宮司です、久しぶりのブログ更新です。しばらくは色々と優先順位の高い仕事をしておりましたので延び延びになっておりました。
さて、本年の富山県神社庁主催の「お宮を描く写生大会」はすっかり定着してしかも応募総数が伸びているという長寿ヒット企画です。その分、担当者の苦労は大変ですが、応募者が増えている、ということは需要がある、ということですのでやりがいがある企画だと思います。
数年前から表彰式を雅音楽祭に併せてグランドプラザのステージで行うことになりましたのでこの檜舞台で受賞できるのはなかなか貴重な体験だと思います。
本年は地元・新庄小学校5年生が授業の課題で89名エントリーしていただきました。その結果、31名が入賞。その内訳は、トップ4である富山県神社総代会長賞に舟木大智君、特別賞であるアートジム賞に町口佳穗さん、金賞4名、銀賞10名、銅賞15名の好成績でした!
私も若い頃は写生会の担当をしたことがあるので知っているのですが、学校単位で多数応募しても数打ちゃ当たる、みたいに入賞が増えるわけでは無かったりします。審査する方からしますと、同じ構図、同じ色、同じくこじんまりとまとまった絵、みたいな感じになりますと可も無く不可も無くで、入選からは落ちていきます。やはりそれぞれに「これを書きたい!」みたいな視点が審査員の目に留まるようです。神社の写生会なのに青空と電線描いた子みたいに。
あと、いつかは出るだろうなぁ〜と思っていましたのが本年、遂に写生の題材となりました。
境内にある「陰陽石」です。陰陽石自体は多分、これが何なのかは認識していないとは思いますが、狛犬がなんともいえず、不思議キュートな感じが審査員のハートをわしづかみしたんじゃないかと。結構、神社庁の審査員狛犬好きみたいですよ。