禰宜です。いよいよ来年に行われる20年に一度の国の若返り、伊勢神宮式年遷宮が行われることを広く周知することを目的として早4年目となる富山県神社庁のイベント、雅(みやび)音楽祭が本年も行われました。いやー今年は企画スタッフと協力者のおかげをもちまして良い感じになりました。晴天に恵まれ、お客さんも多く、新しい趣向も導入されて内容的に充実してきた感じがいたしました。私は演奏に専念していましたので企画担当者は大変だったと思います。
裏千家の方々のお茶席が本年初めて催していただきました。場の品格が上がりましたね。式年遷宮クイズなど意外にみなさん参加していただきまして楽しんでおられました。恒例の伊勢うどん、赤福はすべて完売。沢山の方々に雅な空間を楽しんでいただけたと思います。そんな一日のほんの一部を紹介しましょう。
町の真ん中に笹竹が立ち並ぶ。
お抹茶の菓子はもちろん「赤福」。
竹林はアールタチバナ謹製。
なにげに司会の廣川さん、ご一服。
昨年もあっという間に売り切れた赤福。早朝、伊勢の本店で作られた物を店の方が富山まで運んでこられた物ですので、とびきり新鮮です。
会場の様子。垂れ幕が効いてますな。
ステージから見た会場の様子。これから第二回目の演奏。
私の相棒。このごろようやく鳴りが良くなってきたような気がします。
巫女と装束の体験ができます。
古事記撰上1300年を記念して・・・
「さくや れい」さん登場。古事記の神々をテーマにした歌をご披露。from Tokyo。
ジュン・ウエムラとバンド。富山の名手揃い。
ついに最終演奏は「神楽」。日本オリジナル古典歌曲。
神楽笛は鷹乃羽雅楽会講師・名手、藤井先生。いつもは鞨鼓ですが、このときばかりは笛、解禁。
浦安の舞。巫女は日枝神社の巫女さん。
日が落ちたこの感じがかえって勇壮なかんじがします。
最後は御神楽「其駒(そのこま)」。馬に乗って神様が天に帰って行かれるイメージの歌曲です。
午前10時から午後6時30分まで計5回の演奏、お疲れ様でした。ブログアップしている私も疲れてきました。ではまた来年。来年は式年遷宮が10月に行われるので雅音楽祭は6月に開催です。