新型コロナウィルス蔓延防止のため、令和3年度の鷹乃羽雅楽会の練習は中止致します。

宮司です。標記の件残念ですが、
現時点での再開の目処は、①ワクチンが県民に行き届いた時点での世情を見ての判断 ②変異株の動向 この2点に依ります。今日現在の厚生労働省のホームページではワクチンの接種期間を「接種を行う期間は、令和3年2月17日から令和4年2月末までの予定です。」としています。従いまして再開の目処が未だつきませんが早くても令和4年3月以降の再開かな?と想定しております。その時がまいりましたら事前に新たなる日程表を含めて参加者に郵便にてお知らせいたします。
この機会に雅楽の演奏を聞き込んだり、唱歌を歌い込んで暗譜したりしてください。
再開の日まで皆さんのご健康をお祈り申し上げます。弥 栄

白梅も咲きました。

宮司です。寒かったこの冬のおかげで遅咲きの白梅も紅白そろって咲きました。紅梅はもう、満開ですね。令和の原典である万葉集の初春例月氣淑風和の季節となりました。

毎月1日には鳥居前の掲示板に東京都神社庁が製作された「生命(いのち)の言葉」を掲示替えします。併せて賽銭箱の横には短冊が有りまして裏面に解説が書かれていますので、毎月朔日参りの方も楽しみに集めておられる方もいらっしゃいまして、うっかり1日に交換忘れるとバレバレの様です。

今年のひな祭りはぞろ目の3・3・3でした。何故かこういう日に平日なんですけれども御朱印の参拝者が多いような気がします。金文字の添え文字に祝祭日を書き入れますのでそれ狙いでしたら嬉しいです。

それと告知ですが、新川神社神職でもあるばーと@とやま、ココペリの画家、米田昌功氏よりアート展のチラシが届きましたのでお知らせ致します。

いまビジネスパーソンの間でアートがブームになっていますね。よく目にします。米田氏にとってもいい流れになって来ましたね。音楽とかアートとか感性を豊かにしておくと色々な発想が刺激されるんでしょうね。そんなビジネスパーソンにもお勧めのアートギャラリー展です。

割と日本人って音楽もアートも「理解できるか、出来ないか」で判断してる人をよく見かけます。
たまたま米田の絵を見に行ってましたら年寄り夫婦が前を通ってチラッ見して「よーわからん」と
つぶやいて素通りしていきましたが、「わからんでもいいがに、かわいそう」と思ってしまいました、すみません。その感性もあり、何でしょうけど。

よくマイルス・デイヴィスに代表されるモダンジャズも「なにをやっとるか、わからん」と評価されがちですが、そんなもん、あっちはわかりやすいメロディを演奏するありきたりのスタイルやりまくって飽きたから「なにやっとるかわからんように」思いもままに演奏し取るがやからね。

私はけっこう「わけわからん系」が嫌いでは無いんですよ。メロディわからんでもいい音やなぁ、とか、なんでめちゃくちゃなようでまとまって聞こえるがかな?とか思っているうちにマイルス・デイヴィスのトランペットの音が聞き分けられたりすると嬉しかったりするんよ。

さて、話を戻しますと、「アートって何なん?」というタイトルが付いていますが、それが何かをそれぞれに感じて戴けることと思いますので是非ともお訪ねください。

もうじき春ですね。

宮司です。立春が過ぎ、春一番も吹き、今日から3月ということで日に日に境内の木の芽も膨らんで参りました。春(はる)の語源って木の芽がパンパンに張る様子から「はる」らしいですよ。諸説あるようですが、一番わかりやすいですよね。2月27日には境内の紅梅が咲きました。白梅も芽が膨らんで今にも咲きそうな感じです。昨年は2月4日に咲いてますので今年は寒かったせいか、かなり遅いですね。いよいよ本格的な春がきますね。

今年は雪がたくさん降りましたので除雪車が大活躍しました。私、結構除雪作業は好きなんです。
なんか、達成感があるんですよ。仕事の成果は直ぐに消えて無くなるのですが、除雪車の「白鷹号」と心身共に一体となって「道を開く」のが良いんでしょうね。エンジン音と負荷のかかる感じや、雪を飛ばす場所への操作は本当に機械と一心同体にならないと巧く出来ません。

神社の隣に住んでおられる宮総代会長の貫江さんも毎回午前4時頃から小型のショベル型除雪車で公共の除雪車が行き届かなかった細かい除雪もして戴きまして神社の周辺は通りやすくなっております。
また、氏子の上井石庭さんも何も言わなくても境内の除雪をして戴いて本当に感謝致しております。いつも神様だと思って上井さんにもお参り致しております。

