「お宮で飲もう会」御輿曳きご奉仕申し込み、大勢いただきありがとうございました。

禰宜です。本年は「お宮で飲もう会」小川博司代表の呼びかけのおかげ様で春祭りのみこし曳に延べ13名の参加申し込みを戴きました。誠に有り難うございます。本年は土曜日ということもあり、若い衆が参加いただけて、宮総代も喜んでおられました。午前8時30分から午後6時30分の10時間の渡御ですからね。年配の方々にとってはきついと思います。午前中で上がられる方も、是非夕方午後6時30分以降に新庄第一公民館で直会をしますので参加して下さい。

本年は御輿蔵から御輿を出すときと、しまうときだけは担ぎますが、その他の道中は車輪で曳きます。将来的に御輿を担いで宮入するなど若い衆の見せ場を創造していくにあたり、今回参加の方々には現状の様子を下見するような心づもりで経験していただきまして、今後より良い盛り上がる祭りの構築にアイデアや御意見など戴きたく思いますのでよろしくお願いいたします。今後の新川神社のみこし渡御がどんなふうに発展していくのか、たのしみです。

「明治32年4月19日 神輿再新調紀念御還幸後」と添え書きがしてありました。明治32年は西暦で1899年ですから115年目ということになります。

これは最近、蔵から出てきた春祭りの御輿渡御の様子です。神輿の台を担いで運んでいる人がいますので、神輿は担いでまわっていますね。警察官や当時の新庄町の町並みがうかがえますので貴重な一枚です。「どべ」もいますね。

神輿の台座の裏側に製作期日と職人のシグネイチャーがありました。能登の七尾橘町の中島孫左エ門作、ということです。

多分、御神輿にとっては通算115回目の出陣、一緒にがんばろうね。