たなばた、始めました。

禰宜です、七夕の笹の葉を手水舎前に設けました。昨年から始めました。なかなか夏らしくて良いでしょ。お願い事を書いて吊してください。こよりも置いてありますので結んで下さい。この、こより(白くて細い紙紐)で結ぶところが味噌です。おみくじもそうですが、日本人は「結び」が好きですから。語源は「むすひ」、「産す(むす)」+「霊(ひ)」。何かと何かを結び合わせると、「新しい何かが産まれる」からなんだそうです。たなばたの歌に「ごしきのたんざく〜」とありますが新川神社では7色です。旧暦の7月7日は今の暦で云いますと本年は8月13日に当たります。なんで7月7日にやらずに8月にやるのかって子ども達にに聞かれることもありますが、説明がむつかしいです。やはり旧暦の7月7日である8月にやったほうが夜空が晴れる可能性が高いですし、呉東のほうは昔から旧暦でやってきましたからね。「天の川が晴れた方が織り姫、ひこぼし会えるから良いでしょ」と伝えていますが、はたしてわかっとるかの〜。

手水舎前に短冊とこよりがあります。

案の上で短冊にお願い事を書いてください。

何色にするかは直感で選びましょう。

ひとり一枚、と書いてありますが、子どもたちがやみくもに吊すのを牽制しているだけですので深い意味はありません。ですが、まぁ、お願い事はひとつに絞って置いた方が良いような気がしますもので。

さわやかなかんじの「かぶら」

これも鮮やかなパイナップル。今年は「つるしもの」が多めです。

いちご。七夕の笹の葉は昔は河に流したもんだそうですが、今そんなことすると怒られますので、お祓いしてからお焚き上げをしてみなさんのお願い事は天にお届けいたします。