神社の境内は私だけでは到底管理出来ませんので、清掃や除雪など人知れず奉仕をして戴いている方々がいらっしゃる事に大変感謝致しております。

2月19日午後1時からは祈年祭・鎮火祭と疫病沈静祈願を斎行しました。
今回も正副総代会長と事務局、会計の役員のみの参列に限定させて戴きました。
その代わりに鎮火祭の紙札は参列をご遠慮戴いた全総代に配布をさせて戴きました。
台所に張って「火の用心」を心がけていただく物ですので今年はこのような対応にさせて戴きました。新川神社では祈年祭・鎮火祭にはなぜか「ヒラメ」をお供えすることになっております。時期的に美味しい魚を選んできたのでしょうか。

2月23日は天皇誕生日ということで、御朱印にも金文字の添え書きは祝祭日にはその日の祝日と二十四節気と、「疫病退散」が入ります。最近、祝日に目がけて御朱印をいただきに来られる方もいらっしゃいます、旧暦の正月とか。毎回来ても金文字の添え書きは季節により変わっていきますので、お楽しみに。また、この日を機会に大きいサイズの御朱印帳の挟み紙は天照大御神様になりました。
私は御朱印はその名の通り「朱色」と決めていますので御朱印自体は変わりませんが、金文字の添え書きと挟み紙は定期的に変わっていきますのでこのあたりもコアでマニアックな人は楽しんで戴けたら嬉しいです。
新川神社の御朱印は本質は変えずに装飾で時代を反映させていくスタンスでまいります。

今日から3月に入り、富山県としては3月末で感染者が発生して1年が経過することになります。
3月末から4月にかけては人が動く時期ですので第4波の警戒として足踏み型の消毒装置を自宅玄関、神社、参集殿に設置しました。
参集殿の玄関に似合うようなクールな物がありましたので早速購入。違和感がなさ過ぎてあまり目立たなかったりして。
新川神社は喜ばしいことに最近は県外からの参拝者が増えておりますので感染防止対策もしっかりと改善しながら快く接客できればと考えております。

 

 

謹賀新年・お久しぶりです、宮司です。

明けましておめでとうございます。宮司の舩木信孝です。ブログ自体、久しぶりです。前回が令和2年の9月19日ですから4ヶ月お休みを戴きました。「コロナさぼり」とも言うみたいですけど。
平成23年(2011)11月の開設から10年目になりますが、この機会に一度休んでみようと。神社の行事も定例の祭典以外はすべて中止しましたし。

私は昨年このコロナ禍の中で今まで出来なかったことに取り組みまして、意外にも充実した日々を送ることが出来ました。今まで神社の事で精一杯で、私事をおろそかにしておりましたので、プライベートのメンテナンスや周辺環境の整理整頓と改善に時間と労力を使うことが出来ました。

今後、何時になるかわかりませんが、また皆さんと忙しい日々を送るためにもこの時期を有意義に過ごして参りたいと思います。

 

疫神齋(えきじんさい)バージョンアップ版#3リリース

宮司です。第2波も落ち着いたようですが、我々も進化せんならん、ということで疫神齋の新しいバージョンのリリースです。HPからダウンロードしてご自由にご利用ください。新川神社の賽銭箱の上に印刷した現物がありますのでこれもご自由に。今回も大盤振る舞いの無料です。地域の民生委員の方が「家庭訪問の時に配りたいから」ということでもご利用戴いております。ご近所や親戚、職場などにも張っていただき、このコロナ禍をサヴァイブして戴きたいと思います。

今後、第2波、第3波といつなんどきどうなるか、予測が付かない状況ですね。テレビばかり見ていますと不安が増すばかりですので、ワイドショーの見過ぎには気を付けましょう。

今回のテーマは「油断大敵!免疫力向上」にしました。世の中は経済を回さなければ死活問題になりますので人が動き出します。何時何処で感染するか、または感染に気づかずに感染源になるか、と考え出しますと不安と恐れで何も出来なく成ってしまいますが、気持ちが弱くなりますとカラダの免疫力が落ちます。
では、今何をすれば良いのか?何が出来るのか?と言いますと巷でもよく言われております、「免疫力の向上」ですね。これは一人でも出来ます。 このことは疫病対策のみならず、健康で過ごす事全般にあてはまりますので、今はつい緩みがちな「うがい・手洗い・マスク」を愚直におこない、「密閉・密集・密接」を避け、「不要不急の外出」をしないことを怠らないように「油断大敵!」ですね。

そしてメンタル(精神)面では 「祈る・笑う・がんばりすぎない・くよくよしない」
フィジカル(身体)面では 「快眠・快食・快便・お風呂で保温・適度な運動」が大事だと言われております。

