本日より開催 NEO MODERN くゆら織展 〜古事記の神々・やまとしうるわし〜

宮司です。愈々本日、明日の11月29日〜30日の10時から16時、新川神社参集殿にて開催されます。
神様って実体がございませんのでどんなお姿か我々人間に取りましては人智を超えたところにおわします御存在ですので、我々はその御存在に想いを馳せるしか無いわけです。

その中にも先ずは神社に参拝することで理屈抜きに御存在を鎮守の杜で感じて戴く事だと思います。そして、よりお近づきに成りたい、もしくは自分の根源的な物事に興味がある場合はその「道しるべ」に成りますのが日本神話である「古事記・日本書紀」を読むと言うことになります。

今回の「NEO MODERN くゆら織展 〜古事記の神々・やまとしうるわし〜」は当社開催の「古事記に親しむ」素読会で古事記全巻完読されました高須佳美様が実際に素読されたイメージから古事記の神々の御神威と申しますか、御神格を「くゆら織」にて丹精込めて織られた作品群です。

古事記の原文を読みますと、不思議となんとなく、自分なりの神様のイメージが湧きます。
本当に親しみが湧いてくるんですよ。しかも高須さんは現在「日本書紀に親しむ」素読会も平行して参加されていますので、より強くイメージが降りてこられているんだなぁと作品群を拝見して感じます。

両日とも神出鬼没で宮司が展示室に居りますので、私なりにご説明申し上げる時間もあるかと思いますので、お誘い合わせの上お越し下さい。

令和6年度 年越大祓のご案内

宮司です。早くも年末のご案内です。
恒例の大祓式ですが、夏越大祓には茅の輪御守を授与し、年越しには神饌田で収穫した「コシヒカリ」を綯ったしめ飾りである「笑門来福御守」を授与します。ホームセンターなどで販売しているお正月飾りは豪華で綺麗でセンスが良い物ばかりですね。
ですが、そもそも神事で使う「しめ縄」は縄と紙垂と呼ばれる稲妻の形をした白い紙が挟んであるだけのシンプルな物なんです。

そう、本物は「シンプル」なんです。

神社の境内である神饌田で何度も何度もお祓いを受けた稲藁には神気が宿っています。そして綯う人(宮司さん)の魂が籠もります。

是非1年の罪ケガレを祓い清めて清々しいお正月をお迎え下さい。

新庄若鷹会 注連縄講習会 参加者募集中!

田んぼ学校と同日12月8日(日)午後7時からですが、注連縄講習会大人の部のご紹介です。
私的には昼夜のダブルヘッダーですが、設営など準備と後片付けを考えますとこの方が効率的です。
夜の部は「お宮で飲もう会」があります。お酒飲めない人出も大丈夫です、ソフトドリンクもあります。

令和6年 田んぼ学校 しめ縄作りとコシヒカリ試食会 参加者募集中!

 

宮司です。堰を切ったように怒濤のブログ更新です。
来る12月8日(日)午前10時〜午後1時 しめ縄作りとコシヒカリ試食会を参集殿にて開催致します。
今年収穫した藁でお正月に玄関に飾るしめ飾りを作ります。しめ縄は左綯いで、古事記。日本書紀の「天の岩戸開き」の神話が起源ですから、神様の時代にまで遡ります。
日本書紀には天照大御神様が二度と岩屋にひきこもりなさらないように「左綯い」のしめ縄を掛けた、と記されています。
何故「左綯い」にした理由までは書いてありませんが、私が推測するに、普段作業に使う縄は「右綯い」なので天照大御神様がおこもりになっていた神聖な場所である岩屋に掛ける縄は作業用に使用する縄と区別するために敢えて「左」に綯ったのではないかと思うわけです。いわゆる、「おまじない」の一種ですね。二度と起きては成らぬ事と、厳格な結界を結ぶ意味で左綯いにしたのでは。左というのは日本では「上座」を意味しますし、奥の手も「左手」だそうです。

令和6年度 田んぼ学校稲刈り 5年ぶりに開催!

