11月26日、恒例の新穀感謝祭並びに神宮大麻・新川神社御神札頒布報告祭を斎行致しました。本年は日曜日ということも有り、若鷹会の役員も総代会理事ですので参列して戴きました。
顧みれば丁度1年前に「新庄御鎮座400年記念大祭」をこの日に併せて斎行いたしましたことを感慨深く思い出しながらのご奉仕でした。本年は宮司に就任して初めての一人奉仕でした。倅達は高校生になりますと学校が優先されますので今までのようには奉仕が出来ませんのでさみしい限りですが、いずれは複数名で出来る事になると思います。
本年は夏の日照時間が短かったので昨年より収穫が少なかったところが大半のようですが、新川神社の神饌田は豊作でした!昨年の約二倍の2俵が収穫されまして当日お供えいたしました。今までは稲が倒れたりして収穫は出来たのですが、最大どれほど収穫できるのか見当も付かなかったので尚更嬉しく感じました。
今年から直会の酒肴が豪華になりまして、本当に田んぼ学校を始めてから稲作に対する意識と収穫の喜びが実感として感じられるようになりました。地元の神域で穫れたお米を食べて産土の神・土地神と一体と成ることが出来る。こういうことを田んぼ学校で一人でも多くの方に感じて戴ければ神主冥利に尽きるというもんです。