(祈りの力と免疫効果)
今年の3月以降、コロナ禍が広がる時に「いのり」ということに改めて興味が湧きました。私ども神職は「祈る」のが仕事ですのでこの伝染病が蔓延する世の中の人心に「いのり」がどのような働きをするのか、単純に興味を持ったからです。

先ずはその語源からですが、「い・のる」は「意・宣る」で
「意(い)=こころ:意見、意識」+「宣(の)る=宣言、宣告」
つまり「自分の心の内などみだりに口にしないことをはっきりという」という意味が込められています。「祝詞(のりと)」の語意ですが、本来は「のる・こと(ば)」で「のり・と=宣・言」であろうかと思います。
漢字は当て字ですので予祝(よしゅく)という「あらかじめおめでたい結果が起こりますように」という意味を込めてあらかじめお祝いする意味でお祭りの祝詞が読まれますのでこの字を当てたのだと思います。いわゆるお祝いの前倒しですね。ギャラの先払いみたいなもんですかね。神様も稲作をする前に「本年も豊作でおねがいしまーす!」とご馳走をお供えされたならば、「しゃーねぇな、いっちょ、やったるか」と御神酒を呑んだ勢いでかなえてくれるんじゃ無いか?みたいな。
「宣(の)る」 とは、「神や天皇が神聖なる意向を人々に対し口で言葉にして表明すること」ですので普通の意見発表では無くてより真剣さが含まれる時に使う言葉です。ですから「いのり」は古今東西、理屈抜きで、不安や恐怖心から自分の心を護るために人は行ってきたのでしょう。

祈ったから伝染病に感染しないわけではありませんが、不安な心や恐れる気持ちを持ち続けてしまうと精神が壊れ、身体的健康もそこなわれていくので、我々の遺伝子の中には恐れや恐怖感を緩和するための「祈りの遺伝子」が有るのでは無いかと思います。

※産経新聞ホームページより抜粋——————————–
祈りは遺伝子を「活性化」する 慈悲の心が免疫機能の強化につながる 
筑波大学名誉教授・村上和雄

〜(前略)〜先に述べたマインドフルネス瞑想の研究では、宗教的要素を取り除いた瞑想様式にしている。しかしわれわれは「宗教的な祈りや瞑想」をそのまま研究対象にした。なぜなら「祈りや瞑想」は単なるリラクセーションや集中力アップの手段ではなく、大自然と調和した一体感や神仏との合一体験などの意識状態の変性を伴うものであり、そこに「祈りや瞑想」の本質があると考えたからである。

僧侶は身心の感受性が強い

まず、祈りや瞑想が身心にどのような影響を及ぼしているかを調べるため、日常的に祈りや瞑想を実践している高野山真言宗僧侶における遺伝子発現の活性化(オン・オフ)の検討を行った。

すべての生き物は、生命活動に必要な遺伝情報を、DNA(デオキシリボ核酸)という化学物質の配列(塩基配列)として暗号化している。この遺伝情報を遺伝子という。

時間や環境の変化に応じて必要な遺伝情報を取り出す仕組みとして、遺伝子の発現をスイッチのようにオン・オフしながら調節している。すなわち、「オン」とは遺伝子の発現が活性化している状態、「オフ」とは遺伝子の発現が弱まる、あるいは停止した状態である。

この調節にはさまざまな要因が関与し、いわゆる「心」の状態も「オン・オフ」に影響することが知られている。われわれはこれまでに「笑い」によって、2型糖尿病患者の食後血糖値の上昇が有意に抑えられること、免疫系の活性が適正化することなどを報告してきた。

今回、「僧侶型オン遺伝子」として見いだされた遺伝子はいずれもI型インターフェロン関連遺伝子であった。I型インターフェロンはウイルスの増殖を抑えたり、感染した細胞を除去したりすることによって、ウイルスから身体を守っているタンパク質である。僧侶群におけるこの特徴は、僧侶になるための修行か、あるいは日常の行において獲得・維持された資質であると考えられ る。すなわち、僧侶では自然免疫系が全体に活性化していると考えられる。

一方で、僧侶は他人の感情や行動に対する共感の度合いが高かった。これは、僧侶の心理的な感受性の強さの表れといえる。本研究で最も興味深い結果とは、共感性と僧侶型遺伝子に一定の関連が見いだされたことである。僧侶における自然免疫系の活性化は、僧侶の身体的な感受性の強さの表れの一つとして捉えることもできる。

ここから、共感という心理的な感受性と、自然免疫機能という身体的な感受性に共通の基盤があることが推測される。これは、身心の関連を考える上で大変興味深い結果であり、宗教性や祈りがそのような身心基盤の成立に関わっていることが推察されるのである。

