お待たせ致しました、ウサギさんの「福守」再入荷です。

宮司です。立春も過ぎ、まだまだ寒い日もありますが、今年は青空が広がる晴れの日も多く、冠雪の立山連峰は最高の景観です。紅梅も1月中頃に咲き始めて、今は7〜8割といった感じでしょうか。雪中に咲く梅の花は寒さにも負けずに春を導く強さがあり、古今より気品がある花として人気があります。「令和」の元号も万葉集の梅の花を愛でる宴で美人が化粧をするがごとくに咲き、とたとえられていますが、本当にそんな感じです。寒いながらも風が和らいで感じるこの頃です。

さて、本題ですが、お待たせ致しました!かわいいバニーちゃんおまもり、「福守」再入荷です。
今回はたくさん入荷しましたので、いくつでもお持ち帰りいただけますのでご安心下さい。

来月のホワイト・デーにはお返しのお菓子に「福守」を添えてプレゼントしたら如何でしょうか。
「白ウサギ」ですから。絶対、よろこばれると思いますよ。

古事記では「いなばの白ウサギ」の話が有名ですが、大国主命に白ウサギがお告げをするくだりがありまして。縁結びの神使として御利益もありますので、こういうエピソードもさりげなく添えてあげると良いんじゃ無いでしょうか。

今月の花手水は、ヴァレンタインをモチーフにイメージしたんだと思いますが、深紅のバラに白百合が綺麗です。制作者の泰子さん(家内)はうさぎ年生まれなので、ウサギグッズには目がないので福守の様に白ウサギが二羽仲良くおいでになっていますので是非ご覧下さい。

3年ぶり、令和5年度寒中みそぎ・鎮魂作法錬成会開催

宮司です。今日は節分。明日は立春でいよいよ春が来ます。今年の冬は雪も降りましたが富山市にしては爽やかな青空の日が多く、冠雪した立山連峰の神々しさは正に「神の山」にふさわしい勇壮さを感じます。やはり雪の立山が美しいです。富山は寒暖の差が激しく、風雪と晴れの日の格差が大きいですが、それが良いんですね。冬の寒さに身も心も締まって、春の訪れが嬉しく感じられる富山が好きです。

ということで、本年は感染症の為に3年ぶりの開催となりました。今回は近所の風呂屋も廃業し、となりのあしたねのもりの風呂を借りたこともありますが、今回は風呂無しでの試験的な開催ということで、若鷹会の会員のみの案内で15名と粛々と実施しました。
来年は、公表して志願される方をお迎えできるようにできれば良いですね。
また、若鷹会の野村頭も色々アイデアがあられますので、風呂無しでも多くの方々に体験していただければ良いかなと思います。

新年明けましておめでとうございます。

宮司です。本日は旧暦の1月4日です。久しぶりの積雪で朝四時半から除雪車で境内の除雪を致しまして、久々の休日を取っております。予定のない日と言うことです。

今年の正月を迎えるに当たり、コロナ禍3年目と云うことでかなり前倒しで準備を進めて参りました。四方神社の準備もありますので早めにできることはやってしまおう作戦が功を生じて、やはりあたふたするわけですが、天候にも恵まれて良い正月を迎えることができました。
本年は神役に川嶋一人広報部長が正月デビュー。七五三からぼちぼちと現場で慣れていただいて川嶋咲四神役と二人でご奉仕戴きました。米田権禰宜さんも加えますと5名体制ですので個人負担が軽減されるので助かりました。
社頭の巫女さんも本年は甥の舩木義忠君、舩木靖忠君の男手も加わり、昨年のような積雪時にも対応出来るようにできたのは心強かったです。

年越大祓は参集殿にて。毎年増えて今年は準備した「笑門来福しめ縄お守り」80躰はすべて無くなりました。

新年の祭典である元旦祭は常任理事会のみの参列で今年も氏子地域の安泰と疫病沈静化をお祈り致しました。

元旦は行列の長さが年々長くなり、参拝者と祈祷昇殿参拝の方の入り口をパーテーションで区分けてみたり、現場の巫女さんの意見を反映しました。お守り授与所の机も椅子式の高さに変更し、巫女さん達の足への負担を減らしました。

