禰宜です。朝の5時ですが夏場は早起きが良いですね。落ち着いて書けます。夜明け前の朝に濃いめの珈琲は欠かせません。私はスタバのDarkオンリーです。深煎りの奴のことですね。珈琲は酸っぱいのは苦手なんです。がつん、とくる苦い奴が好みです。エスプレッソも好きですし、スマトラやドラゴンなどクセのある物が好きです。くせ者ですから。この夏は古事記に親しむと山と鷹乃羽雅楽会の専用ページも作りたいので、早寝早起きをして原稿を書きたいと思います。
と、いうことで遅くなりましたが温習のご報告です。
今回は後半の30分だけ合同演奏をいたしました。各管はそれぞれに課題曲を演奏します。笙は音取り、越殿楽を正式に吹きまして、演奏力を高める練習をしました。音取りを各自に吹いていただくと、調律が高かったり、特定の竹が鳴らなかったり、色々気づくことがありまして、今回はリード部分の構造解説をいたしました。私自身、調律は出来ないのですが、どのような構造で音が鳴っているのか、音が鳴る簧が開く事をイメージして息づかいをすることにより、楽器と一体化するイメージで演奏するようにしています。笙吹きは本当は調律が自分で出来て一人前ですので、私自身まだまだ修行が足りませんな。いつか挑戦せねばならない壁です。
篳篥、龍笛もそれぞれ温習いたしましたが、内容は聞き忘れてしまいました。合奏は越殿楽を正式に演奏いたしました。
温習の最後に鷹乃羽雅楽会の「楽道の心得」を改めてご紹介をしました。次回8月4日は休講になりますのでしばらくの間自己練習するに当たり、精神的な「みちしるべ」にしていただきたくお伝えしました。
これは私がたまたま見つけた後白河法皇が梁塵秘抄口伝集(りょうじんひしょうくでんしゅう)より雅楽を志す人への心得を諭された部分を5箇条に抜粋した物です。私自身、目標としています。
PDFファイル 楽道の心得