ブログの時系列と致しましては前後が逆になっており、ご報告が大変遅くなりましたが5年ぶりに開催の田んぼ学校稲刈りのご報告です。

天候に恵まれた晴天の下、小中学生17名、保護者、総代、奉仕社含め総勢51名の参加で大人も子供も一緒に収穫を楽しみました。

5年ぶりの開催ということで初めての体験だったと思いますが、後で感想を聞きましたら「鎌で稲がザックリと刈る感触が良かった」というコメントが有りました。
鎌に関しましては毎回使用後に丁寧に一本一本錆びを取り、潤滑剤を吹き付けて収納しておりますので良く切れる状態だと思います。

収穫の前に稲刈り奉告祭を致し、鎌を祓い清めて皆さんに怪我が無き様にお祈り致しました。
稲刈りも鎌が良く切れるので、奉耕者から指導を受けてみんなで稲刈りをしました。
その最中は鷹乃羽雅楽会が「越天楽」を演奏し、雅やかな雰囲気の中で神様へのお供え物である稲を収穫しました。

その後は服を着替えて、いつもでしたら脱穀に「千歯こぎ」を借りてきたのですが、なんと今回は経堂の盛田造園様のご厚意により、足踏み式脱穀機をご奉納戴きました!
「千歯こぎ」よりも効率よく脱穀が出来ます。

脱穀の後は昔ながらのすり鉢にすりこぎ棒で「籾すり」をしますが、なかなか時間がかかり、きれいに籾殻は取れません。女子は起用で手で籾を剥いでましたがその方が早かったかも。
籾殻を取った玄米を精米するのに瓶に入れて木の棒で突っつきまわすのですがこれもなかなか白くなるまでには気が遠くなる作業です。このような体験を通じて、白米になるまでに多くの作業があるのだなぁということを体験して貰いました。

その後は古事記の紙芝居を見て貰い、その古事記の内容と稲作・お米に関するクイズを織り交ぜて実施しました。これで子供達は日本の神話と米作りが繋がっている事を感じてもらえたら幸いです。

「やってみないとわからない領域がある」
私の座右の銘でもある言葉ですが、体験にまさるものは無いので、新川神社では稲作を始めとしまして古事記・日本書紀、雅楽や禊祓えなど神道を体験していただく行事を揃えています。

昨年の稲作は全国的に猛暑による収穫の少なさや米の品質低下が有り、9月には店頭に並ぶ米不足で米価も上がり、我々の生活に影響を及ぼす事が改めて感じる年でした。

本年は昨年よりも取れ高も品質も良く、例年並みの収穫であったと評価されました。
12月8日には収穫したお米をみんなで「おむすび」にして食べる「試食会」と稲わらでしめ縄・しめ飾りを作るワークショップが有ります。みんなで自分が植えて収穫したお米を神様にお供えできた喜びと、食べる体験を分かち合いたいと思います。

NEO MODERN くゆら織展 〜古事記の神々・やまとしうるわし〜

今回は間もなくのブログ更新です、宮司の舩木信孝です。
芸術の秋といいますが、やはり落ち着いた気温だと気持ちも落ち着いてきますので、音楽朝市に続いて今回もアーティスティックなお知らせです。

本日、参集殿を展示会場に利用されるにあたり、主催者であり、くゆら織の製作者であり、展示企画のプロデューサーでもあり、当新川神社崇敬会たまむすひの会員でもあり、古事記・日本書紀素読会参加者でもあられるオフィスアルモニ代表の高須佳美様が作品と共に正式参拝を戴きました。
誰よりも先に神様にご覧戴き、神様の御神名と御神威を帯びた作品の展示になるお許しとお浄めのお祓いとご報告をお勤め致しました。
たぶん、神様には即、オッケーいただいたような気がしました。というよりか、たいそう喜んでおられたように感じました。
正直、全てを並べてみると圧巻でございました。古事記の神々をイメージしたくゆら織の織り物を額装された作品なのですが、こだわり抜かれたレイアウトと額装、この額装も全てオートクチュールなので、さぞかし神々にお気遣いされたのだろうなぁと。