やはり労働環境の改善で少しでも笑顔で接客やご奉仕した方が双方に良い結果をもたらすと思いますので今後も現場の意見を聞いて改善して参りたいと思います。

今年初のお守りの「福守」はレースにウサギが二羽編み込まれていて、内符がアクリルの清楚なお守りは崇敬会「たまむすひ」会員の方にはもれなく年末にお送りしました。会員特典として毎年の干支守として授与します。社頭で授与分はなんと元旦で在庫が尽きてしまいまして、ご迷惑をおかけ致しておりますが、2月中旬には再度授与できる段取りになっております。

舩木泰子権禰宜さん渾身の花手水正月バージョンですが、初日の出の太陽をイメージしているみたいです。なかなか思いついても素材の花とか色々工夫がなされて、よくやるわと感心します。
こういう才能が有られるとは思わなかったですが、本人も大勢の方から喜ばれているので幸せそうです。やはり、人に喜んで貰うのが一番嬉しいですね。

今年はいよいよ寒中みそぎも29日、若鷹会の有志のみで開催します。
古事記・日本書紀に親しむ、鷹乃羽雅楽会、田んぼ学校も再会の予定です。
また忙しい日々が参りますが、楽しんで過ごして行きたいと思いますので今年もよろしくお願いいたします。

縁結びの紅葉ハートと魔除け火伏せ猪の目

11月2日に57歳になりました宮司です。なんか、中途半端な数字なので所感は無いですが、こういう何の気負いの無い年回りはほっこりと出来ますね。

さて、誕生プレゼントには弟からバーボン2本、長男・信明からはラムとワインの風味が付いたコーヒー豆を貰いました!どれも好きな物で、うれしいです。茶色い飲み物が好きなんですな。
スコッチとかアイラウイスキーのシングルモルトとかそこそこする物も飲みましたが、私的にはやはりガツン、と来るバーボンテイストが好きみたいです。

さて、最近は境内の紅葉も日に日に変化し、七五三にふさわしい晴天もあり爽やかな秋空が楽しめます。

昨年より落ち葉アートでハートやら星やらしておりますが、実は神社・仏閣には「ハートマーク」がなにげに、さりげなく建物に施されているのをご存じですか?

新川神社にも拝殿の屋根の中央とか、本殿の大扉、装飾などに「ハートマーク」が有ります。
これは「猪目(いのめ)」と言いまして日本古来の文様です。
社寺の建築物の装飾や日本刀のつばや装飾に用いられていますので、魔除け・厄除け・災難除け、そして招福のおまじないだそうです。

西洋のハートマークも起源が色々と言われていますが、いずれにしましても人間にとって「安心」をもたらすデザインでは無いかと思います。

柔らかな曲線で寄り添うような二つの円が良い感じなんでしょうね。逆さにすると桃の形にも見えます。
日本では「猪目(いのめ)」というくらいですから「イノシシの目」が起源なんでしょうけれど。
イノシシの目ってハートに見えるかな?疑問です。
家内にも聞かれましたので私は「イノシシが猪突猛進で突っ走るときにハートの目になっているから〜」と口から出任せでごまかしましたけれど。でも猪突猛進で災厄を突っ切る!みたいな意味では近からず遠くは無いとも思いますが如何でしょうか?本当の意味があれば教えて下さい。

令和4年度秋祭斎行・神輿展示 露天商出店

お久しぶり過ぎます、宮司です。前回が8月末でした。コロナ禍ということで神社の行事は止まったままで、若鷹会のバーベキューなども中止で残念な限りですが、ボチボチと再始動の兆しが見えて参りました。

恒例の10月19日の秋祭は晴天で久しぶりの露天商の出店がありました。春祭に延期された神輿渡御祭は昼食会場の確保を考えますと時期尚早という事で今回も神輿展示と写真展示を行いました。

久しぶりの露天商出店ということで、ずいぶん前から「子供新から聞いたのですが露天商は本当にでるんすか?」的な問い合わせが数件有りました。子供達の情報が速くて、大人が電話で確認するみたいな。

