(これが見たかったんだー映像 氏子神輿勢揃いで神輿振り魂の儀:桑名聖子さん撮影)
まだ夢の中を漂っているような感じがしております、禰宜です。お陰様で無事に町新庄祭騒動、納めさせて戴きました。本当に奉賛会貫江会長をはじめとする総代会、奉賛会役員の方々、各氏子町内会、児童クラブ、若鷹会、田中町獅子方、藤木獅子方、、Jelly’sをはじめとする多国籍屋台、神道体験エリアにお手伝い戴いた神職各位、参集殿の癒やしエリア出店者各位、宮フェス出演者の方々、そして御奉賛戴きました大勢の方々、企業、奉務神社の皆さん方、近隣遠方からご参加戴きました皆々様に深く感謝申し上げます。
写真は若鷹会 Web Site に上がっていますのでご覧ください。
http://niikawajinjya.com/wakataka/
当日は心配した雨も天気予報通り、五本榎の元宮地に着いた頃には上がりましたが、神社から五本榎までの道中、小雨が止まず、たまに強くなる雨脚に参加者の方々が次第に濡れていくのを見るのが辛くて辛くて、大麻を祓いながら、一心に「龍神様、雨、止めて〜」と祈っておりました。そんな雨の中、先頭を歩く田中町獅子方のお囃子と、鷹乃羽雅楽会の楽の音が励ましてくれました。あれが無音で歩くだけでしたら惨めだったと思います。音が途切れずに鳴っているだけで気が紛れるモノですね。雨が上がってからはもう、こっちのもんですよ、今まで幾度となく打ち合わせしてきたことを実行するだけです。私、雅楽演奏が終わるまではお酒は飲まないつもりでしたが、晴れた喜びでそんなことは吹き飛んでしまい、吞まずには居られなくなってしまいました、すいません。宮フェスの最後の方には完全に出来上がっていました。祭典終了時の挨拶も、宮フェスのグランドフィナーレでの挨拶も、本当に何も言うこと無し、でした。唯々、町新庄が気合い入れて元気を出すことだけしか頭に浮かびませんでした。文句なしです。
語り出すと切りが無いのですが、やはり今回改めて感じましたことは何か見えない物に導かれ、後押しをされ、色々なことが繋がって上手く運んでいく様に神々の存在を感じました。
実際、次の日に境内を眺めてみますと、なにかいつもと趣が違うといいますか、境内のエネルギーが高まって神様の力がパワーアップしたように感じます。キラキラ輝くというのでは無くて、なにかぼわーっと優しい感じに磁場が和らいだような感じですか。
顧み致しますと10年前からこの400年祭の企画を総代会に提示していったので構想10年、実際に動き出すのは5年前ということになりますか。私が平成8年4月1日に新川神社禰宜としてご奉仕してから20年、その集大成が結実したような気がします。が、構想の途中からも常々感じて居ましたのが400年祭が目標では無くてキックオフなんだと言うことです。これからが本番、ということですが、今はこの20年間に思いを馳せながら運営を共にしてきた宮総代さん、若鷹会の小川博司頭をはじめとする若衆、協力者のJelly’s神田さん達と喜びを分かち合いたいと思います。
町新庄祭騒動が終わってやはり感謝の心が湧き出てきました。綺麗事では無くて本当にこれは色々な方々がサポートしていただいたりしたお陰だと感じましたし、今まで修行させて戴いた明治神宮や石清水八幡宮、富山の日枝神社、富山県神社庁での色々な行事の経験が私の基礎となっていることも改めて感じ入りました。そして奉賛会を立ち上げる際に総代会研修として色々ご指導戴きました富山県の宮司様各位のお陰様であります。
また、色々な批判に晒された時も「あんたなら出来る!」「記念事業・奉賛活動は、色々な困難を乗り越えながら目標に向かって達成していくもんだ!」と援護射撃をして励まして戴いた総代さんの言葉が私を支えて来ました。言葉一つで人は強くなれるということを実感しております。
そしてなんと言っても若鷹会の存在が今回の大きな成果であります。本当にたくましく頼りになる若衆がいてくれるので今後が楽しみです。思い出せば、町内会長になって間もない小川博司君と最初に家の座敷で酒を飲みながら色々とぶっちゃけ話をして、新川神社の現状と将来の展望を話したこと、そしてそれを理解して飲み込んでくれた事、そして色々なことを企画して挑戦して行ったことが走馬燈の様に思い出されます。
最後になりましたが新川神社の神々、町新庄を支えて来た祖先の御霊達、龍神様のお導きに深く深く感謝を申し上げ、今後も楽しい人生を氏子をはじめご縁のある方々と共に過ごして、少しでもこの世が良くなる事に精を出していきたいと思います。
追伸、400年祭と参集殿新築に際し、様々な御奉納品もたくさん戴きましたので場を改めてご紹介して参りたいと思います。
追々伸、最後に出費がかさんで家計も大変なところでも深刻にならずに笑顔で「お金なーい」と言いながら、好きなようにさせていただいた配偶者と、事業推進の力となった「なにくそ精神」を醸し出させて戴いた両親に深く感謝をいたします。私、怒った方が仕事、進んだりします。ネガティブパワーをクリエイティブエネルギー源として使うんですな。