宮司です。寒かったこの冬のおかげで遅咲きの白梅も紅白そろって咲きました。紅梅はもう、満開ですね。令和の原典である万葉集の初春例月氣淑風和の季節となりました。
毎月1日には鳥居前の掲示板に東京都神社庁が製作された「生命(いのち)の言葉」を掲示替えします。併せて賽銭箱の横には短冊が有りまして裏面に解説が書かれていますので、毎月朔日参りの方も楽しみに集めておられる方もいらっしゃいまして、うっかり1日に交換忘れるとバレバレの様です。
今年のひな祭りはぞろ目の3・3・3でした。何故かこういう日に平日なんですけれども御朱印の参拝者が多いような気がします。金文字の添え文字に祝祭日を書き入れますのでそれ狙いでしたら嬉しいです。
それと告知ですが、新川神社神職でもあるばーと@とやま、ココペリの画家、米田昌功氏よりアート展のチラシが届きましたのでお知らせ致します。
いまビジネスパーソンの間でアートがブームになっていますね。よく目にします。米田氏にとってもいい流れになって来ましたね。音楽とかアートとか感性を豊かにしておくと色々な発想が刺激されるんでしょうね。そんなビジネスパーソンにもお勧めのアートギャラリー展です。
割と日本人って音楽もアートも「理解できるか、出来ないか」で判断してる人をよく見かけます。
たまたま米田の絵を見に行ってましたら年寄り夫婦が前を通ってチラッ見して「よーわからん」と
つぶやいて素通りしていきましたが、「わからんでもいいがに、かわいそう」と思ってしまいました、すみません。その感性もあり、何でしょうけど。
よくマイルス・デイヴィスに代表されるモダンジャズも「なにをやっとるか、わからん」と評価されがちですが、そんなもん、あっちはわかりやすいメロディを演奏するありきたりのスタイルやりまくって飽きたから「なにやっとるかわからんように」思いもままに演奏し取るがやからね。
私はけっこう「わけわからん系」が嫌いでは無いんですよ。メロディわからんでもいい音やなぁ、とか、なんでめちゃくちゃなようでまとまって聞こえるがかな?とか思っているうちにマイルス・デイヴィスのトランペットの音が聞き分けられたりすると嬉しかったりするんよ。
さて、話を戻しますと、「アートって何なん?」というタイトルが付いていますが、それが何かをそれぞれに感じて戴けることと思いますので是非ともお訪ねください。