我々神職は、御神名をお記しした御神札や御守、授与品(絵馬・神矢・縁起物)を参拝者に授与する前に、必ず御神名をお記しした御神札・御守を授与するご報告の神事をします。
高須さんは自ずから心得ておられる方で必ず当社で展示前に御神前にてご報告の参拝をされてから展示会を開催されます。

「やまとしうるわし」は、古代日本の国原を愛でる『古事記』の一節「倭(やまと)は 国のまほろば たたなづく 青垣(あをかき) 山ごもれる 倭し美(うるわ)し」の「倭し美」です。この歌は、倭建命が故郷を思って詠んだもので、その意味は「大和は国の中で一番良いところである。幾重にもかさなりあった垣根のような山やまにかこまれた大和はほんとうに美しくて立派なところだ」とされています。(AIによる概要)

今回の神様をイメージした作品の他に、日本の麗しい情景をイメージした作品も有ります。
古事記では日本の島々そのものが伊邪那岐命・伊邪那美命が国生みされた「神」ですので言うなれば同じく「神」イメージの作品ということになりますね。

私自身、高須さんのくゆら織展を拝見した中で、一番身近に掲げられる、しかも傑作の数々で神々しい作品群です。是非ご覧下さい!

 

R06.11.03 音楽朝市 新川神社

お久しぶりです、宮司の舩木信孝です。
今年最後の「音楽朝市」が奇跡的な晴天で行われました!
天気予報では数日前には雨模様でしたが、日本晴れでした。

私の誕生日の次の日、ということでお祝いも兼ねて今回も多数掘り出し物の音楽を沢山手に入れました!
今、入手したCDを聞きながら書いておりますが、自分では聞かないジャンルへの挑戦にうってつけです。出店者もかなり玄人好みで。お薦めの音源とか素直に聞けば、色々と教えてくれました。

今回は前回の音楽朝市でCD1枚だけ買いましてそれを聞いてどハマりした「ジョン・レンボーン」辺りを買い占めました!CD1枚200円か100円の出店者(ジェリーズ)で塊で買いました。14枚かっても2,600円。コスパすごい。その他ダースベイダーのしゃべるマスクとか、ギターのシールドとかLPレコードも買いました。今回も散財しまくりました!でも、安いんですよね。

キッチンカーもジェリーズのジャークチキンに西野商店の焼きそば、今回初出店、地元新庄の「だいだい」は、たこ焼き、鯛焼きで参加。その他焼き鳥やスムージードリンク、Lampara Coffee、古着や衣服、アクセサリーなど、過去最大にバラエティーに富んでいました。

音楽パフォーマンスも常連のNicole&ひろきに今回初めてヴェリーダンスが参加。
来年は是非鷹乃羽雅楽会も参加出来れば良いですね。

来年も継続して開催の予定です。またスケジュールは追ってお知らせしますね。
私にとって新しい音楽との出会いがある場所として、たまらないイベントです。
またYouTubeで戦利品をご紹介してまいりたいと思います。
過去の動画も有りますのでご覧下さい。

七夕イベント/ 織姫物語 御奉納「くゆら織」参加のご案内

昨年には七夕イベントとして令和5年の旧暦の7月7日に当たる8月22日に「星合night」と称して社殿のキャンドルライトアップとファイヤーパフォーマンスを致しました。小児ガン啓発プロジェクトの一環としてのイベンターとのコラボレーションとして当崇敬会も共催として開催致しました。

昨年のご案内の時に「日本古来の七夕(たなばた)の意味」をご紹介致しました。

本年は「満を持して」、日本古来の棚機(たなばた)を元とした新川神社独自の七夕イベント、その名も「織姫物語」を企画・開催する運びとなりました!

