明けましておめでとうございます、禰宜です。おそいっちゅうんじゃ。でもようやく、ですよ。まだ一息もつけないんですけど。風邪引いてました。
だいたい、毎年神棚祈祷が終わる頃に風邪引くんです。だいたい、100軒以上この時期に沢山の家の中に入って廻れば風邪の菌を集めて廻っているようなもんですからね。
インフルにかからないだけまだ御の字です。禊までにはなんとか回復しそうですから大丈夫です。
いやー、昨年はいい年でした。今年は元旦に雪降りましたから吉兆の驗ですね、豊作です。田んぼ学校、頑張るぞー。
ということで写真で年末年始をお伝えしたいと思います。
年越しの大祓式。宣命(せんみょう)といいまして、神様にお告げする祝詞では無くて参列者にお聞かせする言葉としての祝詞ですので、参列者に向かって奏上しているんです。
人形で自分の罪・穢れを撫でつけて祓います。
今年の巫女さんと既婚で神仕え戴いた出仕さん。みんな良い娘でなによりです。
御守りも色々、神仕え女子も10代から50代まで色々。
御守りも三種類。
今年は龍の珠が結構受けて戴けて嬉しかったです。予約もあったりしましたので残りわずかです。
こうしてみると華やかですね。大人用の渋い奴が好みの方もいらっしゃるんじゃないかなと思ったりしていますのでそっち方面も考えていますよ。
だんだん増えていくと置く場所も限られているところが今後の課題です。
「だるまさんがころんだ。」うちのだるまさんは実は裏面に禰宜さん直筆の「弥栄」が金文字で入っています。だるまさんがころんでいるのは乾燥中だからです。
オーダーにより名入れのカスタマイズも承っております。将来的に祈願主の要望に応えるべくワンオフ物の御守りを調整する「御守りカスタムショップ」みたいなプロジェクトやってみたいです。やっぱり限定品とか一点物ってときめくじゃないですか。
正月2日早朝、参道の除雪をして、途方にくれていたところに、お願いしていないのに除雪車がグワラララと境内に来て駐車場スペースをあっというまに空けてくれました。神々しい姿に誰かな?と思ったらどべ保存会の会長の上井石庭さんでした。おもわず手を合わせてお辞儀をしました。家の除雪機でやると1時間以上かかりますからね。さすが猿田毘古神、道開きの神を使えるお方だと思いました。本当に年末年始、かがり火ですとか除雪とか、宮総代さんたちには献身的なご奉仕を戴き、誠に有り難うございました。