3月17日鷹乃羽雅楽会温習ご報告

禰宜です。気づかない間に白梅が咲いていました。暖かいのか寒いのか微妙な時期ですが頑張って咲いております。紅白同時の期間は短いですので貴重です。今現在、すごい強風で大丈夫かなと思ってしまうぐらい可憐な花です。

風に負けるな。

こちらはほぼ満開。

さて、昨日の雅楽温習レポートです。だいぶ寒さは和らいだ感がありますが、夜はやはりストーブが必要です。

笙は電熱器が前にありますので冬場は良いですね。夏は地獄ですが。

笙は前半1時間は平調音取りをみっちりやりました。一人ずつ吹いていただいて、チェックしました。

練習の方法として、前半、中盤、後半と三段階に小分けにして練習をして、最後に通しで吹く練習方法をお伝えいたしました。前半の一の合い竹から七・一から下を加えるまでの練習、乞・十・下・一・乙の一本武器の中盤、乙ー八ー七の終止形の後半と、少しずつ習得していった方が、まとまりが良いと思います。

風邪にて病欠が多かった時期も過ぎて徐々に参加人数も増えて参りました。

吹くお姿が様になってきましたね。

まだ指が届かないのに頑張っております。

後半は越殿楽の演奏で、特に息を張るタイミング、気替えを鋭く短く切り返す練習をいたしました。

4月14日の温習には合奏をいたしますので、その作法もお伝えいたしました。待機状態の姿勢、笙の構え方、構えるタイミング、音頭と助管の違いと付け所の解説、曲の最後の終止形の乙・八・七〜などなど。4月17日の前半1時間は合奏に関する事柄を復習をして後半1時間は合奏になりますので、各自CDを聞いて復習をしていただきたいと思います。

篳篥部会。徐々に増えて現在17名登録。

さて、来月お手並み拝見ですな。

講師と相談しまして、篳篥も二手に分かれて練習する方向で進めます。講師2人来られる場合ですが。もう一部屋は舩木家の座敷を使用します。

篳篥は平調音取、越殿楽をみっちりやったそうです。次回の合奏が楽しみです。

他人の演奏をじっくり聞くことも大変重要です。講師がどんな指導をするのか、自分にも当てはめて受け止めればより良い演奏に結びつきます。

だいぶ上達された様子です。

今月は風邪も治り、参加人数も多めです。

龍笛部会ですが、経験者の組と初心者の組に分かれて練習しています。経験者は越殿楽・五常楽を練習しました。初級組は越殿楽一行目から三行目までを練習しました。音が出るようになれば経験者組に移っていただくようです。音がなかなか出なくてもめげずに頑張りましょう。講師一同、立派に演奏できるまでお付き合いしますので安心してください。最初は誰でもあこがれと形から入りますから。私もそういえば箒をギターにして今で言うエアギターみたいなことを小学生の頃、していましたからね。