一言で言いますと・・・「織り姫体験」、これに尽きます!

今回の企画には当崇敬会会員でもあられます「色と香りのオフィスアルモニ」代表の高須佳美様に主催と総合企画を戴きました。

以前から、願いを込めた五色の短冊を笹に飾る、いわゆる一般的な行事としての七夕(たなばた)に、日本古来の祖先祭を根底に据えた神社ならではの棚機(たなばた)を開催したいと思っておりましたので、正に要領を得た企画であります。
ちなみに、七夕を「シチセキ」ではなく「タナバタ」と読むのは、機織(はたお)りをしていた織女や、機織り機を盆の時期に先祖へのお供物を飾る棚として利用していたことなどと関係しています。

織り姫体験 日時 8月2日/8月3日 12:00〜16:00 参加無料
今回は参加者が新川神社の神様に奉納する「くゆら織」を機織り機で各自が少しずつ織ります。大勢の方々が少しづつ紡いだ織物が1つの作品として神前奉納されます。機織りはほとんどの方が初めてだと思いますので、高須先生がご指導いただきますので是非織り姫になったつもりで体験してみて下さい。

8月2日:オープニングセミナー「七夕の美学」10:30〜
また、スペシャルイベントとして8月2日にはオープニングセミナー「七夕の美学」が開催されます。より深く七夕の事をお伝えする機会となるでしょう。
参加者にはお茶と引網香月堂の創作菓子と七夕の香りのアロマがプレゼントされます!
引網香月堂は創作練り菓子では既に全国的に有名な名店です。定員がありますのでお早めにご予約下さい。

8月3日:ワークショップ「小学生のためのミニくゆら織」10:00〜
機織り機で機織りするにはある程度身長が必要ですが、小学生低学年でも手だけで織れるキットを用意しておりますので、「かわいいくゆら織」作品が作れます!好きな色の糸を織り込んでいく「くゆら織」は貴方だけのオリジナルな作品となります。
是非、織り姫体験を楽しんでみて下さい!

8月10日:「くゆら織」奉納式10:00〜 参加無料
機織り機で織られたくゆら織を一週間かけて表装され、御神前に御奉納する準備が整う8月10日にはいよいよ新川神社の神様に皆さんで織ったくゆら織を奉納致します。この日は旧暦の7月7日に当たり、本来の七夕の日です。くゆら織を織って戴いた参加者は是非ご参列下さい!
七夕の短冊に願いを込めて記入を戴き、奉納式に参列していただきます。
お祓いの後、宮司手作りの特別七夕御守が授与されます。目下製作企画中です。お楽しみに!

令和6年3月24日若鷹会春祭りみこし担ぎ練習・お宮で飲もう会開催

宮司です。本当にブログを更新する機会が減りました。色々と優先事項が増えて参りましたのが原因ですが、実は内心はもっともっと新川神社の様子を情報発信して参りたいと叫んでいますので、頑張ります。

さて、昨年コロナ禍明けで再始動した春祭りの御神輿のメンテナンスと、宮入りのリハーサルを兼ねた「お宮で飲もう会」を3月24日に開催致しました。

あらかじめ神輿を清掃し、組み立ての動作確認と神輿の担ぎのリハーサルを致しました。本当に若鷹会の存在は私にとって天使のような存在で助かりまくりです。今までは一人でできる範囲の事しか出来ていなかったのですが、おかげ様で神輿も神輿蔵もキレイに清掃でき、春祭りを迎えることができる事に感謝いたします。

この新川神社の神輿は明治32年(1899)の作であることが神輿の胴体の内書きでわかるので、今年でなんと、125年物のヴィンテージ・カーです。造りが昔ながらのスタイルですので屋根の曲線や全体のフォルムが綺麗で荘厳な感じがします。どこから見てもかっこ良いデザインです。