※産経新聞ホームページより抜粋 ココマデ——————————–

すごいですね、やはりお坊さんは偉かった。実験結果から、他人の感情や行動に対する共感の度合いが高いと、自然免疫力が活性化するようです。古今東西、宗教的な情緒を導く「いのり」が心身を整える役割があることがバイオテクノロジーの観点から注目されているってことも凄いですね。

我々神職も「いのり」が仕事ですので、なんか自信をもらえました。

ところでみなさん、「いのり」ということで、毎日の日課としてお参りされてますか?
是非朝一番にお参りされますことをお薦め致します。
(神棚の無い方は下記写真の簡易神棚は無料ですのでこの機会にどうぞ。申し込みは舩木家まで。)

目に見えない神に心を寄せる習慣「気づき」を多くし、「直感力」「正邪を見極める洞察力」を導きます。お祈りするときは我心の無い素直な気持ちでお祈りすると神様は喜ばれるみたいですよ。

 

木原盛夫-写真展-「とやま、祭り彩時季」ミュゼふくおかカメラ館拝見しました。

お久しぶりです、宮司です。毎日暑いですね。
以前から神社の祭事に突如と現れては写真を撮影しておられた木原さんからご自身の写真展の招待状が届きまして、丁度息子兄弟もそろったところでしたので高岡の蕎文で「すだち蕎麦」

をいただいてから福岡町まで足をのばしました。

実は木原さんとは改めてどこの誰でどんな目的で写真を撮っているのか?とかお話ししたことも無く、写真好きのアマチュアカメラマンかな、と思っておりました。新川神社のお祭りもそうですが、四方の恵比須神社の海上渡御祭などにも気がつくとカメラを構えていらっしゃったり、「神出鬼没」な得体の知れない感じの方でしたが、お話ししますと気さくな方ですし、一度田んぼ学校のミニ写真帳や撮影された写真のコピーなども戴いた事もありましたので、うちみたいなマイナーなこぢんまりとした祭礼にもどこで調べたのか、足繁く撮影されていましたので奇特な方だなぁとも思っておりましたので、写真展の招待状をいただいたときはいささかビックリしました。

写真展のチラシに木原さんのプロフィールが書いてありまして、そこには「これまでに500人を超える国内外のミュージシャン、俳優、作家を撮影。」とありまして、そういえば以前東京で写真撮っていた、とサラリと聞いただけで詳細は聞いておりませんでした。あらためて、聞いてみようと思いながら現地会場に到着。会場入りして仰天しましたのが、おびただしい数の富山の祭礼の写真展示でした。県展とかの写真展より多い圧巻の展示で、そこには見慣れた風景や見慣れない祭事の曼荼羅のような富山の風景でした。中には見慣れた新川神社の田んぼ学校や、大沢野の猪谷地区の湯釜神事の様子、四方の恵比寿祭りの海上渡御祭の様子もありました。意外にやはり自分の担当神社の風景は一発で目にとまりますので、ここでようやく木原さんのことを「これはただ者ではない」と感じたわけです。そうか、これをやりたかったんだなぁと。

正直、久しぶりに感動致しました。私たち神職は実は祭礼時期は忙しいので他の神社の祭礼はあまり見たことが無いのです。TVや新聞などで知る程度で自分たちの職務を果たすのに精一杯で、他の神社の祭礼なども参考に成るので興味はありつつも実際にいけない事の方が多いので逆に一般の人の方が数多く拝観してるかもしれません。そのような祭礼の様子を写真で見ますと各地域の方々がほんとうに手間と労力とお金をかけてお祭りをもり立ててそして楽しんでいる様子が伝わりまして感動致しました。家族といろいろ話しながら、また私が写っていたりする写真など見つけながら楽しんで拝見しました。

全部拝見した出口に今回の展示のフォトブック『とやま、祭り彩時季』の11巻が販売されていました。これは全部、貴重な富山の祭礼記録資料として蔵書しなければと思い、即購入を決意しました。(第2巻だけ欠品でしたので後日再版時に届きます)
第7巻目は新川神社の田んぼ学校の早乙女が表紙です。私も毎年泥の田んぼに咲く、紅白の早乙女の姿が好きで、この構図は鉄板です。ほかにも猪谷の神社での湯釜神事で楽しそうに笹葉で熱湯を参拝者に振りかける宮司さんの姿が笑えます。

