日別アーカイブ: 2014年6月16日

茅の輪御守りの原材料収穫。

さて、連ちゃんでご報告です。ブログって便利な物で、アップするには労力と時間と情熱が必要ですが、絵日記みたいなもんですから、どこにいても閲覧出来る社務日誌として重宝します。日記帳も付けていましたが、いつでもどこでも、iphoneとかipadとかでも確認出来ますから、「去年の今頃は何の段取りせんなあかんかったかの〜」みたいな感じで振り返ることが出来るのは便利ですね。
と、いうことで今日は天気も良かったので、参列者にお土産で持ち帰っていただく「茅の輪御守り」の原材料の「茅」を収穫しました。
実はこの「茅」、うちの庭に「自生」した「茅」なんです。おふくろに言わせると、植えたわけでも無いので生えてきたそうです。
と、いうことで新川神社の茅の輪は正真正銘の「新庄町原産の茅」を使ったありがた〜い「茅の輪」なんです。産土の神の賜物ですよ。おみやげの事を当て字で「お土産」と今は書きますけど、昔は「お宮下」と書いてお宮で戴いた御神札や御神酒やお供物(するめ・こんぶ)などの事をいったみたいです。地方の特産物の事ですね。うちのはそういう意味では混じりけの無い「新庄町純正」お土産です。しかも新庄町生まれの神主が心を込めて手編みいたします。自然にある物を使って、自家製ですべて調製致しますので、手間はかかりますけど手作りにこだわった一品です。

茅の輪御守り用の茅を神社の中で陰干しします。ここで神様の「神気」が注入されます。

雨が少ないせいか、昨年よりも増して細いような気がしますが、細い方が編みやすいです。

6月15日鷹乃羽雅楽会温習日のご報告と日程変更のお知らせ。

禰宜です。先ずは鷹乃羽雅楽会の皆さんに日程変更の連絡です。
7月13日(日)を7月20日(日)に振り替えいたします。
(今後の予定日)
7月  6日 20日
8月  3日 24日
9月 14日 28日
10月 5日 12日
10月 19日(最終日午後7時より新川神社秋祭 奉納演奏会・懇親会を予定)
11月 2日  9日
と、なります。
新川神社秋祭の境内は夜店が立ち並びますので、神社裏の駐車場(舗装されていない場所)をご利用下さい。恒例の懇親会もやります。

笙は今回は初めて雅楽の資料として神社本庁指定の「雅楽譜」から基本的な部分の解説をしました。演奏よりも座学が中心になりましたが、いつも演奏指導ばかりでしたので、一通り説明したところで資料をお渡ししたと言うことです。あくまでも「口伝」ありきですから、資料は二次的な物です。

今回は笙の仕事の中で絶対外してはいけない「付け所」の集中講座です。平調5曲の付け所、つまり三管が合奏になるところのタイミングの把握と練習です。龍笛の譜面を渡して解説をしながら、一つ目の太鼓で入る場合、二つ目の太鼓で入る場合のレクチャーをしました。むつかしいですよ、良い感じで入るのには。

篳篥部会。いつものメンバーが熱心に取り組んでいます。

右が倅の信明、左が甥の靖忠君。仲良くやっているようですので安心です。

龍笛部会。鶏徳と皇麞急の細かいところのチェックで、一人ずつ吹きました。

龍笛部会初心者部門。途中から参加の方や、篳篥から龍笛に移籍された方など、丁寧に指導しますので、初心者の方もご遠慮なくお仲間に入れますよ。