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8月18日 稲荷神社祭 (主催:新庄第4町内会)
稲荷神社は鎮座時期や由来などは判らず、安政5年(1859)の大洪水で昔の地形は失われてしまいましたが、
口伝では昔は小高い丘に田の神として新庄の田んぼを見下ろす場所に鎮座していたそうです。
おいなりさんといえば今は「商売繁盛」で有名ですが、「稲成り」が「いなり」ですから本来の御神徳は「豊作を導く神」であります。
現在は新庄町第四町内の方々が「地蔵盆」みたいな感じでお祭りを主催して毎年欠かさずお祭りを運営いただいております。
昭和54年(1979)4月に社号や標柱や赤い鳥居が建立されました。
口伝の伝承では新庄町から鍛冶田(かじた:現在の新庄銀座方面)へ
夜ひとりで歩いて行くと稲荷神社のあたりで行けども行けども目的地に着かない奇妙な現象が起きたそうです。
結局その場所をグルグル回っていただけで、民衆は「キツネに化(ば)かされた」と言いまして夜の一人歩きを警戒する様になったと伝えられます。