お宮を描く写生大会作品展示のご案内

禰宜です、お久しぶりです。ところでみなさん、わたくし、いつも最初に「禰宜です。」と書き出しますが、なんて読むか、ご存じなのか?と、フッと思いました。
「ねぎ」と読みます。鴨が背負ってくる野菜ではありません。買い物の時に(関西系の方は特に)行われる価格交渉行為とも違います。漢字の意味は「禰」は祈りの意味で「宜」は「よろしい」とか「ほどよく叶っている」など肯定を意味する字だそうですので「ねんごろにおいのりする」という意味になるんですかね。これはわたしの解釈ですが。そういえば総代さんからも良く聞かれます。「あんちゃんよ、あんたのとうちゃん(父親)ちゃ、宮司さんと言えば良いがはわかっとんがだけど、あんちゃんはなんちゅう呼べば、いいがけ?」、こてこての富山弁で良く聞かれます。御酒が入っているときはこちらも難しい事をゆうてもなぁと思いますので「いまさら、なんやいわんでも今まで通りあんちゃんでいいっちゃよ」と言ったりもしますが、さすがに45も過ぎたおっさんに「あんちゃん」では、かえって呼ぶ方が抵抗を感じて居られるのかな、と気づいたこの頃ですので、「宮司は会社でいうところの社長で、禰宜(ねぎ)は専務にあたり、神様に祝詞をあげていつも村をお守りいただいて居られる神様を「ねぎらう」のが仕事ですから多分そこからだとおもいます」と答えております。

前置きが長くなりました。大変遅くなりましたがお宮を描く写生大会の参加作品を新川神社美術館にアップしました。来年も多数の参加をお待ちいたしております。
大人の参加も出来ます。本年から評価もされるようになりました。来年は景品つかんかな。