3月25日 第11回「古事記に親しむ」昼の部開催。紅白梅満開。天神祭斎行。3月26日朝、うぐいす初鳴き。

禰宜です。まだまだ寒い日が続きますね。さて、毎月恒例の「古事記に親しむ」も第11回目を重ねていよいよ上巻の後半部分に参りまして、来月4月22日で上巻読破になります。今月は「猿田毘古神と天宇受売命」「このはなさくやひめ」「山幸彦と海幸彦」を素読いたしました。このあたりになりますと、おとぎ話の原型となっている部分ですので、物語りとして読めますので余計な解説はあまりいらなくなります。とは言いましても皆さんにとってはわかりづらいようでしたが、原文を読まれると、最初に思っていたイメージと違う、という印象を感じられた方が多いようです。そうなんです、わりと人間くさい物語だったりします。原文を素読すると、脚色が無いので、自分でイメージを膨らませながら読めるので、私はこのほうをお薦めします。「このはなさくやひめ」のお姿をそれぞれにイメージした方が楽しいんじゃないでしょうか。与えられたイメージよりも原文からもたらされるイメージを楽しんで戴ければ、素読は魅力的な古事記との繋がり方であります。

これは先月の2月25日の模様です。今月はカメラマンが居なかったので撮影出来ませんでしたので、先月アップできませんでしたのであげました。こんなかんじでやっております。

昨日25日は新川神社に合祀されています天神さまの御縁日で、祭礼が行われました。と、言いましても神職のみでお仕えする粛々とした例祭です。本年は紅白の梅が揃い咲きですので、天神様もお喜びのことかと思いました。いつもはずれて咲くんですよ、紅が先で白が後に咲きますので珍しいかも。

紅白、お揃いで愛でてください。

ということでこの文章を書いていましたら、うずいすが鳴きました。本年初です。本年もうち(新川神社)に来てくれてありがとう。朝方に良く鳴いています。午前6時30分から7時30分くらいが多いでしょうか。ご報告まで。

下記がうぐいす初鳴き音源のリンクです、初鳴きだからか、寒さ故か、いまいち歌い切れてないですな、今後に期待。音が小さいので、是非ヘッドフォーンでご賞味ください。

平成25年初うぐいす