みこし担ぎが終われば、恒例の「お宮で飲もう会」。今年は四方の漁師さんから「ホタルイカ」をたくさん戴きましたので皆で食べました。恒例の宮司セレクト酒も新酒を仕入れました。
生酒は能く効くので、気がついたら事務所で寝てました。イビキをかいて寝てたそうです。
歳にはかないません。

今年も新川神社の神々の御稜威(みいつ:神の強い威力)を町中に振りまくのが御神輿渡御祭の本質です。神と人とが合一し、地域を浄化し生成発展を促すために今年も頑張ります!

明けましておめでとうございます。

    誠に久しぶりの投稿です。今日は3月3日、桃の節句。元旦の能登沖大地震もあり、波乱気味の新年で、コロナ明けの忙しさと相俟って忙殺されておりましたが、ようやく一段落です。
年末から休暇らしい休暇も有りませんでしたが、仕事だと思って一休みを今月こそ取るのが今年の目標です。

さて、昨年から「古事記に親しむ」、「日本書紀に親しむ」、「鷹乃羽雅楽会」が再始動しました。
さすがに「日本書紀に親しむ」を月二回開催は、仕込みの時間もありかなりの圧がかかりましたが、なんとか乗り切れました。
コロナ明けより今までの講義の資料はプレゼンソフトのKeynote(Mac)に変更して「古事記に親しむ」の資料もリメイクしながら進めましたので、一月に5つの異なる授業2時間分をこなすことになったので、普段の神社の奉仕をしながらですのでスケジュール管理が正直大変でした。
ですが、作業的には楽しいんですね。古事記・日本書紀の神話の世界に入り込むと時間を忘れてしまいますし、突き詰めると切りが無い世界ですので切り上げどころが肝です。

本日、滞っていました各講義の動画4ヶ月分をすべてYouTubeにアップしましたので興味のある方はご覧下さい。動画は講義そのまま固定カメラで撮っていますので、受講生の欠席時の補講用の動画では有りますが、私の反省材料でも有ります。話のつなぎに「あの〜〜〜〜」が多いので我ながら耳障りです。今年は「あの〜〜〜〜」をデリートしていきます。

境内の紅梅・白梅が揃い咲きです。昨日は雪が降りましたがその日のうちに溶けました。
寒暖をくりかえしながら、春に近づいていく、富山の今の季節感が好きです。

令和5年七五三参りのご案内

本年も七五三の季節を迎えています。年々早くからご参拝の要望がありますが随時ご奉仕致しております。当社は完全予約制ですが、ひと家族ずつのご奉仕ですのでアットホームな時間を過ごしていただいております。
碁盤の儀はお祝いのお子様達も張り切っていつも盛り上がります。
写真撮影は神職が皆様のカメラ、スマホなどで撮ってさしあげたりしておりますのでお気軽に申しつけ下さい。外部カメラマンの導入もオッケーです。

ご祈祷時間は約30分、お初穂料はお一人5,000円です。
新川神社オリジナルの千歳飴の袋は宮司が改良を重ねた逸品で、五歳のやんちゃな男の子が振り回しても持ち手が破れない構造になっております。イラストもオリジナルで新川神社の神様達が描かれています。

お祝いのお子様の一生の思い出となりますので笑顔で過ごしていただける参拝を心がけております。

旧暦の7月7日 星合night開催

宮司です。
本年初の試みで七夕のイベントとして「星合night」という企画をキャンドルのGROWCONNECT中澤さんと、「季美魔女企画」「富山型デイサービス ふらっと 」を運営される宮袋さんが9月から始まる「小児がん啓発ゴールドセプテンバーキャンペーン」のプレイベントとして新川神社でキャンドルとファイヤーパフォーマンスの七夕祭りを開催いたしました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20230823/3060014158.html

