さて、連ちゃんで更新です。順序が逆になりましたがみそぎ・鎮魂行法錬成会のご報告です。
本年より若鷹会主催で実施しました。HPトップページから「若鷹会」のHPに入れますのでそちらの写真もご参照ください。写真はなるべくかぶりが無いように別のカメラの画像を中心に上げてあります。天気予報と裏腹に良い天候に恵まれ何よりでしたが、水は冷たいまま。やはり厳しい行になりましたが、54名、女性が10名、小学生1名、中学生2名、高校生2名と参加者に幅が出てきたのは良い傾向ですね。県外からも参加された方がいらっしゃいまして、富山の美味しくてキンキンに冷えた道水を被って戴きました。
来年は新しい参集殿が使えますので、60名から80名くらいまでいけますかね、やってみないとわかりませんが。
最後に準備、受付、段取り、後片付け、写真・動画記録など始め、幅広く参加者を誘って戴いた若鷹会のメンバーに感謝いたします。
それと、直会の準備・段取り、後片付けをして戴きました女性陣に感謝いたします。
また、禊ぎには絶対欠かせない、新庄町の銭湯「赤そぶの湯」出村さんからはお酒の差し入れ、海鮮味噌鍋の増量サービスをいただきました「浜木綿」の今井さんにも感謝いたします。また、残念ながら今回参加出来なかった「宝来」の大澤社長、山岡石材店の木村さん、また新庄町の有限会社エイキの木村社長からもお酒の差し入れを戴きました。ありがとうございます。あと、紹介できないくらいにそれぞれ参加者の方々がワインやら焼酎やらウイスキーや漬け物(貫江和夫奉賛会長)やなにから何まで差し入れをいただきましてありがとうございます。今後ともどしどし、持ち込み宜しくお願いいたします。だって、みんな若いからよく飲むしよく食べますからね。今回はなんとか足りたようですが、おにぎりは少なかったようですね。来年からは一人二個かな。
天気予報は雪だったのに本日は晴天なり。雨男、禰宜さんの霊力に勝る晴れ男か晴れ女が参加するのでしょう、多分。
納品されたばかりの若鷹会はっぴを着て。
過去2回の反省を踏まえて短時間で伝授する事を私は修行しております。
鳥船行事。少しの時間でも身体が温まります。
鎮魂作法。照明を落として落ち着いた雰囲気で。
レクチャーを終えて、本殿に参拝。手水の儀。
今年10個買い足しまして60個あります。
修祓。
拝礼。
銭湯よりえいほ、えいほのかけ声で走ってきます。というより走らざるをえない寒さです。下が凍っていなくてラッキー。
えいほ、えいほ、えいほ
えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ
えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ
えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ、えいほ
先ずは振り魂。
マスコミ、ギャラリーの見守る中、いよいよ行の始まり。横断幕が効いてますね。
みそぎ行の基本動作、振り魂。貧乏揺すりにならないようにとお伝えしていますが・・・
先ずはお祓いの儀式で修祓。
祓え言葉は禰宜さん、一同は手を合わせて祈ります。
しかしこれだけ揃うと圧巻ですな。
水槽を囲んで「天の磐船」をみんなで漕ぐが如く、鳥船行事に映ります。
昨年に続き、小学生、中学生、高校生も参加。親子で参加の若鷹会会員もいました。新聞に取材記事が掲載されていましたね。えらいわ。
これを真剣にやると、寒くても身体の芯から力が沸き上がります。
新川みそぎ少年隊。うしろにジュニアが。
昨年は水を浴びた後、雪が降りました。
女子も毎年参加の方が多く、本当に偉いです。
内面からも美しく。
伊吹。大自然の気を臍下丹田に込めて・・・
地面に通すことにより、天と地の気を身体に通じさせるイメージで私はやっています。色々な解釈があるとは思いますが。
日常でも、煮詰まったりスカッとしたいとき、ここ一番の勝負の前にこの伊吹を三度やれば、かなり落ち着けると思います。
いよいよ水を被ります。
桶を以て、手刀を水に対して切り祓ってから被ります。
エイエイエイエイエイ〜
エイエイエイエイエイ〜
エイエイエイエイエイ〜
エイエイエイエイエイ〜
水は自分で被りましょう。人の世話までせんでよし。
人数に対して水槽が混み合いすぎているようですので来年は増やさなければなりませんね。
どうしても隣の人の分まで掛かってきますが、それもよし。
水かぶりは3段、途中でインターバルを置きながら被ります。
被る時間は私が号令をかけるまでですが、いつも3回目にもなると皆さんきついので、私が号令かけるのかと思いながら被っているそうです。私もきついんですけど、すこしきつめが丁度良いのでは無いかと思っています。
水かぶり終わった後、最初と同じ事を繰り返します。ここで風に吹かれると寒くて辛いんですが、鳥船に力を込めてしのぐしかないです。
女子の禊ぎ専用装束。海女さんのようにも見えますね。
水もしたたるなんとやら。
雄たけび、という大きな声で御神名を叫ぶ儀式があります。
おころび、の儀式。
目前の中空を手刀で三度、気合いを入れながら斜めに断ち切ります。
最後にお手を拝借、一拍手で「おめでとう!」。禊ぎを終えてみなが新たな魂に生まれ変わった事を祝して祝い詞をかけます。これで、みんな兄弟・姉弟・兄妹・姉妹。
記念撮影。じっとしているこの時間が一番辛かったりします。
ひふみよいむなやこと、10秒だけ。
えいぼ、えいほと銭湯に向かって駆け込みます。
走るのも行作法ですので、足下が良くて何よりです。凍結してると危ないですからね。
ひとっ風呂浴びて、リラックス。
生きて帰ってきた〜って感じです。まさに「黄泉帰り」イザナギの命が黄泉の国(死者の国)から帰ってきたときに身を清めたのが「みそぎ」の原点です。
頭の小川氏。若鷹会の役職名は古式に則り、会長では無く「頭(かしら)」。
副会長は「若頭(わかがしら)」
桑名若頭が乾杯で、みな、きょうだい。
新庄町周辺美人多し、わき見運転注意。賄い準備の女性陣。ありがとうございます。
この時点で酔いが廻って記憶にございません。
中締めの挨拶は、内山鑿泉の内山社長さまより。いつも何かとお世話になっております。
2次会の締めの写真ですね、記憶の断片しか残っておりませんが、今回は美味しいお酒を適量だったのでしょう、次の日はスッキリとして残りませんでした。禊ぎはこうでなくっちゃ。
差し入れのお酒。他にもたくさん頂戴いたしました。本当にありがとうございました。次回は待望の新築参集殿が道場となります。来年楽しみにしておりますので奮ってご参加下さい。