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1日 午前9時より 歳旦祭(さいたんさい)


歳旦祭祝詞奏上
  歳旦祭(さいたんさい)は1月1日(元日)に神社がその年で一番さいしょにおこなうお祭りで、年のはじまりをいわうお祭りです。
  祝詞(のりと)では新年がはじまったことを神様にごほうこくし、自然災害(しぜんさいがい)がなく、農作物(のうさくもつ)が豊作(ほうさく)であること、天皇陛下(てんのうへいか)をはじめ国民のけんこうとしあわせになることをいのります。
 
  【現代語訳 歳旦祭祝詞】(げんだいごやく さいたんさいのりと)
  「ことばにだしてもうし上げることもおそれおおい、新川神社の神々の前に(宮司氏名)おそれおおくももうしあげます。
   新年をむかえ、朝日がいきおいをましながらご来光(ごらいこう:夜から朝になるしゅんかんの日の出のこと)するこの時に(午前9時ころ)おそなえ物としてお米やおさけ、さかなにやさい、くだものなどおいしいものたくさんさしあげますので 心安(こころやす)らかにおうけいただきまして(※注1)、この新しい年をよい年ですばらしい年でありますように、氏子(うじこ:氏神の子どもの略で、新庄町にすんでいるすべてのひとのこと)のみなさんがさかえてしあわせでありますようにお守りください。
   天皇陛下(てんのうへいか)のおさめられますいまの世をかたい岩のようにいつまでもかわらずに、いつまでも神さまたちの前におつかえさせていただきますようにおねがいいたします。
   天下おだやかで、たべ物は豊作(ほうさく)で、ありとあらゆるしごとをはってんさせていただき、国民をますますさかえさせてください。
   大神様のお力は、さしのぼる新年の「初日の出(はつひので)」のようにますますかがやきますように、おそれながら新年におよろびのおことばをもうしあげます。」

(※注1)神さまは人間のようにたべものをたべることはないのですが、たべもののニオイや生気(せいき:生き生きとした空気。気力。)をいただかれます。



新川神社写真 新川神社写真
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