3月31日、社務所・参集殿建築地鎮祭斎行。

禰宜です。晴天に恵まれ、紅白の梅が咲き、桜も咲き始めました。鶯も3月29日にもどってきてくれて早朝の境内で鳴いています。

春の兆しが毎日少しずつあるこの時期が一番好きです

昨日は待望の新社務所・参集殿の地鎮祭が執り行われました。感無量です。

顧みれば、10年前から社務所新築・境内整備事業の構想を、現在の宮総代の田添茂信さんと境内で掃除の合間に幾度となく語り合った日々を思い出します。将来的な展望を見据えて、境内の中にある建築物の理想的な位置関係、田んぼを境内地に転用する事に対して理解が得られるかどうか?とか、今日の地鎮祭にいたるまでの夢と意見を交わした日々が走馬燈のように思い出されます。

今日に至るまで、何度も何度も会議を起こしてご審議戴きました神社総代会、奉賛会の皆様には本当に感謝いたします。

正解が明確にわからない諸問題を手探りで進めてきた日々の積み重ねが今日の地鎮祭の礎となり、とこしえに固らかな地盤を支えてくれることを祈りました。我ながら満足のいく地鎮祭をご奉仕できた実感がありましたので、神様にちゃんと祈りは届いたのではないでしょうか。

先ず思ったのが、テントのでかさでしょうか。30名余裕で座れますし、今回は雅楽の生演奏もしますので大きさを心配していたのですが、問題ない大きさです。

準備オッケー。

今日の為に鷹乃羽雅楽会から3名ご奉仕戴きます。予めリハは27日に済ませてありますので今日は最終確認のみ。鳳笙:浦田安基氏(from伏木)・篳篥:桝山正敏氏(from地元・新園町)・龍笛:多賀令史氏(from伏木)。

先ずはお祓いの修祓。

祝詞奏上。今までの経緯を奏上申し上げました。私なりに気持ちを込めて奏上することができました。

敷地の清祓の儀。貫江会長にお供いただきまして、昔の田んぼを祓い清めます。

切り麻という紙吹雪が上手に撮れてますね。ちなみにカメラマンは事務局の浦田宗四郎氏によるものです。

施主、貫江奉賛会長によります刈り初めの儀

施工、(株)オリバー社長・小川博司氏の穿ち初め。

鎮め物埋納の儀

玉串拝礼。宮総代の田添茂信氏

最後に記念撮影。天候に恵まれた、爽やかな地鎮祭となりました。(株)オリバーの施工関係者の無事故・無災害を心よりお祈りいたします。