大己貴命 おおなむちのみこと
・日本の国造りをされた神さま・農業の神さま・えんむすび・病気をなおす神さま・くすりの神さま・お酒造りの神さま
・大己貴命(おおなむちのみこと)としておまつりされるいちばん古いお宮は奈良県の
大神神社(おおみわじんじゃ:大三輪神社とも書きます)に大物主神(おおものぬしのかみ)を
おまつりする神様としていっしょにお祭りされています。
・大物主神は大己貴命に「私を三輪山におまつりしてくれればお前がおさめる国は平和になるであろう」とおつげをされた神さまです。
大神神社には本殿が無くて三輪山そのものに神さまがいらっしゃいます。
・大神神社は大己貴命が大物主神をおまつりした神社ですので、神さまが神さまをお祭りした、日本でいちばん古い神社です。
・大物主神(おおものぬしのかみ)は崇神天皇の時代に疫病(えきびょう:新型コロナウィルスのような人にうつるびょうき)がはやり、国民の3分の2が死んだときに疫病をしずめた神様です。
・富山県の立山れんぽうの中でいちばん高い山を大汝山(おおなんじやま)とよびます。3015メートルです。
このおなまえは「おおなむちのみこと」から来ています。
山の神をおまつりする神様だからではないかとおもいます。
・大己貴命(おおなむちのみこと)は別のお名前を大国主神(おおくにぬしのかみ)ともうしあげます。
おおなむちのみことの名前は若い頃のお名前です。
色々な苦労・修行をされて、スサノオの神さまから
「大国主神となのって日本の国をりっぱな国にしなさい」と名づけられてから「大国主神」となられました。
ほかにも「八千矛神(やちほこのかみ)」などたくさんのお名前がある神さまです。
・大国主神は島根県の出雲大社(いずもたいしゃ)におまつりされている神さまです。