宮司です。先週の日曜日に恒例の春祭りに先んじての神輿と御輿蔵の清掃奉仕、みこし担ぎ練習を若鷹会の奉仕により実施されました。有り難いことです。幸いに天候に恵まれまして新規の会員の参加もあり、本年は多数の参加にて神輿を綺麗にお掃除して戴き、且つ神輿担ぎのリハも出来ました。
本年は特筆すべきは、小矢部市から神輿担ぎの体験を希望された女子2名の参加でしょうか。数年前までは教えて貰いに行っていた我が若鷹会が「みこし担ぎ」の和を拡げることに貢献できるとは!
神輿は担いで、振ってなんぼのもんです。「魂振」を施して地域活性をしてきたのが我が国・日本。
先祖の精神は神事に込められているので、それを読み取る素直な心が大事だなぁと最近つくづく思います。
午後5時から清掃も含めて1時間、神輿担ぎの練習をした後はお宮で飲もう会。今回のプチ講座は会員からのリクエストで「御代替わりと大嘗祭(だいじょうさい)について」〜意外と知られていない世界最古の国家・日本。そして皇室の事。外国人から日本はどういう国?と聞かれた時の答え、伝授します。〜と題して約30分ほどお話しをさせて戴きました。Youtubeに動画も上がっておりますが、なかなか時間を考えますと語りきれないところも有りましたが要点としては天皇陛下は国と国民の安泰と健やかなることをお祈り戴いております、日本で最上級の斎主、お祈りされる御存在であるということに尽きると思います。その極みの祭典が大嘗祭という国を挙げての大収穫感謝祭で即位されました新帝が直々に神々にお祈りされる重要な祭祀である事を押さえておけばと思いましたのでこの2点をお伝えしました。外国人に英語で説明するのは大変な事ですが、今後オリンピック開催に合わせて富山も新幹線が通り、多くの外国人観光客が来県される機会が増えますので、日本人として何時も心構えしておきたい者です。
懇親会も盛況で、今回初めて「宮司仕込み御神木梅酒」をボトリングしてお出ししました。
御神木の梅酒と言うことで、皆さん飲みたかったんだと思いますが好評で一瞬にして無くなりました。味の方は我ながら良い出来で、ちゃんと酸っぱい、ドライな梅酒に仕上がりました。今年は初めて仕込みまして、その都度その都度熟成具合と味の変化など知るために味見などしておりましたら結局1本分しか残りませんでしたので今年はなるべく試飲しないように寝かせようと思います。
また毎度いろんな方々から心からの差し入れを戴いております。小川頭から日本酒、貫江さんの実家から漬け物、あやなちゃんからはふきのとう、山菜の天麩羅と韓国風もつ煮込みラーメン鍋、春日さんからスナック菓子を沢山、その他色々とありがとうございます!この場をお借り致しまして御礼申し上げます。