禰宜です。気づかない間に白梅が咲いていました。暖かいのか寒いのか微妙な時期ですが頑張って咲いております。紅白同時の期間は短いですので貴重です。今現在、すごい強風で大丈夫かなと思ってしまうぐらい可憐な花です。
さて、昨日の雅楽温習レポートです。だいぶ寒さは和らいだ感がありますが、夜はやはりストーブが必要です。
笙は電熱器が前にありますので冬場は良いですね。夏は地獄ですが。
笙は前半1時間は平調音取りをみっちりやりました。一人ずつ吹いていただいて、チェックしました。
練習の方法として、前半、中盤、後半と三段階に小分けにして練習をして、最後に通しで吹く練習方法をお伝えいたしました。前半の一の合い竹から七・一から下を加えるまでの練習、乞・十・下・一・乙の一本武器の中盤、乙ー八ー七の終止形の後半と、少しずつ習得していった方が、まとまりが良いと思います。
後半は越殿楽の演奏で、特に息を張るタイミング、気替えを鋭く短く切り返す練習をいたしました。
4月14日の温習には合奏をいたしますので、その作法もお伝えいたしました。待機状態の姿勢、笙の構え方、構えるタイミング、音頭と助管の違いと付け所の解説、曲の最後の終止形の乙・八・七〜などなど。4月17日の前半1時間は合奏に関する事柄を復習をして後半1時間は合奏になりますので、各自CDを聞いて復習をしていただきたいと思います。
篳篥は平調音取、越殿楽をみっちりやったそうです。次回の合奏が楽しみです。
龍笛部会ですが、経験者の組と初心者の組に分かれて練習しています。経験者は越殿楽・五常楽を練習しました。初級組は越殿楽一行目から三行目までを練習しました。音が出るようになれば経験者組に移っていただくようです。音がなかなか出なくてもめげずに頑張りましょう。講師一同、立派に演奏できるまでお付き合いしますので安心してください。最初は誰でもあこがれと形から入りますから。私もそういえば箒をギターにして今で言うエアギターみたいなことを小学生の頃、していましたからね。