展示室ロビーに木原さんがいらっしゃいまして、ご挨拶と感動したことをお伝えしまして、改めて東京でのお仕事のことを聞こうと思いましたら、ご自身の東京での仕事のフォトブックをお持ちでしてそれを拝見してまた、ビックリ! NIRVANAのカート・コバーンをはじめ、PinkCloud時代のCHARなど国内外の有名ミュージシャンのライブ写真やポートレイトが納められていました。ミュージックマガジンやロッキンオンなどの音楽雑誌の写真を撮るフリーランスのカメラマンだったということで、こりゃ本物だと。私にしてみましたら今まで読んでた雑誌の写真を撮っておられた方ですので凄いなと。カリスマ的なミュージシャンとフォトセッションなどあったと思いますから80年代からのポピュラーミュージック史みたいなもんでした。
あまりにも普段は気さくな感じの方ですので「如何にもカメラマン」的な感じがしないところが、より本物です。

そのロビーにはソニーのαシリーズのカメラがミノルタのストラップを付けて同じ機種が3台展示してありました。この五年間使い続けたカメラだそうで、すべて同じ型のカメラで撮り続けたということです。次から次と出てくる新機種の方が性能は良くなっていくものの、途中で写真の雰囲気が変わると一堂に展示したときに写り方に差異が出ないようにとの配慮と聞いて納得。
また、木原さんはすべての場所に公共交通と徒歩で撮影に行っておられるのに驚きました。東京在住の時はたしかに自家用車無くても仕事できますが、富山だときついんでは無いかと思いますが、そこのところもコラムに書いてありましたが、車で予定時間に現場に乗り付けて祭りのクライマックスだけ撮影して帰るだけでは撮ることが出来ないまつりの情景がある、ということに気づかされました。時間をかけて、足で歩いて行く道のりが無駄では無いということですね。深いです。

今年は新型コロナ蔓延防止の為、すべての祭礼神振行事が中止になっている中で、この場所だけは豪華絢爛な祭礼の風景が満載の場所ですので、こんな時だからこそ、とやまの祭りのなんたるかを感じる事ができるグッドタイムリーな企画展だと思いました。もちろん、偶然そういう時期に重なっただけですけど。
是非、みなさんも見に行ってみてください。
every picture tells a story という、英語のことわざがありますが、《どんな絵にもそれぞれ物語がある》通り、いろいろな物語りが感じられる写真展です。

古事記に親しむ・日本書紀に親しむ・鷹乃羽雅楽会は来年2月迄休講します。

宮司でございます。お盆も過ぎようとしておりますが残暑厳しい中皆さんお元気でしょうか?
しばらくブログの更新もなかなか出来ずにすんません。なんか、御守り業者がお正月の発注をせかすものでお盆前に棚卸しをせにゃならんかったということでお許しください。

さて、本題ですが今日現在、疫病の第二波のまっただ中という感じがします。以前にお伝え致しました事に「不要不急の外出禁止令がでたら諸行事中止」という基準でしたが、行政はステージ2の宣言はしておりませんが、限りなくステージは1.5くらいになっていると私は感じております。

当方独自の判断で古事記に親しむ・日本書紀に親しむ・鷹乃羽雅楽会は来年2月迄休講します。先ずは参加者の方々の心情と、今後の感染拡大の見透しを考慮しますと参加者の安全確保を優先する事にいたしました。
今後は「巣ごもり企画」といたしまして定期的なリモート講義通信を参加者には無料にて配信いたしますのでご自宅にいながら古事記・日本書紀に親しみ、雅楽の腕を磨いていただきたく思います。
やはり参加者にはご高齢の方も多くいらっしゃいますのでこちらがいくら対策しても限界もありますので。
雅楽に関してはマスクを外さないと行けない事や、職場で関東圏や関西圏など感染者が多い場所への出張をせざるを得ない現状で「自分がもしかしたら感染を広げてしまうかも知れないリスク」も感じていらっしゃる方々が本年度は休講したいというご要望もありました。私ももっともなことだと理解しましてすべて休講を決断しました。
逆にこういう機会を有効利用して、自宅でできる修行を提供して参りたいと考えております。

令和2年夏越大祓ご報告

宮司です。本年はすべての事に関して新型コロナウィルス感染防止対策を行うということで、先ずは密集を避ける意味で3日間の開催という事と、拝殿内で行う「無病息災祈願」は密集するので後日宮司が祈願するということで自由参拝といたしました。その代わりというわけではないのですが、後日無病息災祈願はご神前にご祈念するということでこの機会に「疫神齋(えきじんさい)」の護符を参列者に授与いたしました。「疫神齋」と「茅の輪御守」のダブルで家門を守護することになります。