七夕って7月7日なんで現在の暦ではとっくの昔に過ぎているんですけれども、実は今年は旧暦8月22日が七夕の日なんです。昔はお盆の頃の祖霊を迎える行事だったんですね。

だいたい、七夕で「たなばた」って読めませんよね?
何で今、皆さん読めるかというと、幼い頃から「七夕」は「たなばた」と読むんだという刷り込みが頭にあるからですよ。何故か幼い頃から見慣れるとそうしか読めなくなるという不思議。

当日は晴天で昼は本当に暑かったですが、七夕ですから織り姫・彦星の伝説から言えば、「会えて良かったね」でしたから、良かったです!

それと、主催者の宮袋さんやファイヤーパフォーマンスのHARUKIさんも語っておられましたが、「出会えてよかったね」がこのイベントのすべての様な気がしました。

そんな「出会い」が多くなる七夕まつりを今後も企画して参りたいと思います。
ご協力戴きましたすべての方に感謝申し上げます。

令和5年度四方神社栂彦祭斎行・鷹乃羽雅楽会奉納演奏

宮司です。毎日暑いですね。雲が高くなり、青空が広がっている夏が好きです。
最近ハマっているのが、晩酌では「マティーニ・オン・ザ・ロック」を作って呑んでます。
暑い昼間を過ごした後に、冷凍庫でキリッと冷やしたドライ・ジンにドライ・ベルモットを垂らして、レモン汁をロックグラスに注ぐだけです。様はショートカクテルのマティーニをシェイカーでシェイクせずにそのままロックで呑んでるだけです。これが爽やかで美味いですし、悪酔いしませんし、原価コストが安いので良いですよ。ジンも色々メーカーがあり、ベルモットもメーカーによりテイストが違いますのでこれを変えながら楽しむ事も出来ます。

私が好きな組み合わせはタンカレーとノイリー・プラットです。他にも試してみたいと思います。

さて、今年の四方神社で斎行される「栂彦祭」はコロナ禍3年間は奉納行事も縮小しておりましたが、本年は3年ぶりに行うこととなり、8年ぶりの新川神社・鷹乃羽雅楽会も奉納演奏させて戴くこととなりました。我々もコロナ禍3年間は休講で今年4月から温習を再起動させたところでしたので、演奏レベルが心配でしたがこの際お受けして練習に励んでいこうと決めました。
結果としましては粗い演奏ではありましたが止まることも無く、完奏できたので良かったと思います。
特に、今回初舞台となる会員が2名いらっしゃいまして、人前で初めて演奏する、という体験をして戴けましたのが一番の収穫でありました。

四方神社・神明宮奉賛会の任海会長からの演奏ご依頼は本当に有り難く、感謝申し上げます。

 

7月30日3年ぶり若鷹会BBQ開催

宮司です。暑い日が続きますね。夏はカッと暑いのが良いですね、ビールが美味いし。
私は朝6時の開門後に境内の除草や掃除、神饌田周辺の草刈りなど朝飯前にこなして
昼間は寝てたりします。植えたばかりの橘の葉が枯れてきたので水やりをしています。
5月に植えた桃の木も水やりをしてます。猛暑でまとまった雨が降らないので植物も辛そうですね。

さて、3年ぶりのBBQです。今回はまだコロナ禍明けということで会員だけの案内でこぢんまりとした感じですが、久しぶりに野外での飲食は楽しかったです。

恒例のスイカ割りも子供達と大人とそれぞれが楽しめました。
今回は宮司さんも始めて挑戦。昔取った杵柄で(剣道初段)、神前に礼をして蹲踞、酔っているのでふらつきながらも子供達の誘導の声のままに振り下ろすとスイカは真っ二つに綺麗に割れました!

