月別アーカイブ: 2012年6月

茅の輪完成。

禰宜です。昨日師匠の香積廣野神社・二宮宮司の指導の下、茅の輪を作製いたしました。

途中から宮総代会長の田添さんもお手伝いして戴きました。
まだ時期的に早いので、直射日光が当たると変色しますので日陰で待機です。
茅の葉は鋭いので手を切ったり、トゲが刺さりまくったりして取り扱いが大変でしたが、
だからこそ厄払いの霊力が籠もっているのでしょう。

お手伝い戴いた二宮師匠、田添総代さん、ありがとうございました。おかげさまで初めての茅の輪は上出来です。

前日に収穫して整えた一夜干しの茅。

師匠の技を伝授して貰う。

等間隔に重ねて行きます。

月桂冠みたいですね

等間隔に麻縄でしばって仕上げて行きます。

でけた!本殿横の木陰にて本番まで待機です。

茅の輪守り完成形へ近づく

茅の輪御守り用の茅を本殿内で乾燥中。日陰で干さなければならないので、此所が一番安全で日陰で風通しも良く、神様のお膝元ですので最適な場所です。

御守り札。不肖私めの作です。字は下手でも魂を込めてお作りいたしました。

禰宜です。私はばたばたとしておりますが、皆さんいかがおすごしでしょうか。

さて、茅の輪守り作りもいよいよ大詰めになってまいりました。最初に作った茅の輪は刈り取りが早い時期でしたので

葉っぱ部分の長さが短く、良い茅の輪が作れませんでしたので、23日に思い直して改めて再収穫して良い茅の輪守りを作るべく乾燥中です。初回の失敗を考慮して再挑戦中です。良い感じに仕上がると思います。やはり収穫時期も大切ですね。

大祓の人形を自作しました。人形の「かたち」にこだわりました。

内側に社紋・鷹の羽を捺印しました。表からさりげなく透けて見える様に。

簡素にしてスタイリッシュ。大きさを大きめにして二枚重ねにしました。

 

人形の仕様は石上神宮の人形を参考にしました。若干私なりにスタイルに手を加えてあります。

禰宜です。上市の香積廣野神社・二宮師匠も人形は自作しておられますので、私も見倣って自作してみました。

かんさびた感じの人形が好きなので石上神宮さんの形を元に、自分なりに大きさと美しい形を採寸して作りました。

我ながら満足のいく形に仕上がりました。一般のものより大きめですので、十分にご自身の身体の「罪・けがれ」を人形に託して撫でつけて戴けると思います。いつも自分自身、罪ケガレが多いような気がして普通の物はなんか小さいんじゃないか?と思っていましたので。皆さんは小さいので十分かも知れませんが。

二枚重ねで、うっすらと社紋が映るところが味噌ですな。なかなかかっこいい人形でしょ。

夏越大祓準備中

社務所で作業中です。暑いから玄関開けたままです。

玄関開けているんで蚊が進入してきます。蚊取り線香の煙をすり抜けて接近してきますので、ぶたさんは気休めですな。

のぼり旗掲げました。爽やかなデザインで気に入っています。

夏越の大祓・茅の輪くぐりの木枠納品。

茅の輪くぐり木枠と茅の輪の芯。

 

輪がすこしいびつですが、茅を巻き付けるので大丈夫だと思います。ですが、やってみないとわかりませんね。

待望の夏越大祓の茅の輪くぐりをおこないます。その茅の輪の設営を色々と考えたあげく、木枠を作ることにしまして、昨日納品されました。うれしい〜。
うちの祭典に使う案とか祭器具は、昨年より澤井家具製作所にご依頼しております。作業が素速く、良い仕事をしていただけます。
茅の輪の芯はビニールハウスの枠を円形に曲げて半円ずつ作り、ジョイントで繋いであります。分解できますし何度も使えるところが利点です。
上市の香積廣野神社の二宮宮司さんから教えて戴いた方法です。
只今、6月30日の大祓式に向けてつまつまと準備をしております。明日はその「こだわり」の一品を紹介して参ります。

田んぼの水中世界

おたまじゃくしにさかまき貝(多分)接近。

なんと接触。双方微動だにせず。意外に田んぼの中は平和そうでした。

まだ若いんですかね、透き通って見えます。

夏越の大祓・茅の輪の材料仕入れ

茅の輪プロトタイプ。モデルハウスは舩木家の玄関です。

とれたて・きときとの茅。

こうやってみると何気ない茅が、神々しくも爽やかな感じがします。

 

禰宜です。本日、6月30日午後5時に新川神社としては初めて執り行います夏越の茅の輪くぐりの参拝者にもれなくお渡しする茅の輪御守りの材料である「茅」を採集して参りました。新川神社の境内にも少しあるのですが、これはいざ、というときのために取っておきます。

上市の香積広野神社の二宮正幸宮司さんの教えのもと、新川神社でも天然素材、自家製手作りにこだわりまして心を込めて謹製いたします。

今回の夏越の大祓実施に際して実務指導をいただいた二宮兄貴には色々と教わりまして本当に感謝いたします。

素盞鳴命が宿を請うたところ、貧しくも優しくもてなしてくれた「蘇民将来(そみんしょうらい)」に「疫病が流行る時は茅の輪を腰に付ければ逃れられる」と教え諭したことに由来します。

梅雨の時期、湿気が多くなってなにげに陰鬱さがただよう時節柄、爽やかな青葉を保つ茅の青さは気を清めてくれるような気がします。

山王さん祭りご奉仕して参りました。

みこし出発直前。この御輿はなんと走ります。神主も負けじと走ります。ごくまれに、御輿のてっぺんの金色の鳥、鳳凰が飛びます。

みこし渡御の道中、松川沿いの龍神さま。このなんともいえないファニーな表情に隠れファンが少なからずいるようです。

お久しぶりです、禰宜です。富山市恒例の山王さん祭りのご奉仕をしてまいりました。本年は天候にも恵まれ、週末ということもあって大勢の御参拝をいただきました。山王さん、日枝神社の氏子は大変広く、御輿は路面電車通りを軸に東西に分けて、二日間にわたって廻ります。普段歩くことの無い町並みを歩いてみると、車で通り過ぎると気がつかないことがたくさんあることに気づきます。年間新川神社の御輿渡御以外に上冨居神社、日枝神社、四方神社、四方神明宮、稲荷神社、於保多神社、千歳神社、高岡市の有礒正八幡宮のお神輿のお供を致しますが、おかげさまで町並みを歩くたびに新しい発見がありまして大変為になっております。新しいお店や、新しいアイデアなどもここから生まれてきますので感謝しております。我々氏神の神主は歩いてなんぼですから、何歳になっても御輿渡御で神様のお供が出来る「道中(ストリート系)神主」を目指したいと思います。