3月17日鷹乃羽雅楽会第3期生スタート。

宮司です。愈々鷹乃羽雅楽会も新年度を迎えるにあたり、新入生の募集を致しましたところ、20名の雅楽体験希望者に応募をいただきました。その内、13名はやりたい楽器も決まりまして、今晩から楽器、譜面をお渡ししまして初稽古となります。7名の方は3月17日のオリエンテーションに都合が付かずに欠席された方や、担当の楽器を検討中の方です。

オリエンテーションでは龍笛の藤井秀嗣先生がどうしても都合が付かずに欠席とのことで、急遽富山縣護國神社の大峯宜之氏に担当を戴きました。若手の中では一番の吹き手だと思います。

先ずはとにかく雅楽の合奏を聴いて貰いまして、これから何に取り組むのか、体感して戴きました。参加者の中では現役の鷹乃羽雅楽会会員も数名いまして、現在の担当楽器の他の楽器に挑戦したいというチャレンジャーのようです。他の管を体験しますと依り深く雅楽の合奏を楽しめると思いますので良いですね。私も本職は鳳笙ですが、龍笛と篳篥は所持しております。洋楽を雅楽楽器で演奏するときの確認用を目的に吹くくらいですので、「なんちゃって龍笛」「なんちゃって篳篥」の範疇を超えません。

雅楽の歴史や心得など説明をしてから楽器に触れて貰って実際に音を出したりして体験していただきました。一人でも多くのご参加をお待ちいたしております。

午後8時からは1期生と今回初めて2期生が合流しての温習となります。それぞれに更なる高みを目指して講師自信もバージョンアップしていきたいと思います。やはり初心に返り、ひたすら平調五曲を極めて参りたいと思います。