琴比羅神 ことひらのかみ (琴比羅社 ことひらしゃ)
・「こんぴらさん」と親しみを込めてよばれることが多い神さま。漢字で「金比羅」ともかきます。
「ことひら」「こんぴら」と、よびかたがびみょうにちがいますが、いっしょの神さまのことをさします。
・「こんぴら」のことばは、もともとインドのガンジス川の女神さま、
「ガンガー」の乗り物である「ワニ」のことを「クンピーラ」といいまして、
それが日本に渡ると「コンピーラ」から「コンピラ」とよびかたが変わったようです。
・日本に伝わったのは仏教といっしょに川とか海とかの安全をまもってくれる神さまとして日本に受け入れられました。
・漁師の守り神・船の旅の安全・交通安全・商売がうまくいくようにたすけてくれる神さまです。
香川県にある「こんぴらさん」がおおもとの神社として有名です。
・インドの神さまも日本をまもる神さまとしてたいせつに神社におまつりする日本人はふしぎですけど、ぎゃくにかんがえますとすごいですね。