日別アーカイブ: 2014年8月30日

古事記に親しむ中下巻完全読破編8月27日夜の部報告

禰宜です。古事記も昼の部、夜の部と予定通り開催中です。
最近、昼の部に4名、夜の部にも1名新規参加者があり、古事記に関心のある方と共に時間を過ごせることを大切にして行きたいと思います。
なにはともあれ、声を出して読むことがすべての始まりです。日本最古の書物ですからね。たった一度きりの人生。せっかく日本人に生まれてきたのなら、古事記を読まずに死ねるか、という意気込みで今月もはりきって参りましょう。

今月は第15代応神天皇の御代です。なぜかこの御代はお酒の話とべっぴんさんのお姫様とのあーしたりこーしたりの話が多くてほっこりするところです。

あっ、でも誤解しないでくださいね。応神天皇の御代には海外の文化・技術が数多く入ってきた革新的御業績を残された偉大な天皇様です。八幡さんの御祭神ですからね。

修業時代、京都の石清水八幡宮にご奉仕させていただいておりましたので、物語りの舞台になる宇治の辺りの地名などは過去の思い出が蘇るところです。

鷹乃羽雅楽会8月24日温習報告。

禰宜です。ほんとうにあっちゅうまに日々は過ぎ去っていきますね。
ですがお盆過ぎてから比較的夜は涼しくなってきたので有り難いです。
遅くなりましたが早速報告です。前半管別講習、後半は合奏です。

龍笛は藤井講師欠席に付き、魚津神社の高倉政憲氏にお願いいたしました。

初級者部門は今回鷹乃羽雅楽会初参加、富山県神社庁雅楽部副部長、高澤正紀氏、From氷見。遠方より急遽にもかかわりませず、快く引き受けて戴きまして有り難かったです。

篳篥部会。最年少小学3年生の舩木靖忠君は私の甥です。いつの間にかしっかり吹けるようになりました。

笙はいよいよ手移りの教授です。特に「後打ち」を練習しました。これが出来るのと出来ないのとで、演奏するときの楽しさが違います。出来ると演奏が楽しくなります。

細かいテクですが、何となく吹いていればさまになるような気になってしまうのが笙の演奏の落とし穴で、きっちり基本をマスターしていくことが最終的に演奏者としての力量の違いになって現れるような気がします。

合奏の時間です。初期の頃は「音の壁」が立っていたような感じで、音が「がなっている」感じが、だんだん音が抑制されてきて、「音が奏でられている」感じになってきました。

龍笛部隊。曲は越殿楽、五常楽、陪臚を正式に吹きました。

正式に吹くと各曲8〜10分近くになりますので、けっこうしんどいですが、だんだん吹けるようになってきますから。

やはりある程度、演奏力を付けるには吹き込みが必要です。

10月19日新川神社秋祭りには第2回目の奉納演奏会です。平調五曲の演奏力を高めていきましょう。