宮司です。昨日はひなまつり。舩木家では姉が嫁ぎましてからは本物は飾らず。小さなひな人形が玄関に飾ってあるぐらいでしたが、1月28日付けのブログでも紹介しました「花ノ和工房」和紙造形作家・堀内章代(ほりうちあきよ)さん製作の「越中和紙 春待ち雛」が納品されました!
五箇山の悠久紙で製作されているので、和紙独特の質感が魅力的な一品です。
そして、以前からこれも宮司セレクトとしてご紹介と神社としても頒布しております、松井機業「JOHANAS(ヨハナス)」のしけ絹と五箇山悠久紙仕様の「御朱印帳」を参集殿内ギャラリーに満を持して一緒に展示いたしました。
御朱印帳は現在ブームですのでそれぞれに素敵な意匠のものが製作されていますが、では私自身が持ちたい御朱印帳は?といいますとなかなか有りませんでしたが、あるときふと御縁をいただいた城端の松井機業に訪れたときに出逢ったのがこのしけ絹と五箇山悠久紙の純白の御朱印帳でした。
御朱印帳はいろいろな神社仏閣の御朱印を納める物ですので御朱印帳は「真っ新」が良いなと。真っ新、真っ白なんだけどただの「白」では無いところがポイントです。
偶然にも私の琴線に触れた物が共通の五箇山悠久紙を使用していたという。
御朱印帳にはマッチングのしけ絹のカヴァーもあります。御朱印帳にしては高価ですが、神様仏様のお印を戴くには最高の素材でできています。
既に何冊か頒布しましたが、書き手としては緊張する代物です。ですが墨の乗りや筆運びが独特で普通の御朱印帳とはやはり一線を画す物です。ハイエンド御朱印帳といえるでしょう。
「春待ち雛」は旧暦の3月3日は3月26日ですので今月いっぱいはお飾りしておきます。