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地縄張ってあります。

元気になった禰宜です。いや〜、やはり健康って良いですね。今日も禊前ですのでジムにトレーニングに行ってきました。
昨年の禊の写真を見て肉体改造を誓ったのに実現が出来ませんでしたが、ウォーミングアップしておかないとと思いまして。
今年も既に30名参加予定ですので、昨年以上になるのではないかと思います。
本年は水槽もひとつ増やして、桶も増やしてありますので増員に対応準備は出来ています。
本日、北日本新聞社が事前に取材して行かれましたので、近日中の朝刊に掲載されると思います。
さて、いよいよ、(仮称)鷹乃羽神道道場の場所決めの地縄が張られました。明日現場検証がされます。
いよいよイメージが明確になってきました。来年の寒中禊は新しい道場が会場になりますので、本年の形式は最後になります。
寒中みそぎ・鎮魂行法錬成会は25日締め切りですので奮ってご参加下さい。

神社の境内から見た道場予定地。トンネルが吉田榮一家玄関まで直通ですね。

反対側から神社境内地へのアプローチを望む。ここからトンネルの玄関を入って参道を通り神社境内へ進むことになります。なんか、目に浮かびますね、道場が。

明けましておめでとうございます、のご報告。

明けましておめでとうございます、禰宜です。おそいっちゅうんじゃ。でもようやく、ですよ。まだ一息もつけないんですけど。風邪引いてました。
だいたい、毎年神棚祈祷が終わる頃に風邪引くんです。だいたい、100軒以上この時期に沢山の家の中に入って廻れば風邪の菌を集めて廻っているようなもんですからね。
インフルにかからないだけまだ御の字です。禊までにはなんとか回復しそうですから大丈夫です。
いやー、昨年はいい年でした。今年は元旦に雪降りましたから吉兆の驗ですね、豊作です。田んぼ学校、頑張るぞー。
ということで写真で年末年始をお伝えしたいと思います。

年越しの大祓式。宣命(せんみょう)といいまして、神様にお告げする祝詞では無くて参列者にお聞かせする言葉としての祝詞ですので、参列者に向かって奏上しているんです。

人形で自分の罪・穢れを撫でつけて祓います。

今年の巫女さんと既婚で神仕え戴いた出仕さん。みんな良い娘でなによりです。

御守りも色々、神仕え女子も10代から50代まで色々。

御守りも三種類。

今年は龍の珠が結構受けて戴けて嬉しかったです。予約もあったりしましたので残りわずかです。

こうしてみると華やかですね。大人用の渋い奴が好みの方もいらっしゃるんじゃないかなと思ったりしていますのでそっち方面も考えていますよ。

だんだん増えていくと置く場所も限られているところが今後の課題です。

「だるまさんがころんだ。」うちのだるまさんは実は裏面に禰宜さん直筆の「弥栄」が金文字で入っています。だるまさんがころんでいるのは乾燥中だからです。

オーダーにより名入れのカスタマイズも承っております。将来的に祈願主の要望に応えるべくワンオフ物の御守りを調整する「御守りカスタムショップ」みたいなプロジェクトやってみたいです。やっぱり限定品とか一点物ってときめくじゃないですか。

正月2日早朝、参道の除雪をして、途方にくれていたところに、お願いしていないのに除雪車がグワラララと境内に来て駐車場スペースをあっというまに空けてくれました。神々しい姿に誰かな?と思ったらどべ保存会の会長の上井石庭さんでした。おもわず手を合わせてお辞儀をしました。家の除雪機でやると1時間以上かかりますからね。さすが猿田毘古神、道開きの神を使えるお方だと思いました。本当に年末年始、かがり火ですとか除雪とか、宮総代さんたちには献身的なご奉仕を戴き、誠に有り難うございました。

いよいよ大晦日。新しき年の新しき御守りのご紹介。

毎年のことですが正月準備に追い詰められている禰宜です。だれが追い詰めるわけでも無く、自分が自分を追い詰めるんですけれどね。命令する人と命令を実行する人が一緒ですから。と、いうことで新年にデビューする新しい御守りのご紹介です。毎年、巫女さんから「現場の意見」を取り入れております。何事も「現場で起きている」からです。参拝者からの要望を取り入れた三品をご紹介します。

先ずは子授かり御守りです。安産御守りはあるのですが、子供を授かりたい方の御守りはありませんでしたので本年デビューです。実は新川神社の境内に子授かりの御利益がある「陰陽石」があるんですが、御守りはありませんでしたのでご要望で謹製いたしました。

デリケートな祈りですので、人目に触れないようにさりげなく房で隠れるようになっています。子供を身ごもれるように御神札を抱きかかえるように織り込んである意匠が素敵ですね。

