも最後まで読破された方には「神と人と」という敬神生活実践の栞を差し上げました。

その後にこの会に参加されての感想や質問などお一人ずつスピーチしていただきました。

本当に皆さん長い間お付き合いいただきまして有り難うございました。
一言に完読と申し上げましても足かけ5年の3年間、月1回ですが忘れもせずに通われた事は偉業です。自信を持って「古事記を読んだ!」と胸を張って今後の人生を神様と共に生きていって充実した日々をお過ごし戴きたいと思います。

此の会はただ知識を得るための勉強会にあらず。我々日本人共通の祖先の物語に親しむことにより神様・祖先神との魂の交流を感じて戴きまして中今の現世をたくましく生きていく「よすが」となれば幸いです。

来年3月から新たなる「古事記に親しむ富山」が上巻から始まります。
1回読んだ方も2回読んだ方も再度ご参加されまして、一人でも多くのお仲間をお誘い併せていただき、高天原に届くような大きな声の素読会をエンドレスで継続して参りたいと思います。
私のライフワークとしまして天命の限りお供して参りますので来年3月またお会いいたしましょう!