01a 01b 01c

鎮 座 地
富山市新庄新町110
氏子町内会
新庄新町 西新庄
祭   神
天照大御神
祭   日
春祭 4月19日
例祭 6月16日
秋祭 10月19日
由緒沿革

 創建は天授2年(1376)創建。橋宮神明社とも称される。長慶天皇の御代、天授2年丙辰の5月16日、境内より天照大神、豊受大神の二尊体が発掘したので神意を受けて社殿を造営し御神体を奉斎した。それより創建の御縁日として毎年5月16日に祭礼を行ってきた。新庄城主三輪飛騨守長職御崇敬篤く、神領神器を奉納、ついで轡田備後守も城主に成るや等しく崇敬した。

 享保18年(1733)加賀藩主である第5代前田吉徳は新庄村十村(加賀の大庄屋)理右衛門宅を本陣とし、鷹狩りを催された時、荒川に橋を架することを許され、当社をその守護神として「橋宮」と名づけられた。そのときに「橋宮」と染筆した社名額一面を奉納され、現在も社殿に保存奉掲されている。これが因縁で明治維新までは橋の架け替え、お宮や鳥居の普請はすべて領主加賀藩にて負担されたものである。この時の鷹狩りの覚え書き「新庄村十村理右衛門記」がある。(新庄町史より)

 現在、6月16日の例祭は田まつりと呼ばれ、当日はあんどんに氏子崇敬者が思い思いの絵やお願い事を描き込み、参道の両側に吊り並べられ、夜祭りに彩りが加えられる。

ページトップへ