実はこのスイカ、婦中町友坂の朝日スイカという高価なブランド品で、本来はスイカ割りに使うモノでは無いのですが、やはり美味しいものを食べて貰いたくて宮司セレクトとして差し入れしました。ですから、綺麗に割りたかったので良かったです。

やはり子供達も「おいしい!」と食べまくっておりました。
今回特注の薪ストーブで肉を焼きました。焼いている調理人は暑くて大変だったと思います。
ありがとうございました。

来年はもっと大勢の参加でやれれば良いですね。
神社の境内の木陰はやはり居心地が良いと改めて感じました。

BRAND-NEW RIVERS SPIRITUAL ZONE

宮司です。昨日、楽しみにしていましたブツが納品されました!
新川神社オリジナルの薪ストーブ/バーベキューコンロ兼ライトアップできるネオンサインの完成です。
今月30日の若鷹会のBBQでは炭火コンロとして使用し、8月22日のたなばたイベントではキャンドルライトアップの一つとしても使えます。お正月には薪のかがり火としても使えますので1つで三役、誠に素晴らしいツールです。AMAZING な SHINJO.と成りますように。
ちなみに丸いデザインは「龍の珠」です。

製作は「AMAZING YOKATA」の(有)内田鉄工です。四方神社の氏子さんで、四方町を盛り上げようと色々な企画をされていますので、私も賛同しています。親子で鉄工所を経営されていますのでご自身の得意分野、出来る事で四方町を素晴らしい地域にしようと頑張っておられる若者達です。
近年、四方町にもつばめ野という新興住宅地が出来まして、若い世代が四方地域に参加される一方で、四方町という素晴らしい場所を如何に認識して貰うかという観点では、我々四方神社としても同じスタンスですので、応援しております。
地元の若者達が、自分の地域を盛り上げるために自分の得意分野で取り組みをされている。COOLとはこういうことを言うんだと思います。

BRAND-NEW RIVERS SPIRITUAL ZONE 「新たなる川の流れをいざなう崇高なる精神が集う地域」が新庄町で有り、その発火地点が新川神社で有りたい、という思いを込めて製作いたしました。

BRAND-NEW RIVERS SPIRITUALZONE  は新川神社の新しいキャッチコピーで宮司さんが考案いたしました。

若鷹会の会員でも有る新庄町で経営されている三橋板金工業の三橋さんが最近、会社名を(株)MBK metal worksという、かっこい社名に変えられましたんで、いいなぁ〜、うちもやろう!と言うことで影響されまして考えました。我ながらよく出来たと自負しております。

新川神社の「新川」をNEW RIVER とやるのはベタすぎるので「BRAND-NEW」な「RIVERS 」、複数形にしました。色々な様々な川の流れが有れば良いからです。洪水はイヤですが。

「神社」は英語では「shrine(シュライン)」で、霊廟とか殿堂とかの意味で、実は「神社」とは少し意味合いが違う様な事を在日の外国人が感じて居るようですので、神社本庁も最近は英語圏には「神社」=「shrine」ではなくて、「JINJA」と、日本語をそのまま伝えるような流れもあります。いわゆる「SUSHI」とか「KARAOKE」とか日本文化は日本語で通じますしね。

私は昔から新庄町そのものがいわゆる「パワースポット」的な地域だと感じています。
古くは上杉謙信が、明治天皇様が新庄町に駐留された歴史があり、富山県初の発電所(パワーステーション)を始めた金岡家がある町ですので。
ですが、いまさらこの言葉を冠したくも無いので、考えておりましたところ、天から降りてきたのが、「SPIRITUAL ZONE」ー崇高なる精神が集う地域ーでした。

SPIRITUALはベタで訳すと「霊的」ですが、私のイメージでは「崇高なる精神」のほうが神道的かなって思いました。
SPOTでは局所的ですからZONEというもう少し広い地域を指す単語にしました。
今後はデザインも含めて新川神社のブランディングコピーとして使って参ります。

そういえばX JAPAN にも昔はーPSYCHEDERIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCKーというキャッチコピーありましたね。