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新川神社田ん ぼ 学 校『稲刈り』参 加 者 募 集

禰宜です。さて、いよいよ稲刈りの日取りが決まりました。当初は9月20日くらいに予定していたのですが、

田植えを小学校の運動会とかぶらないように遅らせたのと、イセヒカリが奥手の品種でしたので、ようやく実り始めた感じです。

稲刈りの参加者を募集しますので田植えに参加された方は勿論ですが、稲刈りから参加の方でも良いですよ、お誘い合わせの上ご参加下さい。

ご案内のチラシを置いておきます。トップページのバナーにもありませけれども。

田んぼ学校稲刈り体験参加者募集

今回も田男と早乙女にあたる「刈り女」といいますが、男女各5名ずつに衣装を着てもらい、祭典に奉仕して戴いて稲刈りをしていただきます。

最近、稲穂が実ってきたのは良いのですが、道ばたの稲が何本か倒れているんですよ。根元が折れて。なんなんかな〜と思っていましたら、奉耕者の吉田さんが教えてくれました。雉の仕業だそうです。新川神社の境内には昔から雉がうろうろしていますので、蛇とかあまり見かけないのでありがたい存在なのですが、これには参りましたね。効かないとは思いますがダメ元で「案山子」を作ってみました。なんか、雉に効き目が無くても、田舎の田園風景として風情があって良いかなと。

これですよ。雉は頭良いですね。お米を食べるのにまだ高くて届かないから、根元をくちばしで折って倒してから米粒をついばむんですね。

見事に脱穀されて食された稲穂。こら、根元に米粒が残っているぞ、一粒残らず食べろ。

あり合わせの物で急ごしらえの「案山子」古事記には「天下の事をことごとく知っている神である」と紹介されています。案山子は「人形(ひとがた)」であり、田の神が宿る「依り代」として或る地方に因っては信仰の対象になっているんですよ。世の中の事が知りたい人は今度聞いてみて下さい。

 

水口の稲と奥の方の稲の色が違うのがわかりますか?同じ田んぼなのですが、育ち方にばらつきが出てしまったようです。

これは神饌田に植えきれなかったイセヒカリを奉耕者の吉田さんの田んぼに植えて戴いたものです。一列だけ刈り取られずに残っているんですよ。珍しい光景ですね。

まるでモヒカン。

やはりしっかりと長い間、耕された田んぼで育った稲は違いますね。

 

 

みこしかつぎ伝授講習会並びに第八回お宮で飲もう会開催ご案内

禰宜です。連ちゃんでご案内をします。8月に雨天のため中止した、みこしかつぎ講習会並びに懇親会のご案内です。

日時の案内が右にPDFファイルでありますのでご覧になって奮ってご参加申し込みください。 再:10・11第8回お宮で飲もう会ご案内

この企画は私のたっての願いであります。新庄鎮座400年祭の準備を進めて来た中で、神賑わい行事の目玉としては「若衆が重い神輿を担いで威勢を張る姿」を復活させたいのです。神輿はやはり担いでなんぼです。新川神社の春祭りの巡幸路は10時間ですので全行程は無理ですが、せめて宮入の時は若い衆が担いで、神輿を揺り動かして(振り魂)、元のお宮にお静まり戴きたいのです。なぜか?神輿を荒々しく揺り動かすことによって神様の霊威を活性化させるのです。神様の霊威が高まるとその力によって我々を護る力が強くなり、豊作や大漁、疫病の退散や地域の無災害、氏子の家内安全に繋がっていくというわけです。

プロ野球で優勝したら監督を胴上げしますよね。胴上げされた人は嬉しくないはずが無いので、神様も絶対、喜ばれると思いますよ。

今回は二年後に控えた400年祭の準備段階といいますか、企画に発展させるまでの試行ですので、香積廣野神社二宮正幸宮司を指導者をお招きしての講習会形式を取ります。実際に神輿を担いでいた経験者である香積廣野神社の氏子さんも指導者として参加戴けるようにお願いしてあります。

是非、氏子の益荒男は勿論、有志の方、神輿と祭りと聞くと血が騒ぐ方、参加しませんか?年齢、性別は問いません。

元来、どこの地域でも御神輿を担いだり、曳き山を練り廻したるするのは、年に一度、神社のお祭りを通じて、地域の次世代を担う若衆が気持ちをひとつにすることが地域の発展、日本の発展の源になったのでは無いでしょうか。新庄には今、それが途絶えていましたので400年を良い機会としてチャレンジしてみましょう。

神輿を担いでいた頃の写真。新庄新町の宮から出てきたところ。

昔は、綾田や経堂まで遠征していました。いまは新庄町の戸数が増えましたので地元を廻るので精一杯です。

 

 

 

9月24日第14回古事記に親しむ富山中下巻編開催。

禰宜です。ほとんどの地域が稲刈りを終えた感じですね。うちのイセヒカリはまだですが。9月23日は四方の神明宮、またお手伝いで25日は於保多神社の秋祭りの神輿渡御がありました。
四方は幸い晴天に恵まれましたが、25日の於保多神社は台風の影響で一日中雨でした。神輿渡御はどれくらい歩くかと言いますと大体午前9時から夕方4時頃までですのでお昼休みが1時間ですから約7時間くらいですかね。日頃の運動不足を解消する意味でも神輿渡御は良いんですよ。

9月23日、富山市四方町の氏神神社、神明宮の秋祭り。

25日、於保多神社神輿渡御。土砂降りの国道41号線。雨もまたよし、天からの浄化じゃ。

と、いうことでその中間の24日に行われた古事記素読会の報告です。

先月に引き続き応神天皇の御治世のお話しです。

この時代は大陸との交流が盛んになり、論語や漢字マスターの教本である「千字文」が伝わります。そのほかに新羅から潅漑技術者、百済国王から馬、七支刀と七子鏡という神宝が贈られます。この七支刀が現在にも石上神宮に現存します。もちろん、国宝です。すごいですね。その七支刀に漢字が刻まれているのですがそれによると百済王が倭王(天皇)の為に真夏の一番暑い、火の徳がある日を選んで百度鍛えた霊剣だから、さまざまな兵器の災いを逃れることが出来る霊力が籠められた刀だそうです。木の枝みたいに一本柱の刀ではなくて、7本の剣先が木の枝みたいに別れている不思議な形をしていますので、実践向きでは無いですね。ですが、後の仁徳天皇になられる大雀命(おおさざきのみこと)が帯刀しているのを見て、吉野の山奥に住んでいる山人で、笛や舞歌が特異な「國栖(くず)」がその刀の珍しさを讃える歌を伝えています。吉野といえば「葛(くず)」が有名ですが、これがこの山の民、國栖たちの食料から来ているということですので、これまたうんちくのある話です。現在まで伝わっている話がバンバンでてきますんで、読んでいておもしろいですよ、この辺りの話は。

応神天皇の頃はお酒の話も多いのは、応神天皇がお酒好きだったからだとおもいますよ。國栖も独自の「醴酒(こざけ)」を醸して献上しています。いわゆる「どぶろく」ですかね。甘酒かもしれませんが。それと百済人の「すすこり」という人が醸したお酒で大いに酔っ払われて、機嫌良くなって、帰り道に杖で道中の大石を叩きまくって千鳥足、みたいな歌がありまして、その当時の諺で「堅石も酔人を避くる」と云われたそうです。現在でいうとなんですかね?適当なことわざは見当たりませんけど。酒飲んで暴れる人を「大虎」とか言いますけどね。トラ箱っていいますし。酒飲むと色々なことやらかしますよね、人って。

 

古事記に貫かれたテーマに「今に繋がる話」があります。地名の起源譚や伝統儀礼の由来が語られて「これが今に言う〜なり」と、今日まで伝わっていることの起源はここから来ているんですよ〜と語り部の稗田阿礼が教えてくれるのです。

当然、古事記が云うところの「今」は古事記編纂の時代である和銅5年(712)、1300年前ということになります。古事記が文字の無い時代の「やまとことば」と物語、系譜を残してくれたからこそ、我々は祖先の時代と今でも気持ちの上で繋がることが出来ます。

これが素晴らしい事では無いかと思います。同時に今の日本人に不足していることでもあります。古事記を読む、ということは神代の時代の祖先、我々の源と繋がることです。わかりづらい表現や、現代では考えられないことも記されていますが、そんなこんなすべてを受容して読むことが、引いては何か我々の先祖と共に新しい時代を開いていけるような気がします。日本が如何にして国づくりされてきたのか。そんな根本に触れて貰いたいです。

 

 

田圃の様子と鷹乃羽雅楽会9月14日温習報告

禰宜です。爽やかな晴天の日が続きますが、田圃をやりはじめてから、毎朝眺めに行くのが楽しみです。
稲の生育も気になりますが、草が伸びるのも気になります。丁度いた中学3年の倅と友人にまたまた手伝ってもらいました。なかなか上手に刈るもんです。いよいよ稲刈りの日時が決まりましたので、田植えの時のように、鷹乃羽雅楽会にもご奉仕戴きたいと思います。

稲穂がお辞儀してきましたが、まだ青いです。

中3トリオ。神様もちゃんと見とられるぞ。君たちに御加護があらんことを祈る。

と、いうことで9月の最初の温習は2時間管別温習でした。

龍笛初心者コース。新規参加者はここからスタート。

龍笛部会。10月19日奉納演奏の課題曲に加えて、盤涉調の音取、越殿楽を練習しました。

篳篥部会。新規参加者がおいでになりまして、益々賑やかになりました。同じく盤涉調の課題曲に取り組みました。

笙は平調の鶏徳・皇麞急の吹き込みと、手移りを少しだけレクチャーしまして、盤涉調越殿楽の唱歌と演奏をしてみました。結構つつがなく吹けたと思います。平調5曲を吹ければ、あと他の調子にいっても大丈夫です。

月のウサギを追う卯年のやから

禰宜です。月夜が綺麗な昨今ですが、我が家の卯年生まれの「やから」も巷でうわさの「スーパームーン」を9日の夜、愛でていたようです。私は接待で酔っ払って見上げていましたので写真を撮れるような状況ではなかったですが、8日の日が中秋の名月の日でしたので撮っていました。8日は雲ひとつ無い夜空でしたが、9日は雲がたなびいて、月が出るのを待っていたそうです。「月に叢雲花に風」と言いますしね。ですが叢雲があった方が絵的には面白い変化が楽しめますので叢雲も風も主役を際立たせる名脇役ですな。

月の出待ち。写真では昼間のように写っていますが、実際は暗いそうです。

これまた綺麗に撮れました。まん丸ですね。

撮影時間が8:56分ですから不思議な光景です。

我が家の卯年平成11年生まれ。こっちこい、こっちこい。

昭和さんぱち卯年が手に入れたつもり。

幻想的な感じです。

雲龍が月を身ごもっているように見えるのですが皆さんはいかがでしょうか。宝珠(月)を持っているようにも見えますね。

最後に私が9月8日20:12に撮影した十五夜お月さん。sonyのcybershot DSC-HX50Vという、普通のデジカメです。只今アマゾン川で2万5千円前後で釣れるようです。最近のデジカメは良く写りますね。

 

神饌田の草むしり・とんぼ・新規御守り「こども守り」入荷。

禰宜です。最近は朝晩涼しいので、ここ最近ようやく田圃周辺の草むしりをしております。毎朝6時頃から1時間くらいを一人でつまつまとしておりました。
そんなとき、中学3年生の倅が中学校の運動会の後、友人と親好を暖めていたら別れるのが名残惜しくなったのか、「お宮の掃除をするから友人2名一晩お泊まりして良いか?」
とたずねるので了解しました。次の日は休みだし、以前にも友達を泊めるのならば朝、神社の清掃奉仕を友達も含めてする事を条件にしていましたので、自ら申し出てきましたし、まぁいいかと。我が家は本当に客が泊まる部屋が無いので、社務所で雑魚寝ですよ。そのかわり、宮の清掃奉仕。これ幸いと言うことで草むしりを手伝って貰いました。
意外に三人とも真面目に、しかも草むしりは慣れている感じでしたので、聞いてみるとやはり草むしりを家庭で手伝わされた経験があるとのこと。感心感心。お陰さまで一挙に綺麗になりました。

手前が私がむしったところ。先がこれからむしるところ。けっこうぼうぼうに生えてきました。

意外に根気強く、丁寧に草をむしる中学生。家内が「いわれたことは何でもするから、また泊まらせてください!」と嘆願されたようです。うちは駆け込み神社か。でも、なかなかかわいい事を言うやっちゃ。

奉耕者の吉田さんか草刈り機でスッキリと仕上げもして戴きまして綺麗になりました。

とんぼ。今日は一匹だけしかいませんでしたが昔はうじゃうじゃ夕焼け空を飛んでいたんですがね。

さて、次は御守りのニューモデルが納品されましたのでご紹介します。以前から社頭で「子供の御守り、ありませんか?」と、よく尋ねられますので以前から色々と企画したり物色していたのですがなかなか決め手に欠けていましたので難航していましたが、ついに納品されました。決め手は「とんぼ」でしょうか。ビーズで刺繍してありますので手間がかかっていますね。

「とんぼ」って古事記、日本書紀の昔から縁起の良い虫として日本人は愛着を持っていたことがわかります。とんぼの古名は「秋津(あきつ)」ともいいます。日本の本州の古名で、『日本書紀』に大日本豊秋津洲(おおやまととよあきつしま)、『古事記』には大倭豊秋津島(おおやまととよあきつしま)、またの名を天御虚空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)とありますので。

日本の国土を讃える名前ですがとんぼの古名が国名に反映されているところに注目です。豊かな自然の風景と、収穫の秋にとんぼが空を舞い飛んでいる風景が連想される名前ですね。とんぼは害虫を補食する益虫であり、収穫の季節に現れる豊かさの象徴なのでしょう。

こども守。とんぼが二匹デザインされています。そのうち1匹がビーズで刺繍されています。裏面は社紋の「違い鷹の羽」に神社オリジナルのロゴ。

ビーズのキラキラした立体感が今までに無かった感じですね。豊かさに恵まれて成長するようにとんぼがお守りします。

 

「田んぼ学校」イセヒカリの様子

禰宜です。いよいよ9月に入り、稲もたわわに実ってきている頃ですが、田んぼ学校のイセヒカリは他の稲よりも生育が遅いようです。
もともと、奥手の品種ですし、小学校の運動会の都合で田植えを一週間遅らせましたので仕方が無いと言えば仕方が無いのですが。
撮り溜めした写真を公開します。稲刈りの予定は10月13日、祝日の月曜日・体育の日を予定しています。近々案内のパンフレットも公開しますので、
田植えに参加戴いた方はもちろん、参加できなかった児童もえんりょなく参加して下さい。まってます。

8月30日、稲の花が咲いているのを初めて見ました。今までは見過ごしていたんですね。

稲穂に白い粉みたいな白い物が花です。この歳になって初めて意識して観ることが出来ました。そうか、これが米の花なんだ。知ってました?

この写真は奉耕者の吉田さんの田圃に植えられた、神饌田に植えることが出来なかったあまりのイセヒカリです。左の背の高い一列がイセヒカリで、右側がコシヒカリです。同じ土壌で育てているので、イセヒカリの方が背が高いことがわかります。

引いてみると良くわかりますね。左側がイセヒカリ、右側がコシヒカリ。コシヒカリは既に黄色っぽく実っていますがイセヒカリの実はまだ青いままです。

右側がまだ実が青いイセヒカリ。左の奥がコシヒカリ。違いが良くわかりますね。

少しずつ黄金色に実っていく様子がうかがえます。

古事記に親しむ中下巻完全読破編8月27日夜の部報告

禰宜です。古事記も昼の部、夜の部と予定通り開催中です。
最近、昼の部に4名、夜の部にも1名新規参加者があり、古事記に関心のある方と共に時間を過ごせることを大切にして行きたいと思います。
なにはともあれ、声を出して読むことがすべての始まりです。日本最古の書物ですからね。たった一度きりの人生。せっかく日本人に生まれてきたのなら、古事記を読まずに死ねるか、という意気込みで今月もはりきって参りましょう。

今月は第15代応神天皇の御代です。なぜかこの御代はお酒の話とべっぴんさんのお姫様とのあーしたりこーしたりの話が多くてほっこりするところです。

あっ、でも誤解しないでくださいね。応神天皇の御代には海外の文化・技術が数多く入ってきた革新的御業績を残された偉大な天皇様です。八幡さんの御祭神ですからね。

修業時代、京都の石清水八幡宮にご奉仕させていただいておりましたので、物語りの舞台になる宇治の辺りの地名などは過去の思い出が蘇るところです。

鷹乃羽雅楽会8月24日温習報告。

禰宜です。ほんとうにあっちゅうまに日々は過ぎ去っていきますね。
ですがお盆過ぎてから比較的夜は涼しくなってきたので有り難いです。
遅くなりましたが早速報告です。前半管別講習、後半は合奏です。

龍笛は藤井講師欠席に付き、魚津神社の高倉政憲氏にお願いいたしました。

初級者部門は今回鷹乃羽雅楽会初参加、富山県神社庁雅楽部副部長、高澤正紀氏、From氷見。遠方より急遽にもかかわりませず、快く引き受けて戴きまして有り難かったです。

篳篥部会。最年少小学3年生の舩木靖忠君は私の甥です。いつの間にかしっかり吹けるようになりました。

笙はいよいよ手移りの教授です。特に「後打ち」を練習しました。これが出来るのと出来ないのとで、演奏するときの楽しさが違います。出来ると演奏が楽しくなります。

細かいテクですが、何となく吹いていればさまになるような気になってしまうのが笙の演奏の落とし穴で、きっちり基本をマスターしていくことが最終的に演奏者としての力量の違いになって現れるような気がします。

合奏の時間です。初期の頃は「音の壁」が立っていたような感じで、音が「がなっている」感じが、だんだん音が抑制されてきて、「音が奏でられている」感じになってきました。

龍笛部隊。曲は越殿楽、五常楽、陪臚を正式に吹きました。

正式に吹くと各曲8〜10分近くになりますので、けっこうしんどいですが、だんだん吹けるようになってきますから。

やはりある程度、演奏力を付けるには吹き込みが必要です。

10月19日新川神社秋祭りには第2回目の奉納演奏会です。平調五曲の演奏力を高めていきましょう。

 

 

田んぼ学校神饌田の穂柱が立ちました。

禰宜です。残暑でむんむんしますね。さて、田んぼ学校の奉耕者である吉田榮一さんがラジオ体操の後に稲刈り時期の打ち合わせに来られました。10月の11日からの連休中になりそうです。
イセヒカリは奥手の品種で、なおかつ田植えが小学校の運動会の日を避けて遅れ気味でいたしましたので、ようやく穂柱が立ちました。もうすぐ白くて可憐な花が咲くそうです。要チェックです。是非、田植えをしてくれた子供達にみて貰いたいです。

神饌田。稲も伸びましたが、草も伸びました。

シャキン、とした稲穂。剣みたいですね。

朝露に濡れて朝日に輝く神々しい、その名のままのイセヒカリです。

雨天のため、大事をとって中止いたしました。


8月17日開催予定だった「みこしかつぎ伝授講習会・納涼バーベキュー会」は大事をとって中止いたします、残念ですが。
また、次の機会にと思います。自然にはかないません。雨天にて中止は残念ですが、実は私、雨の日はそんなに嫌いじゃないんです。稲もたまに雨が降らないと良い米にならないそうです。神饌田のイセヒカリも田植えが遅かったので他の稲より生育が遅い感じですが、大器晩成ということで実りと味に期待しましょう。そろそろ稲刈りの段取りも考えているところですので、田んぼ学校の流れの中でお宮で飲もう会をしてもいいのかなぁと思ったりしています。ということで、皆さん又の機会によろしくお願いいたします。

いろいろまとめてご報告です。

禰宜です。久しぶりです。公私ともにせわしなくしておりますが、色々なことが進んでいますので良い感じです。

恒例の七夕様。本年は旧暦の七夕が8月2日でした。今日、境内で焼いて天に皆さんの願いをお届けしましたのでご報告いたします。

五色の短冊〜のはずが、内では7色。虹色サービスです。

いいおっさんになっても、これを広げるときは楽しいです。ですが、だんだんいらついてきましたのでラジオ体操に来ていた子供に手伝って貰いました。大人になると、気ぜわしくていやですね。のんびりとつまつまと広げるゆとりがほしいです、ほんと。

写生会、今年は8点。ここには6点しか無いですが、あと追加で2点ありました。参加者少ないようですが、内容は濃いです。今日、富山の大和デパートで入賞作品を見てきました。8点中5点、入賞していました。

大和6階の空中通路。今日は雨で蒸し暑かったです。

山﨑瑛人君、銅賞。おめでとうございます。

山﨑茜ちゃん、銅賞。おめでとうございます。きょうだいで入賞です。

春日咲重ちゃん、銅賞。おめでとうございます。

春日祐子さん、一般の部審査員特別賞。昨年も受賞されましたので連続受賞です。おめでとうございます。昨年の作品は当HP「小学生のみなさんへ」から「新川神社美術館」で見られます。

舩木義忠くん。アートジム賞。私の甥です。過去に神社本庁統理賞を受けています。彼の絵の何が審査員(現役の近代美術画家)の心に留まるのでしょうか?やはり絵から彼の人柄がにじみ出しているのでしょうか?変に上手く描こうとしていないところ、元気いっぱいの色彩でしょうか?私は個人的に彼の描く狛犬のファニーさに惹かれます。今回の作品は二匹ともクールですね。ちゃんと「あ・うん」になってるし。

 

8月11日、お盆前の「古事記に親しむ」に新規の参加者が4名もいらっしゃいました。途中からでも随時参加者を歓迎しております。古事記を上中下、完全読破するのに3年かかりますからね。エンドレスで続けますので思い立ったら参加してみて下さい。

8月17日、お宮で飲もう会、近づいてきましたが天候が心配で心配で。今のところは16日は大雨の様ですが17日の天気予報は曇り時々雨ですので、予定通り実施にトライします。今日、近所の飯野さんから神輿を担いでいた頃の写真を貸して戴きました。大変貴重な写真です。

昔は青年団が新庄町だけではなくて新庄新町・荒川・綾田や経堂の方まで神輿を担いで廻ったと聞いていましたので、証拠の写真ですね。元々ひとつの新庄町だった名残でしょうか。

本当に貴重な良い写真を見せて戴きました。今度、17日は晴れて貰いたいです。神輿担ぎの復活は絶対神様も喜ばれると思いますから。

7月20日鷹乃羽雅楽会温習ご報告

禰宜です。今日は梅雨が明けたような爽やかな晴天ですね。ここ数日はカミナリや土砂降りでしたので、もうそろそろかなぁと思っていました。
7月13日から変更になりました温習会のご報告です。都合が悪くて参加できなかった方は、進み具合の参考にされて下さい。
ところで、鷹乃羽雅楽会の皆さんにも雅楽演奏でご協力戴いた「田んぼ学校」の早苗もすくすくと育ちまして大きくなりました。
幾分、丈が短かったり、混み合っている部分も見受けられますが、子供達の手植えの後がうかがうことが出来て、かえって微笑ましいです。
虫送りの季節にあたり、そういえば雅楽の曲で「虫除けの曲」があったことを思い出しました。「雅楽入門辞典」(柏書房)によりますと、「甘州(かんしゅう)」という曲だそうです。
中国のウルグル自治区と接する地域名だそうで、そこの湖に生えている甘竹が良い竹なのですが、根元に毒蛇や毒虫がいて人に害を与えるので収穫できなかったので、船を浮かべてこの曲を演奏したら、その音色が金翅鳥(きんしちょう:ガルーダとも。蛇を食する鷲や鷹、隼などの鳥か)の鳴き声に似ているため、毒蛇毒虫が近寄ることが出来なかった、という故事にちなんだ曲だそうです。なるほど、鷹乃羽雅楽会の音も超音波を発しているので効くかも知れません。よく、植物にモーツアルトを聴かせて生育を進める実験とかあるようですので、うちの神饌田は毎月二回、雅楽を聞いて育っているので成長は良いでしょう、多分。次回は8月3日です。熱い中ですが、皆さんのご参加をお待ちしております。イセヒカリにいい音を聞かせてやって下さい。

イセヒカリも伸びましたが、傍らの草も良く伸びました。

管別で最初の1時間は稽古しました。

月に二回の内、一回は後半に合同演奏を入れます。次回は管別2時間みっちりやります。

いよいよ合同練習です。

平調の音取りを一人ずつ吹いて貰いました。初めての方もチャレンジしていきましょう。人前で失敗をさらすのは誰でもイヤですが、成功するには必要な過程です。失敗は成功の元です。成功の反対語は「挑戦しない」です。

月二回、継続してゆくことが自信となり、身につく唯一の近道だと思います。

今回は参加者のリクエストで唱歌を三管全員で歌ってみました。越殿楽と鶏徳を歌いました。鶏徳は龍笛と篳篥がずれるところがありますので、ここが肝ではないかとおもいます。

演奏は鶏徳、越殿楽を正式に10行演奏しました。越殿楽は以前よりまとまってきた感じがしました。

みこしかつぎ伝授講習会・納涼バーベキュー会開催ご案内

禰宜です、お久しぶりです。ようやく梅雨らしくなってきましたね。じっとしていても体調がすっきりしないような感じですが、私は雨の日は嫌いではありません。降るときに降らないと大変なことになりますからね。しばらく大和国の石上神宮に禊・鎮魂作法の錬成で籠もっておりました。昨年に続いて二回目でしたが、良いところです。色々と今までわからなかったことも明らかになりましたので良い修行の旅でした。

と、いうことで第八回お宮で飲もう会は、予てから計画していました「みこしかつぎ伝授講習会」の開催です。

ご案内ちらしPDF 第八回お宮で飲もう会ご案内PDF

400年記念大祭の目玉になる「旧儀の再興」です。
昔は若衆が担いでいたのですが、時代の流れと言いますか、担ぎ手の減少と、神輿渡御の範囲が広くなりましたので現在は車輪を付けて曳き廻しですが、せめて宮入の時だけでも車輪を外し、氏子の若衆が「わっしょい、わっしょい」と神輿を振って御神威を揺り動かす、神様の力を強くしてお宮に帰って戴く。これが大切な事では無かろうかと思うわけです。
今回、上市町鎮座・香積廣野神社宮司 二宮正幸先生を講師に、神輿担ぎの作法を伝授していただきます。ただ担げば良いという物では無くて、若衆の長の指示でみんなが心を一つにしないと神輿は上がりませんので、いろんな事を伝授して戴きたいと思います。われこそはと思われる方、奮ってご参加下さい。
講習会の後は、境内で懇親会を致します。昨年はスイカ割りをしまして大変盛り上がりました。ご家族でどうぞ。

香積廣野神社の神輿と若衆。神輿の大きさは新川神社と一緒ぐらいです。

同じく香積廣野神社の神輿、宮入前の火渡り神事。境内に入る前に藁に火を付けた上を神輿が飛び跳ねるようにして渡って清める儀式です。

昨年の様子。焼き場です。熱い中、焼き場が一番大変ですが、ビールは美味いと思います。

子供達は虫取りに夢中です。何をみつけたのかな。

「うまそー」「ぎゃー」

子供に人気のスイカ割り。割れるまで大人も参加します。

新川神社には木陰がありまして、風が通り抜ける場所ですので、意外に涼しかったりします。大勢のご参加をお待ちしております。

夏はこれだー。

「お宮さんを描く写生大会」募集中です。大人も参加できます。

募集要項PDF  第37回「お宮さんを描く写生大会」

禰宜です。さて恒例の富山県神社庁主催のお宮さんを描く写生大会のご案内です。

締め切りは7月31日ですのでご家族で参加されてみては如何でしょうか。

上手い、下手というよりは何かが伝わるような絵が、評価されているようです。

あらためて神社の境内で絵を描く事で、今まで気づかなかった事に気づいて戴ければ神様も喜ばれるのでは無いでしょうか。

水彩の水やトイレは社務所をご利用いただけます。使用する前に鳥居前の舩木神職家まで一言声を掛けてください。

参加された全作品は新川神社ホームページ「小学生のみなさんへ」の中にある「美術館」に展示されます。参考に見てみてください。

特別賞には伊勢神宮の旅行に招待されます。過去2名の児童が受賞しました。特別賞を受けられた2名の実物絵は神社の拝殿に掲げてあります。

本年も暑くて梅雨の過ごしにくい時期ですが、多数の参加をお待ちいたしております。