
園神 そのかみ (園神社 そのじんじゃ)

・宮中を守る地主神・大物主命(おおものぬしのみこと)
・疫病鎮静の神
そのむかし、京都のまんなかにおまつりされていた地主神(じぬしがみ:その土地をまもる神)で、
園神をまつる園韓神神社(そのからじんじゃ)がありました。
平安京(へいあんきょう)という新しい都をつくるさいに、じゃまなので別の所にひっこししようとしたところ、
この神さまが「わたしをほかにうつすのではないぞ、この地にとどまって天皇のおすまいである宮中をおまもりしようとおもう」と神のおつげがあったため、
そのまま皇室の守り神として、いまでも東京の宮中三殿に祭られているとされています。
奈良の漢國神社(かんごうじんじゃ)の由緒(ゆいしょ)では「推古天皇の元年(592)2月3日、大神君白堤(おおみわのきみ しらつつみ)と申す方が、
天皇陛下のご命令により園神(そのかみ)をおまつりせられたとあります。
かみさまは大物主神(おおものぬしのかみ)で、大神神社(おおみわじんじゃ)の神さまといっしょです。
この園神を漢國神社(かんごうじんじゃ)にお祭りした大神君白堤(おおみわのきみ しらつつみ)の子孫が新庄城主・三輪飛騨守長職(みわひだのかみながもと)ですので、
新庄町の守護神としておまつりされたのでしょう。
くわしいことはわからないのですが、むかしからいいつたえで新川神社は三輪新庄城主の産土神(うぶすなかみ:生まれた土地の神さま)をおまつりしたとつたわりますので、
そのかみさまではないかとおもいます。
絵:三輪山旭日(みわやまきょくじつ) 作:三輪晃久(みわ あきひさ)
初代新庄城主・三輪飛騨守長職(みわひだのかみながもと)の子孫で日本画家。
大神神社の神職である三輪氏の子孫にあたり、園神社をおまつりしたのは大神君(おおみわのきみ)である、
三輪氏の産土神(うぶすなかみ:生まれた土地の神さま)としておまつりされたのではとおもいます。
この絵は三輪山で大物主神(おおものぬしのかみ)がお祭りされている山です。疫病を鎮めた神さまとして有名です。