鷹乃羽雅楽会恒例の御神前奉納演奏。
10月19日秋祭り午後7時~
令和7年の10月19日に行われた、新川神社秋祭りでの鷹乃羽雅楽会の奉納演奏です。 演目は平調越殿楽および舞楽陵王一具が演奏されました。
平調越殿楽は鷹乃羽雅楽会で最初に習う基本楽曲です。祭式での出番も多くよく耳にするおなじみの楽曲です。今回は略式の車吹きではなく正式な本吹きとなります。
蘭陵王は左方(唐楽)に属する壱越調の舞楽です。 龍笛と太鼓、鉦鼓による「小乱声」が前奏曲として演奏され、舞人が舞台に上る際の「乱序」から無伴奏の「囀(さえずり)」を挟んで小曲「沙陀調音取」からメインの「当曲」が演奏されます。最後に舞人が退出する際の「乱声」ですべて合わせて一具と称します。 ゆったりとした楽曲が多い雅楽の中でも非常にリズミカルで人気の楽曲ですが演奏難易度が高い曲でもあります。