今年は6月中にまとまった雨も降らずにいましたので茅の輪の材料である「茅(かや)」もなかなか良い感じの物が少なくて採取に苦労しましたが、本年は3日間ということで例年ですと100名前後ですので120〜130くらい茅の輪を用意していましたが、本年は余裕を見て150輪準備しました。二日目を終えた時点で茅の輪が40輪になりましたので急遽残りの材料で12輪作りましたが、結局合計134輪で無事足りていましたので読みは当たっていたわけですが、来年、再来年も3日間で続けていこうと思いますので増えていくでしょうね。

また、本年は3日間ということで雨天時の対応として参集殿で神事をする、ということも新たに始めました。やはりこの時期は天候が怪しいのでいつ何時雨が降るかわからないような状況ですので参集殿で大祓神事をして地の輪くぐりは傘を差してでも回れますし、その後は本殿で自由参拝して茅野はお守りと疫神齋護符を各自お持ち帰りいただくという流れにいたしましたら時間も短縮できて良かったです。大祓神事は元々境内の外で実施した方がよろしい神事ですので参集殿での開催はその意味では最適な場所です。

実はコロナ以前から3日間にしたほうが、来たいけどこれない人が少なからずいらっしゃることも知っておりましたので、今回はコロナ対策もありますが、以前からチャレンジしたかったことに飛び込めた年となりました。その分準備期間を早めにして進めなければいけませんが、そんなに負担な事でも無かったです。結果として密集を避けながらも例年より多くの方にご参加いただけました。

 

令和2年6月16日新庄新町・橋宮神明社田祭りに鷹乃羽雅楽会奉仕。

宮司です。引き続き6月の出来事のご報告です。
新川神社の隣町の新庄新町の田祭りに雅楽演奏を加えてほしいというご要望により、鷹乃羽雅楽会が奉仕いたしました。昨年11月の最後の練習以降は新型コロナウィルス蔓延のため練習はできていませんでしたが、今回は川嶋広報部長にデビューしていただこうということでいつもの無茶ブリにも関わらず、初舞台を立派に演奏されました。
初めて人前で演奏するのに加えて今回は「道楽(みちがく)」という神社まで参進する間、雅楽を演奏しながら導いていただくという、いわゆる「流し」ですね。これも初体験ということでしたがチャレンジしていただきました。歩きながら演奏するということは譜面が見れないので暗譜していないといけないわけですが、事前に歩きながら吹く練習もしていただきましたので、大丈夫。
歩きながら吹く、というのは端から見ている以上に大変な作業でして、演奏に必要な酸素が歩く運動に持って行かれますので酸欠に陥りやすくなります。ですから、吹き方を省エネ化して呼吸の配分をしなければいけないという事も出てきます。

この「田祭り」は田植えが終わった後の一段落のお祭りで、お宮の参道に灯籠が吊り下げられ、氏子のみなさんが思い思いの絵や書を描いて奉納されます。
例年ですと直会で皆さんとお酒を飲んで盛り上がるところなのですが今回は中止でおとなしく解散ですが、雅楽演奏で少しでもいつもと違うプレミアムな夕べになったのではないかと思います。

6月7日梅の収穫と梅酒仕込み

宮司です。macの再構築を終えましたので遅くなりましたが6月の様子を随時紹介して参ります。
一昨年から始めましたご神木梅酒の仕込みですが、なんとなく6月6日に日を決めて収穫しておりましたが、今年はどうも梅の実の出来映えが例年になく少なくて、これは今収穫するのは時期尚早でもう少し待った方が良いのかなと思いまして。ネットでいろいろ調べましたらどうやら暖冬の影響で実り具合があまりよろしくないと情報を得ましたので、待っていてもかわらないのでしたら収穫しようということで7日に収穫いたしました。
昨年、おととしは比較的実が多くなっていましたので綺麗なキズのついていない物を選べましたが本年はその余裕はないものの、なんとか3kg収穫できました。昨年同様に青梅1kg、紅梅1kg、ミックスのロゼ1kg、仕込みました。
家内から聞いたのですが実は6月6日って「梅の日」だそうですね、全然知らずに今まで6月6日に収穫していました。同じ日に収穫した方が出来映えの比較ができるし、ぞろ目の日が覚えやすいから、という理由だけでしたが、偶然に「梅の日」だったとは。
今年は1日遅れですが、出来がたのしみです。

