日別アーカイブ: 2020年5月16日

市道新庄10号線第二期拡幅工事開始

宮司です。田植えと同日の5月13日より神社境内の神木25本の根っこの抜根工事と水路の側溝工事が始まりました。かなり大きな掘削作業にやはりこれは大きな仕事なんだとあらためて思いました。通学路の道路でしたので如何に通学路の動線を確保するのかも心配しておりましたが、不幸中の幸いで疫病のため現在小学校は休校中ですのでその心配は不要となりましたので工事業者も伸び伸びと作業中です。
工事は三期までありますので、完全に開通するには来年までかかりますが、道路工事以外にも電柱の移動がありますのでそれも含めてまだまだ課題がありますので気は抜けないのですが、来たるべき開通の日を目指してより良い選択をして参りたいと思います。

ですが、道が広がると今でも心配なのが法定速度を明らかに超越したスピードで突っ込んでくる車が増えることです。今でも「我先に!」という気を帯びた車はエンジン音や雰囲気でわかりますね。今まではガードレールがあったので小学生たちが車と接触することは先ず無かったのですが、今後この点だけ、通学児童の安全確保策を完璧にして戴きたいと思います。

令和2年5月13日御田植え祭斎行

宮司です。毎年恒例の「田んぼ学校」は新型コロナウィルス蔓延防止の為、御田植え祭、稲刈り祭、しめ縄作りとコシヒカリ試食会の全行程を中止といたしました。「田んぼ学校」は休校しますが、神饌田は稼働します。神さまの神饌のお米は作らなければなりませぬから。農作業も三密を避けるために機械を使用して少人数に短時間ですることを優先しての決断になりました。

こういうときはスパッと止めることは徹底的に止めて、空いた時間を今後の事に使いたいという私の思いもあります。

御田植え祭や稲刈り祭は宮司のみで粛々と致しまして、田植えは奉耕者の吉田榮一さんとご子息お二人と宮司でお仕え致しました。泰子権禰宜は記録係です。
田植えは本来は16日の土曜日の予定でしたが天気予報も見ながら急遽13日午前9時からということで繰り上げました。晴天にて爽やかな日でした。久しぶりに田んぼに入りました。いつもですと雅楽に併せて太鼓を叩いておりましたので。本来野良仕事、好きなんです。アウトドアとか。

大体うちの神饌田は三角形なんですよ。どうやって田植機でうえていくのかなぁ〜と思っておりましたらそこはプロですね。田植えの一筆書きみたいな感じで出入り口に戻ってこられました。
田植機が方向転換したときに出来る轍をトンボで慣らしてフォローします。餅付きの相方みたいなもんです。
田植え用の長靴「豊作」を履いて、田植機では植えきれなかったスペースに早苗を植えていきます。
なんか、田んぼの泥の中を歩いていますと農耕民族の遺伝子が刺激されて、楽しかったです。こんな早苗がお米になるんですからあらためて凄いなと。
疫病が流行っていますので常時の行事が出来なくなっていますが、逆にそこで気づいた事を今後に生かしていけるように日々勤めて行ければと思います。