宮司です。お久しぶりです。6月中はついにブログが書けませんでした。それにはワケがありまして。事の発端はmac(パソコン)のOSのバージョンアップで、すったもんだで結局以前のOSバージョンのMojaveに戻して、システムを再構築したわけです。バックアップデーターが取り出せない、という絶体絶命の状態でしたが私の師匠の機転でなんとかすべてのデーターの復旧ができました。macユーザーの方、新しいOSのVer10.15 Catalinaへの移行はまだ早いので気をつけてくださいね。さりげなくヴァージョンアップを促してきますが、無視してください。もしくは現在の環境とは別のマシンで動かすとかした方が賢明です。私も以前はそうしていたのですが、基本を忘れたので反省です。ですが、おかげ様でmacもかれこれ23年間分の余計なデーターも消え、クリーンに成りましたので、かえってより良い環境に成りましたので結果オーライでした。
現在はかれこれ23年分のデーターがありますのでデーターのコピーに丸1日かかったりします。
いろいろ試行錯誤しながらやってきたんだなぁと思いました。
そしてこの教訓からデーターを二重三重のバックアップにしましたのでコピーだけで一週間くらいかかってました。icloudにもあげておきましたので、参集殿のmacと自宅のmacで同じデーターが使えるので便利になりました。以前からこういうふうにしたかったのですが、行事に追われてなかなかできなかったので、今回のトラブルのおかげです。
今まで、平成28年(2016)の新庄遷座400年祭以前の平成24年あたりから神社の新しい活動をスタートさせて以来、カッコイイ言い方をすれば「前しか向かずに突き進んだ」のですが、その後も走り出したら止まる事がなかなかできずに、仕事環境であるパソコンも「今、とりあえず仕事をしなければいけない」ので、メンテナンスや設定、新しい技術の理解と習得、その活用などは後回しにして参りました。色んな情報もあまり収集していなかったですね、今思えば。
アプリなんかも使い方をもう少し深度の深いところを習得すればもっと効率的に、今までできなかったこともできるようになるのに、「とりあえず、今使える範囲で〜」と流してきました。
今年の正月、本年の目標のひとつとして新川神社のホームページで未完成のコンテンツの完成を誓いました。お正月行事も一段落した2月から毎朝少しずつ作業を進めてきました。主に小学生の為のページと、一般向けの年中行事など進めて参りました。ステイホームの時期となりましたが、かえっていつも落ち着いてできなかったことに集中出来ました。
今回改めて思いましたのは私にとってパソコンは道具としてのパソコンではなく、やはり「Mac」なんですね。この23年間、Macだから楽しんで仕事をやってきたと断言できます。仕事や想像力を引き出してくれるパートナーであり、心の拠り所でもある事を認識しました。朝起きて珈琲を煎れて机の前に座り、macの電源を入れると「ジャーン」というBeatlesの「A Day in the Life」のエンディングのピアノコードにインスパイアされたという起動音が鳴り、一日が始まることは、毎朝朝食に蕎麦を食べる事と同じで一日の始まりに気分を上げるのに必要不可欠な「通過儀礼」です。
7月からは気持ちも新たに生まれ変わったMacと共に進んでいきたいと思います。