水無月のご報告

宮司です。お久しぶりです。6月中はついにブログが書けませんでした。それにはワケがありまして。事の発端はmac(パソコン)のOSのバージョンアップで、すったもんだで結局以前のOSバージョンのMojaveに戻して、システムを再構築したわけです。バックアップデーターが取り出せない、という絶体絶命の状態でしたが私の師匠の機転でなんとかすべてのデーターの復旧ができました。macユーザーの方、新しいOSのVer10.15 Catalinaへの移行はまだ早いので気をつけてくださいね。さりげなくヴァージョンアップを促してきますが、無視してください。もしくは現在の環境とは別のマシンで動かすとかした方が賢明です。私も以前はそうしていたのですが、基本を忘れたので反省です。ですが、おかげ様でmacもかれこれ23年間分の余計なデーターも消え、クリーンに成りましたので、かえってより良い環境に成りましたので結果オーライでした。

現在はかれこれ23年分のデーターがありますのでデーターのコピーに丸1日かかったりします。
いろいろ試行錯誤しながらやってきたんだなぁと思いました。
そしてこの教訓からデーターを二重三重のバックアップにしましたのでコピーだけで一週間くらいかかってました。icloudにもあげておきましたので、参集殿のmacと自宅のmacで同じデーターが使えるので便利になりました。以前からこういうふうにしたかったのですが、行事に追われてなかなかできなかったので、今回のトラブルのおかげです。

今まで、平成28年(2016)の新庄遷座400年祭以前の平成24年あたりから神社の新しい活動をスタートさせて以来、カッコイイ言い方をすれば「前しか向かずに突き進んだ」のですが、その後も走り出したら止まる事がなかなかできずに、仕事環境であるパソコンも「今、とりあえず仕事をしなければいけない」ので、メンテナンスや設定、新しい技術の理解と習得、その活用などは後回しにして参りました。色んな情報もあまり収集していなかったですね、今思えば。
アプリなんかも使い方をもう少し深度の深いところを習得すればもっと効率的に、今までできなかったこともできるようになるのに、「とりあえず、今使える範囲で〜」と流してきました。

今年の正月、本年の目標のひとつとして新川神社のホームページで未完成のコンテンツの完成を誓いました。お正月行事も一段落した2月から毎朝少しずつ作業を進めてきました。主に小学生の為のページと、一般向けの年中行事など進めて参りました。ステイホームの時期となりましたが、かえっていつも落ち着いてできなかったことに集中出来ました。

今回改めて思いましたのは私にとってパソコンは道具としてのパソコンではなく、やはり「Mac」なんですね。この23年間、Macだから楽しんで仕事をやってきたと断言できます。仕事や想像力を引き出してくれるパートナーであり、心の拠り所でもある事を認識しました。朝起きて珈琲を煎れて机の前に座り、macの電源を入れると「ジャーン」というBeatlesの「A Day in the Life」のエンディングのピアノコードにインスパイアされたという起動音が鳴り、一日が始まることは、毎朝朝食に蕎麦を食べる事と同じで一日の始まりに気分を上げるのに必要不可欠な「通過儀礼」です。

7月からは気持ちも新たに生まれ変わったMacと共に進んでいきたいと思います。

 

令和2年の夏越大祓は新型コロナウィルス対策バージョンで

宮司です。緊急事態宣言も解除になったというものの、まだ様子見といいますか、そろ〜りそろりと歩き出す感じでしょうか。季節も爽やかな季節となり、早くも夏越の大祓の案内をする時期となりました。本年の夏越の大祓は新型コロナウィルス蔓延防止策として

①本来30日の神事を3日間に拡張して密集の回避
②本殿内での無病息災御祈祷は後日神職が奉仕、祈祷護符の切札である「疫神齋(えきじんさい)」を茅の輪守と共に授与し祈祷の証とする
③雨天時は参集殿内で受け付と神事を行い、茅の輪くぐり、本殿で各自二拝二拍手一拝の拝礼の後、疫神齋(えきじんさい)切札と茅の輪守を受けて帰宅

という感染防止策の流れで実施致します。時節柄ご了承ください。
夏越の大祓は「元祖・疫病退散神事」です。第二波の蔓延防止に努めて開催致します。

気の早い話かと思われますが、私は既に正月をどうするか、考えております。
七五三詣ではうちは昔から予約制で一家族単位の個別祈祷ですので「密集密接」はありませんのでいつもの通りで宜しいのですが。

ですけれども、今回の疫病で感じましたのが、神社やお寺が、一見無駄に大きな建物のように造られていたのは、密閉を避けるための疫病対策だなということです。
結構、吹きさらしの拝殿のお宮とか多いですし。明治神宮とか。