本年は平日と言うことで総代さんも若鷹会も仕事を休んで祭典に参列戴いたり、神輿を出して見守って下さったりのご協力を戴きました。誠に有り難く、感謝申し上げます。

若鷹会の写真展示も春祭ほどでは無いですがラティスに掲示して本来の神輿渡御祭の様子を見て戴きました。

神輿の紅白の綱は広報部長の川嶋一人夫妻より奉納を戴きました。永年の使用で酸っぱい匂いがしていたのを見かねてお志を戴きました。誠に有り難く感謝致します。
また、川嶋一人・咲四さんは予てより獅子舞の笛と太鼓を習っておられたので秋祭に演奏をしていただき、賑わいを演出戴きました。以前から「神輿の宮入の時に太鼓や笛の音が有れば良いのにね」と話していたので実践して戴いて有り難かったです。

新設の「令和駐車場」には子供達の自転車がたくさん。今までは路上駐車で交通の迷惑になっていましたので、これも今回改善され良かったです。警備員も3名配置し、県警にも巡回要請をして安全対策を講じました。

あとは市道の拡幅工事が完成すれば神社の周辺は以前に増して安全かつ流れの良い環境に成るでしょう。

少し寒かったですが天候に恵まれ、良い秋祭となりました。次の朝午前6時には宮総代と若鷹会の方が清掃奉仕に来て戴きました。年々ゴミの放置が少なくなっているものの、依然として細かいゴミが有りますが、たくさんの方が出てきて戴いたのであっという間に綺麗になりました。

来年の春祭りにはもう一歩進んだお祭りが出来るように、少しずつでも前を向いて参りたいと思います。ご奉仕戴きました総代・若鷹会の方々、本当にお疲れ様でした。お陰様で良い祭日となりました。

令和4年 みやび音楽祭 開催

お久しぶりですが皆さん、お元気でしょうか?宮司です。
7月、8月とご無沙汰しておりましたが、3年ぶりの富山県神社庁主催の神社イベントの開催が間近になって参りました。

今回は富山県神社庁雅楽部の演奏が5回分あります。丸2年間のブランクは大きいですし、しかもコロナ禍で対面での練習もままならない現状ですが、初心に返ったつもりで精一杯楽しんで演奏したいと思います。

宮司の出番は5回とも有りまして、楽琵琶と鳳笙と舞楽・蘭陵王を舞います。
毎朝、参集殿で朝練しております。特に舞楽は体が自然と楽に併せて動く段階まで引き上げておかないとダメなので、筋肉痛を重ねながら過ごしております。

細かいところは失念していたりしましたが、意外と体に染みついている感じも残っていましたので本番には良いコンディションで臨みたいと思います。

実は演奏以上に練習して置く必要があるのが「楽琵琶の調弦」です。
本来ですと1ステージに違う調の曲はやらないのが雅楽の掟なのですが、富山県神社庁雅楽部においては掟破りで演奏せざるを得ない状況があり、面前調弦という隠し芸みたいなことをやらざるを得ないのです。F1グランプリでタイヤ交換とガソリン補給のタイムを競うようなもんです。このあたりが一番難関で、如何にスマートに、確実に、そして短時間で正確に調弦できるか?が私的には一番の見所では無いでしょうか。F1のピットクルーのように素早い芸当を目指して頑張ります。

令和4年夏越大祓・茅の輪くぐり神事斎行中

ブログ「たかのたわごと」はお久しぶりの宮司です。facebookやYoutubeの更新などが精一杯の昨今ですが元気にご奉仕いたしております。
本年の夏越大祓は6月26日の日曜日から30日の当日までの過去最多日数の5日間ということで仕込みに集中いたしておりました。加えて昨年より四方神社でも茅の輪神事をスタートさせましたので小さな茅の輪も約260輪、大きな茅の輪も二つ制作することになりましたが加えて、本年は5日間でしかも梅雨なのに連日の猛暑で新川神社の茅の輪は本日の早朝に新しい茅に入れ替えました。
つまり、通計3輪を制作したことになります。

大きな茅の輪を作っておりますと皆さん、「大変ですね」と言って戴けます。
ですが基本的に工作は好きなので楽しいです。
その年によって採れる茅の長さや綺麗さが違いますので、その自然との兼ね合いと言いますか、過去の経験から今年はこの時期が良いのでは?とか、より効率的に綺麗な茅を求めて常願寺川のポイントを巡る工程はハンティングのようで、楽しいです。

採取した後は一夜干しにするのですが、その場所も今回はガレージに縦置きしましたら良い感じに乾燥しましたんで、今年の2回目の茅の輪は良い感じに出来ました。

また、本年は夕方でも暑すぎるのと風が強い日が多いので、神事は参集殿内で冷房の効いた大広間で奉仕いたしております。参列者が少ない平日は椅子に座って戴けますので「大名大祓」と呼んでおります。(笑)

遠方からもくぐりに来て戴けますのでやりがいがありますね。明日は大祓当日です。午後5時30分から新川神社で、午後8時から四方神社のダブルヘッダーです。暑い中ですが熱中症に注意しておこしやす。

香りとくゆら織ギャラリー、浄-kiyora- 檜の香の御守り

宮司です。オープニングイベントを終えて、午後のまったりした時間を参集殿で過ごしております。
木漏れ日っていう表現は日本独自だそうですが、新緑の葉も昨夜から早朝にかけての雨で生き生きと揺れています。

午前11時からのオープニングイベントでは高須佳美さんから浄-kiyora-の素材と効用の解説をスライドで視覚的にもお話し戴いて大変わかりやすかったです。檜の精油の精製方法が古式の手間がかかる方法で為されること、今回使用の檜は国産の物で海外の檜とはやはり違うことを教わりました。
檜以外の素材も写真で紹介戴いて、アロマの調香の奥深い部分もうかがえました。

浄-kiyora-を御奉納戴いた時も御神前にてお祓いいたしましたが、過日に松井機業のしけ絹製御守袋に浄-kiyora-と木製御守りを入れて完全パッケージ化をした完成品に遷霊祭、いわゆる御守りに神様の御神霊をお宿しするお祓いを致しまして、本殿御扉前に数日間安置致しました。
新川神社は鉄骨造りですが、御神体の御鎮まります本殿は檜造りですので浄-kiyora-とのマッチングはバッチリだと思います。

ストレスが多い世の中です。ほんとうにもう、やっとれるかー!みたいな時、心が折れそうな時は是非この御守り袋の口を開いて香りで魂の浄化をお試し下さい。

香りと共に新川神社の神様が貴方のおそば近くにいらっしゃる様なイメージを持ってリラックスしていただき、心・霊・体を浄めて神様の御加護とお導きを授かるようにお祈りして下さい。

神様は浄明正直(じょうめいせいちょく)で有ろうと努力する人を応援されます。
文字通り、浄く、明るく、ウソ偽りの無い真っ正直な人は自然と人に好かれる存在だと思います。
完璧で無くて良いんです。神様は目的を持って努力する人が好きで応援されます。
たぶん、きっと良い方向に誘っていただけると思いますよ。

神様から応援される心「浄明正直」でいましょう。

浄-kiyora-がそんな一助となれば幸いです。

浄-きよら- リリース

宮司です。久しぶりの投稿ですが、いよいよ本日より参集殿にて「香りとくゆら織り」という企画展示と新作アロマフレグランスの発表が行われます。併せて、新川神社の御守として浄-きよら-を
リリースする運びとなりました!

最も古く、最も新しい形の袋御守を企画し制作する上で「浄-きよら-」という新川神社をイメージした香を製作、奉納戴くご縁を得ました。詳細は後々にお伝えしたいと思いますが、本日の11時よりオープニングイベントで宮司より開発秘話などもお話ししようと思いますので是非遊びに来て下さい。

若鷹会新川神社春祭2014〜2019神輿渡御写真お蔵出し3,000枚展示

おはようございます。宮司です。
本年もコロナ禍で春祭の神輿渡御祭、境内の露天商は自粛3年目になります。

そこで昨年は神輿を展示しましたが、若鷹会の皆さんが「何かやったろう」ということで、今年は過去五年間の神輿渡御祭の写真のお蔵出し展示を致します。その数3,000枚!
写真撮影・選択・プリントはすべて川嶋一人広報部長が担当し、貼る作業は若鷹会で二日間にわたり設営しました。

富山県神社庁からお借りしたラティス20枚両面と、それでは足りずにコンパネにも貼りました。
天気予報では幸いに本日は晴天です。是非、お祭り気分を味わっていただきたいと思います。

 

紅梅・白梅揃い咲き中です。

お久しぶりです、宮司の舩木信孝です。3月上旬に夏のような陽気もあり、今年は紅白そろって梅が咲いています。毎年というわけでは無いので揃って咲くと気持ちが上がります。

今回紅梅を撮った写真が不思議な写り方をしまして、大変気に入っております。
木霊(こだま)にも見えますし、白龍さんに見えたりもして不思議な感じです。

新川神社では御朱印に挟んで墨とインクが合わさった面に写らないようにする挟み紙をお付けしておりますが、季節によって梅や桜の写真入りの季節限定バージョンが出ます。今年は紅白揃い咲きですので、ご希望とあらば両方を差し上げております。

毎回来るたびに何か新しい楽しさがある神社を目指しております。
我々もそうした方が楽しいんですよ。参拝者の方が「うわぁ〜すてき!」とか「おーカッケー」と言って戴くと「ヨッシャ!」とうれしくなって、達成感が生まれます。たわいもないことかもしれませんが、やはり喜んで戴くとうれしいもんですね。

 

立春・明けましておめでとうございます。

宮司です。丸々二ヶ月ぶりのブログですが、お元気でいらっしゃいましたでしょうか?私は元気です。怒濤の年末年始を終えて、ようやくブログでも書こうか、という今の時期が好きです。なんとか、今年も切り抜けたぞーって感じと、ようやく新しい事をする時間が始まるのが大体この頃なんです。旧暦でも二十四節気でもこの時期が「正月」ですから、本当の意味で「明けましておめでたい」のが今日なんでしょうね。

さて、今日現在、富山ではコロナ感染者が初の300人超え。連日増加傾向にありますので、平年であれば気晴らしに映画や買い物などに行く時期ですが、家でちーんとせざるを得ない状況です。
とはいえ、家で出来ることがたくさんありすぎるので、楽しく過ごしております。

1月末から雅楽の琴を練習し始めました。朝6時に開門して礼拝が終わって6時30分から約1時間くらいです。それ以上はやりません。毎日続けるためには根詰めてやらない方が良いので、1時間たったら止めます。もう少しやりたい、と思っても止めます。その気持ちを明日の朝に取っておいたほうが、毎朝楽しみが出来ます。やはり、雅楽用の琴の弦は良い音しますね。力強い音で絹の弦ですので深みがあります。弾き方で音が変わるのでたまらんです。

それと、受験シーズンということで、満を持して新川神社オリジナル必勝受験合格祈願のぼり旗をデザインしました。今日発注しましたので来週には境内にズラーッと掲げます。
新川神社には菅原道真公をお祀りする天神社も合祀されていますので学業・受験合格にも御利益があります。
それになんといっても、新川神社の天神様といえば、そんじゃそこらの天神様と違いまして、「奇跡の天神様」なんですからね。当家に伝わる天神軸は初代新庄城主・三輪飛騨守長職が新川神社に寄進するために、当時の大和絵画家の第一人者である土佐光信に描かせたと伝わる御神宝です。
しかも400年前の夏の洪水で社殿他が全て流された中で唯一、先祖が命がけで持ち出して伝えられた一品なのです。

ですから、のぼり旗には「不屈の菅原大神」「難関突破」をキーワードとして入れました。
「菅原大神」としましたのは私が尊敬する高杉晋作先生が結成した奇兵隊の守護旗にちなんでです。

詳しくは当HPリンク参照
https://niikawajinjya.com/contents/schedule/s03_001_01.html

コロナ禍の最中での受験になりそうですが、受験生のみなさん、またご家族もさぞかし心配かと思いますので、新川神社としまして精一杯のエールを送る意味で急遽制作しました。

すこしでも皆さんの心に菅原大神の神風が届きますように、応援致しております。

新川神社崇敬会たまむすひStorys 始めます!

