暑いですね、宮司です。お久しぶりですがお元気でしょうか?本日は愈々待望の新企画・古事記に親しむ富山主催、古事記を巡る神社参拝旅行のご案内です。第一回目は大和編です。丁度、古事記に親しむも2巡目の上巻を読み終えた所でして、7月末には古事記に親しむ富山中巻下巻完全読破編が始まり、神武天皇の条を読み始めたところでしたので良いタイミングで奈良に行く段取りとなりました。今回は初回ですので、目的地は古事記直球ど真ん中5発!という感じです。
先ず初日は日本最古の神社・大神神社(おおみわじんじゃ)です。新川神社の主祭神の一柱である大己貴命の御神縁が有りますので家的にはやはり「いの一番」にこの神社に正式参拝というのが仁義というもんでしょう。初代新庄城主である三輪氏の氏神でもあります。
そのあと箸墓古墳に参拝いたします。言わずと知れた第7代孝霊天皇皇女の倭迹迹日百襲姫命の墓で『魏志』倭人伝が伝える倭国の女王、「卑弥呼」の墓とする(一部の邪馬台国畿内説)説で有名です。その是非はともかく、纒向遺跡の箸中に所在する箸中古墳群の盟主的古墳であり、出現期古墳の中でも最古級と考えられている3世紀半ばすぎの大型の前方後円墳ということでありますので此所は是非一度お参りしたいと思っておりました。初日はこれでホテルに入ります。今回は量よりも質を重視いたしておりまして、スケジュールはゆったりと時間に追われることなく大和の空気をゆっくりと染みこませるような時を過ごしたいと考えております。
二日目は朝一で「橿原神宮」です。初代神武天皇御即位の場所。日本の始まりの場所です。此所でも正式参拝と宝物館を閲覧いたします。ここまではまぁ、定番鉄板コースですが、ここからは古事記に親しむ富山ならではの神社に寄ります。そう、古事記編纂の立役者、太安万侶の氏神神社で有る多坐弥志理都比古神社、通称「おおのじんじゃ」と語り部・稗田阿礼をお祭りする賣太神社です。この二社は私も初めて参拝します。やはり古事記を読む者としては一度はお参りせなあかん神社であります。古事記はこのお二人のグッジョブにより成り立ちましたので。
他にも古事記読みなら立ち寄りたい場所はたくさん有りすぎてなんですので、今回はこの五カ所です。お盆明けの8月17日までにご応募ください。前金1万円、個室希望はプラス4,000円です。
休日価格ですので少し割高感があるかも知れませんが、四社分の玉串料込みですので、あとはお土産代のみ持参ですのでご理解戴ければと思います。
勿論、私も同行致しますので、楽しんで参りましょう。