宮司です。昨年の暮れから、名誉宮司の日課でありました午前6時の開門と報鼓(太鼓を叩くいて開門を知らせること)を私が引き継ぎを致しました。併せて以前より禰宜の時代から私が勤めておりましたお日供(朝一番に神前にお供え物をして、新川神社を始めとする奉務神社の遙拝、国家の安泰と氏子地域の安寧を祈る神事)を奉仕する事になりました。
毎朝午前四時半頃起床、潔斎(お清めとしてシャワーを浴びます。朝シャンではありません、あくまでも自祓いです。)をして自宅の神棚と祖霊舎のお供え物の交換と祝詞奏上、そして本社の開門をして午前6時丁度に太鼓を鳴らすように努めております。
最近は午前6時頃には空が明るくなり、爽やかな朝焼けを覧ることが出来ます。境内からは遥か立山連峰の剣岳を眺める事が出来ます。立山連峰から差し昇る朝焼けの境内に佇んでおりますと、新川神社の神主家に生まれてきて良かった、としみじみ感じます。歳、取りましたね。
最近は御朱印を戴きに県内外問わず、参詣されます。新川神社では本年は天皇陛下御即位三十年のおめでたい年ですので、金粉で奉祝の一筆を記しております。
尚、墨や朱印が合わせ面の紙面に移らないようにオリジナルの吸い取り和紙を漏れなく付けております。
本日、参拝者の方からご要望も戴きましたので、新川神社の白鷹と龍神のシンボリックなイラストを意匠したオリジナルの御朱印版の製作をしたいと思います。乞うご期待ください。