第1回神道講座ならびに第7回お宮で飲もう会開催。

今回使用した資料の書籍です。

禰宜です。お宮で飲もう会も2ヶ月に一回のペースできまして早7回目、人数も20名を越えますと社務所では狭いので、今回から新庄第一公民館を会場にしました。総勢24名参加でした。
今回から第1回神道講座を開催前30分間しました。色々と神道の基本的な事からとも思ったのですが、今一番個人的に調べていて話をしたかった高杉晋作を持ってきました。明治維新期の志士たちの中でも松下村塾の双璧たる高杉晋作が如何に国学を学んでいたのか興味を持ったからです。時間も無く、言葉足らずの話でむつかしかったのではとおもいますが。後々に点が繋がれば腑に落ちて戴けるように今後も折を見て繰り返して説明していきたいとます。30分ではいずれにしろ限界がありますので、今回はみなさんの記憶の中に「古事記・高杉晋作・明治維新」の種を播ければそれで良かったと思います。
明治維新の志士たちは剣術も一生懸命しましたが、学問も一生懸命していました。高杉晋作の日記をみればわかります。そして学問することにより信仰を持っていました。高杉は「天照大御神」を自分の学問と事業達成の「推挙人」として日夜崇め、「菅原道真」を「勤王精神の鏡」として信仰していたことがわかります。それはやはり学ぶ事から発した信仰心、「私はこうなりたいから、是非見守っていただきたい」と誓う対象を持ったと言うことですね。
その中でも「古事記・日本書紀」など日本の国柄と歴史を学んで日本独自の「やまとごころ」を体得する学問が「国学」なんです。これを学ぶ事によって王政復古が興り、近代国家の基礎が出来て紆余曲折を得て今日まで繋がっているということです。今回改めて配りました小冊子「日本がもっと好きになる」はみなさん読まれましたか?先ずはこれを読んで、全体的な視点を明かにした方が良いですかね。

次回からは下記の項目からピックアップしていきたいとおもいます。

神道とは?

神道の歴史

神道においての神様の意味合い・種類

新川神社の歴史

神社庁や富山県においての組織などについて

神棚について(維持・管理など)

お参りの意味

氏子・氏神などの意味合い

神道の年間行事

お祭りの意味・神輿の意味

 

また、毎回差し入れといいますか、美味しい物をご持参戴けます方、有り難うございます。

太刀魚の骨煎餅、美味しかったです。

次回のお宮で飲もう会は8月17日(日)、昨年も致しましたが野外バーベキューをします。その前に神輿の担ぎ方講習会を講師を招いて開催いたしますので大勢の参加をお待ちいたしております。詳細が決まりましたらまたご案内いたします。