宮司です。ようやく、ようやく・・・出来ました!たまむすひ会員証・特製朱印帳の「やしろ・みたま・みこと」の最終サンプルです!昨日、校了を致し、正式に発注致しました。長かった〜。
ですが、楽しかったですし、やりがいがありました。
元来、クリエイティブな事が好きで、オリジナルの製作にこだわりを持つ蠍座B型へび年生まれですので、まぁ〜担当者の方は大変だったと思います。(株)秋江の鳥居さん、ご苦労様でした。

納期は12月中旬頃です。既に入会案内をリリースしておりますが、ほまれ会員さんの御朱印帳は城端の松井機業「ヨハナス」ブランドに特注した物が納品済みですのでお渡しできるのですが、「やしろ・みたま・みこと」会員さんの御朱印帳はまだですので後1ヶ月間ちょい、お待ちいただく事になり、大変申し訳なくお詫び申し上げます。
ですが、お待ちいただく甲斐がある作品に仕上がっております。

上:ほまれ一代名誉会員 会員証 特製御朱印帳

と、いうことで納品待ちの1ヶ月間、製作のバックヤードの資料のお蔵出しを致します。
今年3月3日から始まりました京都のお守り製作会社である(株)秋江と富山県高岡のBouzu_desighの宮下博樹さん、城端の松井機業「JOHANAS(ヨハナス)」とのコラボレーションの課程、資料を通じてStorys、「ものがたり」をお伝えしていこうと思いますので、ぜひぜひ待つことをも楽しんでいただけましたら幸いです。

事の始まりは令和2年、コロナ禍で神社行事など自粛する中で、総代会の三役である貫江会長、黒田事務長、浦田会計のお三方と宮司と泰子権禰宜の5名での三役会の話し合いからです。
うちの宮総代さんたちは結構アグレッシブで、コロナ禍でも「攻め」の姿勢をもって神社運営に取り組んで居られますので、私の方がお尻を叩かれて居るような感じですが、その方が理想的ですね。
先ずは17年前から先送りになっていた神社運営費の各町内会の分担金の見直しに取りかかりました。うちの宮総代さんは経営者、元銀行員、地方公務員というその道のエキスパートが揃っていますし、経験も豊富で物事を進めるのが早い早い。

その中で、神社の運営費を町内会からの分担金だけの収入で賄うのはなかなか難しい時代になる事を予測して、何か別に収益を得る方法は無いのか、三役で話し合って参りました。
神社の収益事業としては祭事部門としては提灯の献灯事業が定番としてあります。四方神社も盆祭に併せて献灯料を集めて神事を執り行っています。
事業部門としましては月極駐車場の経営がありますが、これをやると収益事業となりますので宗教法人とて課税対象となります。駐車場の管理や税務上の業務など考えますと宮司としましては最終手段として捉えて置きたいことです。

そして崇敬会を結成する案がありました。これは直球ど真ん中の神社の事業であります。
神社規則にもうたわれていますが、宗教法人としての目的・役割は

「御祭神のご神徳を広め、神社を崇敬する者および神社神道を信奉する者を教化育成し、社会の福祉に寄与しその他神社の目的を達成するための財産管理その他の業務を行うことを目的とする」

とあります。

平成28年の新庄御鎮座400年記念事業以前と以降では、新川神社そのものの存在感が大きく変わったと感じて居ります。平成28年以前ですと崇敬会結成という事はあり得なかったと思います。

そんな神社経営の話の中で、稲荷町の越中稲荷神社では崇敬会があり、氏子総代会と並列して運営されている事例を三役に紹介しました。その時点でもう私の頭の中には新川神社での崇敬会のイメージがぼんやりとあったと思います。

