宮司です。去る5月27日の日曜日、晴天の下通算5回目の田んぼ学校を開校いたしました。
本年は早乙女衣装を増やしまして、定員5名に納まりきれなかった時に備えて最大8名まで着装して戴けるように総代会に購入して戴きました。紅白の巫女の様な早乙女衣装はオーダーメイドですのでけっこうするんですよ。ですけれども神社の神饌田ですので巫女的紅白にこだわっております。実際、泥の田んぼに可憐な花が咲くようで、この風景が見たくて田んぼ学校をやっているようなもんです。
本年は参加者が順調で、何時もなら土壇場まで人数調整で四苦八苦するときもあります。
この時期に限らず、各所でイベントが開催されていますので、参加児童も、どれにエントリーしようか、振るいにかけると思いますし、イベンターとしては児童の取り合いみたいな感もあるんでしょうか。ところが、今年は田男も早乙女も参加者盛況で、お誘いの電話も必要なく、児童22名、宮総代、父兄、雅楽会など総勢56名の参加を戴きました。
しかも児童の方から「田んぼ学校」に参加したい!との希望があること、友達を誘って来てくれる子など、有り難いことです。何よりも新川神社の神様が喜んでいらっしゃいますので神主冥利に尽きる事であります。
年々、子供達の田植えの技術も向上しまして、綺麗にしかも短時間で進めることが出来ました。いままで早乙女の着替えに時間が掛かったのですが、本年はいつもより人数が多いのに1時間前には全員着替えて、祭典のリハーサルが余裕を持って出来ました。
秋の稲刈りは9月29日の土曜日の予定です。本年も豊作である事を皆さんと共にお祈りいたしたいと思います。