市道新庄10号線第二期拡幅工事開始

宮司です。田植えと同日の5月13日より神社境内の神木25本の根っこの抜根工事と水路の側溝工事が始まりました。かなり大きな掘削作業にやはりこれは大きな仕事なんだとあらためて思いました。通学路の道路でしたので如何に通学路の動線を確保するのかも心配しておりましたが、不幸中の幸いで疫病のため現在小学校は休校中ですのでその心配は不要となりましたので工事業者も伸び伸びと作業中です。
工事は三期までありますので、完全に開通するには来年までかかりますが、道路工事以外にも電柱の移動がありますのでそれも含めてまだまだ課題がありますので気は抜けないのですが、来たるべき開通の日を目指してより良い選択をして参りたいと思います。

ですが、道が広がると今でも心配なのが法定速度を明らかに超越したスピードで突っ込んでくる車が増えることです。今でも「我先に!」という気を帯びた車はエンジン音や雰囲気でわかりますね。今まではガードレールがあったので小学生たちが車と接触することは先ず無かったのですが、今後この点だけ、通学児童の安全確保策を完璧にして戴きたいと思います。

令和2年5月13日御田植え祭斎行

宮司です。毎年恒例の「田んぼ学校」は新型コロナウィルス蔓延防止の為、御田植え祭、稲刈り祭、しめ縄作りとコシヒカリ試食会の全行程を中止といたしました。「田んぼ学校」は休校しますが、神饌田は稼働します。神さまの神饌のお米は作らなければなりませぬから。農作業も三密を避けるために機械を使用して少人数に短時間ですることを優先しての決断になりました。

こういうときはスパッと止めることは徹底的に止めて、空いた時間を今後の事に使いたいという私の思いもあります。

御田植え祭や稲刈り祭は宮司のみで粛々と致しまして、田植えは奉耕者の吉田榮一さんとご子息お二人と宮司でお仕え致しました。泰子権禰宜は記録係です。
田植えは本来は16日の土曜日の予定でしたが天気予報も見ながら急遽13日午前9時からということで繰り上げました。晴天にて爽やかな日でした。久しぶりに田んぼに入りました。いつもですと雅楽に併せて太鼓を叩いておりましたので。本来野良仕事、好きなんです。アウトドアとか。

大体うちの神饌田は三角形なんですよ。どうやって田植機でうえていくのかなぁ〜と思っておりましたらそこはプロですね。田植えの一筆書きみたいな感じで出入り口に戻ってこられました。
田植機が方向転換したときに出来る轍をトンボで慣らしてフォローします。餅付きの相方みたいなもんです。
田植え用の長靴「豊作」を履いて、田植機では植えきれなかったスペースに早苗を植えていきます。
なんか、田んぼの泥の中を歩いていますと農耕民族の遺伝子が刺激されて、楽しかったです。こんな早苗がお米になるんですからあらためて凄いなと。
疫病が流行っていますので常時の行事が出来なくなっていますが、逆にそこで気づいた事を今後に生かしていけるように日々勤めて行ければと思います。

疫病退散!プロジェクト第4弾:巣ごもり期間企画 古事記・日本書紀の疫病にかんするお話 其の1

宮司です。非常事態宣言も5月末まで延期になるようですので、第4弾をやります。
本年は日本書紀撰定1,300年の年ですので「日本書紀に親しむ:昼の部」を満を持して開催予定でした。併せて「古事記に親しむ」も3度目の素読会を最初からスタートする予定でしたが、現在スタート待ち状態です。そ・こ・で、みなさん巣ごもり期間中に素読会をフォローするコンテンツを書き下ろしいたしました!古事記・日本書紀に親しむに参加予約戴いた方に「疫神齋御朱印チラシ」「最勝禅寺疫病沈静禅札」と共に郵送済みですのでお待ち下さい。ネットではいち早く公開いたしますし、今回は一般にも公開しまして「古事記・日本書紀に親しむ」を通じて神道に興味をお持ち戴けましたら幸いです。
今現在、「古事記・日本書紀に親しむ」参加申し込みは延べ181名、重複を除きますと実質130名の方がエントリーされています。この巣ごもり期間を逆に有意義に過ごして戴ければ幸いです。

第2弾は5月末にお届けする予定です。現在巷では「クタベ」「アマビエ」という霊獣・妖怪が人気を集めています。良いですねー。妖怪や伝説は社会の危険回避に役立っていたんですね。「妖怪」を学術的に研究している大学の事を一度テレビで見たことがありましたが、「目に見えない物の存在」を「ものがたり」にして治世の福利厚生、危険回避方法論として機能させてきた「古代の社会学」と感じて居りました。

では、神道では?っということで、いよいよ真打ちの登場です。「大物主神(おおものぬしのかみ)」「素盞嗚命(すさのおのみこと)」「大己貴命(おおなむちのみこと)」「崇神天皇(すじんてんのう)」古事記・日本書紀に語られる疫病伝説をご紹介したいと思います。お楽しみに!