禰宜です。桜、満開ですね。連日春祭りと会合の連続でなかなか書けませんでした。4月4日金曜日、お宮で飲もう会も第六回目やりました。禊錬成会を入れると7回目ですか。ついに社務所一杯にすし詰め状態になるくらいに集まっていただきました。ありがたいことです。小川代表を始め、参加いただいた方々がそれぞれに新しい人を連れてきていただいて広がっていますので良い感じです。今回は最初の30分間を「神道のはなし」をしようということで準備していたのですが、想定外の多人数と場の雰囲気(大量の酒瓶と酒肴)を目の当たりにしますと場違いなような気がしまして、つい気が引けて堅い話は引っ込めてしまったのですが、あとから「なんで神道の話せんかったん?」と言っていただいた方もいらっしゃいましたので、ありゃりゃでした、すいません。(-。-;)
次回からは公民館をお借りしてちゃんとやります。あと、酒飲みながらみなさんとお話しをしていますと、地域との繋がりとか伝統文化とかに対する熱い眼差しを感じられました。「子供が産まれて成長してきて、子供に自分の国の伝統・文化を伝えなきゃいけないと思ったときに自分があまりにも無知だったので、これではいかん、と思ったので、今後色々と伝えていただいて、それを子供に伝えたいんです」というしっかりとした方もいらっしゃいますので、日本はこれからもまだまだいけまっせ。
それにしても今回も飲みました。いや〜、想定外の人数でしたのでビールがあっという間に全部売り切れてしまいましたし、酒肴もすべて完食でございました。物足りなかった方、ごめんなさいね。次回は増やしておきます。ですが、準備した方は完食、完飲いただけますと気持ちいいですな。
今回は、ビデオプロジェクターにてケーブルテレビ富山さんが取材していただいた「みそぎ・鎮魂錬成会」の映像と、当日の写真をスライドショーで鑑賞しました。やはり寒い中に一肌脱いだ経験。これが良い酒の肴になります。「みそぎ」という共有した経験があったので、良かったと思います。「お宮で飲もう会」の神髄は実はここにあるような気がします。何も無しに酒飲むより、なんかしてからの方が盛り上がりますし。
また、今回4月19日の春祭りに「お宮で飲もう会」の方にも御神輿担ぎのお手伝いをお願いいたしました。今年は土曜日ということで若い方々も参加いただきたいと思いましてお願いいたしましたところ、約10名の方が参加していただけることになりました。有り難いことです。
今回は御輿に車輪を付けて曳く形式ですが、400年祭までには一部分でも良いですし、宮入の時だけでも良いですが、やはり御輿は若衆が「担いで」そして「揺さぶって」いただきたいと思います。御輿に鎮まる御神霊を若衆が揺さぶる「振り魂」が大事なんです、御輿を揺さぶる事によって神様の神威が高まるから。みんなでみこしを担いで「わっしょい、わっしょい」やってまたみなさんと酒飲める日が来ることを待ち望んでいます。今年はそれの下見だと思ってください。