禰宜の休日、そば「蕎文(きょうぶん)」にて暑気祓い。

お久しぶりの禰宜です。久々に休みを取りました。神社には定休日が無いので、仕事が無いときに適宜休みを取れば良いのですが、なかなか仕事の途切れが無い日々が続くわけです。ですが、本当に休まないとストレスが溜まるといいますか、仕事に身が入らなくなるので。リフレッシュする意味で、色々とやることも有るのですが一休みしました。久しぶりに高岡にある蕎麦屋、「蕎文(きょうぶん)」に行って参りました。ここの夏限定の「すだち蕎麦」が目的です。むちゃくちゃ美味しかったです。このすだち蕎麦に合わせて作られた透明なガラスの器に透明なだし汁、そこに蕎麦とすだちがのっかっていて見ているだけで涼しいです。
写真、撮るのも忘れて食べてしまいました。でも美味すぎる、これは。くせになる美味さですな。すだちも皮ごと食べて汁も飲み干しました。すだちの酸味が爽やかで夏の暑気祓いにおすすめです。蕎麦は無くなり次第終了になりますので早めに行くか、予約をされることをお薦めします。私も最後の一食でしたので危うく振られるところでした。実はこの蕎文の建築に関わった方に新川神社の神道道場の設計をして戴いておりますので、そういった意味でも蕎文を訪ねるのは楽しい休日に欠かせない場所なのです。ちなみに私は毎朝朝食に蕎麦を食べているくらい蕎麦馬鹿です。冬はトッピングにニシン、油揚げ、山菜を日替わりに、夏場は辛み大根のおろし蕎麦です。蕎麦はとあるスーパーのブランド品で安い物ですが、結構いけます。毎朝、神社にお参りして掃除をして、朝食に蕎麦が食べられると思うだけで毎日幸せな気分になれます。嫁は私の分だけ蕎麦を茹でるのが手間ですので申し訳ないのですが、蕎麦にはルチンという動脈硬化を予防する効果があるので、健康のためにも毎朝お願いしております。

そば 蕎文 http://www2.tcnet.ne.jp/an-an02/kyoubun.htm

濱田修建築研究所(動画)

中斉拓也建築設計 http://www.nkstky.jp/projects.htm

看板。隠れ家的なそばやですので、看板見て入ってくる人を誘う気も無い看板。超Cool。

一見目立たないようで気を惹く不思議な建物。まずは蕎麦屋には見えません。濱井修建築研究所の設計。当時の担当者が独立してうちの神道道場を手がけてくれるご縁になります。まさかのご縁。神の成せる業に違いない。

入り口。土壁が渋いですね。

入り口を入ると土間の廊下。

左側がそばの蕎文。

右側がART WORK STUDIO AN。

屋根は吹き抜けの梁があらわしになっている、古風にしてモダンな感じ。

通り間も土間で懐かしい感じですがモダンな感じです。

通り間の天井。柔らかい光が差し込みます。

こだわりは厠にまで及ぶ。ここの厠、すごいですよ。これは実際に店に行って体験してみないとわからないと思います。もよおさなくとも厠を見に行く価値あり。

厠とはおもえませんよね。写真は手洗いなんですが水の出方がすごいんですよ。普通では思いつきません。