鷹乃羽雅楽会初陣。其の四:御神前・客前生演奏の巻。

禰宜です。振替休日ということでのどかな休日をお過ごしのことと思います。私どもは今の時期はお祓いや地鎮祭、秋祭りや新年の御神札の準備、業界(神社庁)の仕事やら、なんやかんやでわやわやです。ですが、続きを書きたかったので、一杯やりながら鍵盤をつっついております。寒くなると酒が美味しいですね。今日は勝駒を冷やで。いつもはやはり当社選定御神酒の「羽根屋」が私の口に合います。「立山」も美味しいですし「ますいずみ」もいけます。「さんしょうらく」の山廃仕込みも美味しいです。富山の地酒、美味しいですよ。若い人ものんでみて下さい。マニアックな地酒は稲荷町のアピアの中に有る酒屋に色々あります。要チェックです。と、いうことで鷹乃羽雅楽会初陣のつづきです。

こうしてみますと圧巻ですな。

プロモーション・チラシ。

二曲目は五常楽の急。旧来は雅楽を始める初心者が最初に取り組んだ曲だそうです。五常とは、仁義礼智信と雅楽の五音階、宮(きゅう)・商(しょう)・角(かく)・徴(ち)・羽(う)を曲に盛り込んだと伝わります。演奏するとわかるのですが、雅楽の基本になる演奏技法がほどよくちりばめられている楽曲「なるほど」と思います。雅楽はピアノのバイエルのような練習曲はありませんが、強いて言えば私はやはり今回の越殿楽・五常楽・陪臚が良いと思います。

楽太鼓。富山県神社庁の備品で借り物です。鷹乃羽雅楽会の専用の物が欲しいです。借り物は壊したら大変ですし、運搬も気を遣います。次回に続く。