ですから、最初の企画書が令和3年の2月14日ですが、その時点で今の入会の栞の内容がそのまま綴られていますので企画立案は早かったですね。最初からほぼ完成形の初案でした。
それ以前に越中稲荷神社の山田宮司さんからいろいろ崇敬会結成の話をお伺いでき、また入会の栞もわざわざ探してご持参いただいた事が当会にも生かされています。
会員種別はそのまんまの区分で、会員名だけひらがな3文字を私が考えて付けました。

また、京都の修業時代に石清水八幡宮の崇敬会発足のメンバーに入れていただいた事も経験値として大きく作用しています。あの頃は若くてがむしゃらでからまわりしていたような事も年を取ると良い意味で無駄なことはしなくなりますね。

次回からシンボルであるロゴマークの開発秘話をお伝えして参りたいと思いますのでお楽しみに!

 

令和4年新春祈祷・厄年早見表

宮司です。昨日とやまシティFM(77.7MHz)の取材を受けまして、新川神社の由緒や年中行事、コロナ禍での取り組みとして疫神齋御朱印チラシの無料頒布と新川神社の神様・神社ファンクラブである新川神社崇敬会「たまむすひ」の事についてお話ししました。

来週の11月8日月曜日から木曜日の4日間、午前10時45分から5〜6分間です。
with Radeioという番組のクローズアップという番組で、新人DJの吉田捺乃さんが色々聞いてくれました。是非チェックしてみて下さい。

今日のご案内は新春祈祷のご案内です。もう既に正月準備が本格化していますが、神棚の御神札である神宮大麻と氏神の御神札の頒布はほぼ終えました。昨年よりコロナ禍を考慮して神宮大麻は例年より早く納められましたので通年よりほぼ一月前倒しで各神社の秋祭りに併せて頒布致しました。かえってこの方が余裕を持って皆さん頒布活動ができますのでコロナ禍としては良かったことだと私は感じて居ります。

第五波は過去最大の感染者でしたが、意外にも引きが早かったという印象でした。年末年始にかけてまた第六波が来ることを前提として昨年よりまた一層感染症対策をして初詣を難なく過ごしたいと考えております。

毎年、厄年表の反対面には私なりのメッセージとアーティスティックなイメージのイラストを掲載しております。今回は「月読命(ツクヨミノミコト)です。イケメンですよね。イラストは古事記・日本書紀の素読会の常連さんである竹野小百合さんです。ご本人は人物像(御神影)は苦手だ、とおっしゃっていますが、前回の天照大御神に続く月読命をご覧の通り、「才能あり」ですよね。

私は今まで色々な御神影を見てきましたが、私は竹野さんのが一番だと思います。
古典的な日本画でもなく、あまり漫画チックでも無い、現代風の御神影として品格があり、神様オーラが漂う感じがなんともいえませんよね。これも無料で配布致しておりますのでご自由にお持ち帰り下さい。

有限会社小川塗装様、奉納塗装ありがとうございました。

宮司です。神社の旗竿は定期的に塗装が剥げるので酷くならないうちに塗り替える工事を地元の小川塗装さんが率先して奉仕していただいておりました。先代の社長さんの頃からもこちらから云わずとも「だいぶん剥げてきたから酷くならないうちに塗り直しておきます」と、一切お金を請求されずにご奉仕いただいておりましたが、息子さんの代になられましても引き続き奉納塗装をいただきました。ありがとうございました。

加えて、平成28年に新築されました参集殿の外壁と常夜灯も小川塗装さんの奉納塗装をいただきました。新庄町のこの場所は西から東に吹き抜ける雨風が強い場所で、参集殿も西側だけが極端に剥げるという現象が起きています。今回で北側だけ3回目ですので2年に1回塗り直していることになりますが、毎回奉納塗装で有り難く感謝申し上げます。

詳細が小川塗装のホームページに掲載されています。職人ならではのマニアックな内容となっていますが、非常にわかりやすい内容です。どんな世界でも、こだわりをもってする仕事は美しいですね。

富山市新庄の新川神社の参集殿の木板の壁面奉納塗装

https://ogawatoso.jp/blog/1349

神社は地元の方々を始め、大勢の方々のご芳志により支えられて来ました。
美しく蘇った参集殿の外壁、常夜灯、旗竿の仕上がり具合を是非機会があればご覧下さい。