これもよく参拝者からリクエストの多かった「こどもの御守り」です。とんぼのビーズがかわいいですね。裏にはクロスウイング(違い鷹乃羽)に神社のロゴ。

最後は「龍の珠」に続く龍神さま御守りの第2弾、「昇運守」です。「しょううん」ですから「祥雲」「勝運」「商運」と当て字出来ますので何でも来い、の御守りです。新川神社の木彫りの龍神さまが刺繍されています。新川神社オリジナルです。

裏面には龍神さんの下半身と社紋・社号が金糸で織り込んであります。御守りとしては薄いので財布などに入れておくことが出来ます。お父さんの立身出世を願い、プレゼントされると喜こんでいただけるのではないですかね。

と、いうことで本年は充実した活動が出来た良い年となりました。

いよいよ来年は待望の参集殿の建築と奉賛活動の最後の詰めになります。

HPのトップにもお願いページを置きましたが、目標金額まであともう少しです。

何卒御寄付ご協力戴きますようにお願い申し上げます。

皆様がお元気で良き年をお迎えになられますことを心よりご祈念申し上げます。

来年も是非「たかのたわごと」に遊びに来て下さい。お待ちいたしております。

 

新川神社奉賛会、参集殿建築を(株)オリバーと正式契約しました。

禰宜です。いよいよ満を持してのご報告です。

昨年より奉賛会で幾度となく審議されてきた奉賛事業の目玉である参集殿の基本設計が常任理事会で承認されましたので

12月15日午後7時、社務所にて(株)オリバーと契約に至りましたことをご報告いたします。

今後基本設計を元に詳細にわたり建設委員会にて審議していきます。

工事着工は来年春頃、竣功は11月頃で引き渡しが12月の大まかな予定です。

今までの経緯は奉賛会会報第2号をご覧ください。

奉賛会会報第2号PDFファイル 奉賛会会報2号

(株)オリバーと奉賛会の契約書締結式。貫江会長挨拶。

宇野氏より契約内容確認の上、代表役員宮司が契約書に捺印。

12月6日お宮で飲もう会神道講座&忘年会

禰宜です。外は吹雪でまた積もりそうです。でも雪が降ると夜、月光が雪が反射してけっこう明るいんですよ。
だいぶ日が経ってしまいましたが、しめ縄講習会と同日の夜に行われた今年最後の飲もう会の報告です。
今年の「お宮で飲もう会」の活動は目覚ましい物がありました。よく会の名前がこんな名前ですので(命名は私ですが)、酒飲みの会・のんべえ会と揶揄されてしまいがちですが、実は硬派な活動をさりげなくしているところが味噌です。表向きはのんべえ会のようでも、やるときはやるぞ、と中身が濃い方がかっこいいでしょ。名前負けしてしまいそうな高尚な名称よりも、「一回、行ってみようか」みたいな敷居が低い方がお気軽に参加して戴けるのでは無いかと思います。名前だけで実質が伴わないといけませんし。
本年は2月にみそぎ・鎮魂作法錬成会、4月に春祭り神輿曳き奉仕、6月に第一回目の神道講座付き飲もう会開催、8月のバーベキューは雨天にて中止、10月に神輿担ぎ講習会、12月は神道講座と忘年会でありました。

今回の神道講座は新川神社の新庄御鎮座400年の歴史と意義をテーマに30分間ほどお話しをしました。今回は宮総代さん達にも案内をしてありますので、世代間交流も図ろうと言うことで開催しました。新庄町は古来より交通の要所であり、戦国時代は戦略の拠点である為、新庄町の新庄城(太田城)を征した者が富山城を落とすことが出来る事、上杉謙信(長尾景虎)が新庄城に本陣を置いたこと、明治天皇が北陸行幸の際、新庄町で御休憩されたこと等お伝えしました。来る平成28年に400年を迎える経緯とその意義をお伝えしました。

神道講座。今回は満を持して「新川神社新庄御鎮座400年の歴史と意義」でした。

いつもの顔ぶれに総代さん達も加わって。

ということで、乾杯。

今回は特に、参集殿の基本設計案が奉賛会の常任理事会で承認された直後ということで早速若い世代の意見を聞くために、この度工事を発注することになった株式会社オリバーからプレゼンをしていただきました。貫江奉賛会長の希望ですが、参集殿で今後活動していくのは若い世代ですので、彼らの意見を取り入れていきたいとの要望もありましたので丁度良い機会でした。

(株)オリバー担当宇野氏。神社が求める機能性と地域を繋ぐ建築というコンセプトをプレゼンしていただきました。周辺環境も考慮して戴き、神社へのアプローチをどうするかと言うことまで考慮して提案して戴いたのがオリバーでした。

参集殿建築計画の経緯は話すと長くなりますので奉賛会報2号に譲りますが、境内開発設計の段階で建築業者三社から意見と建築案、見積もりを出して戴きました。その中で境内地全体と地域との繋がり方を考慮して案を出して戴いた(株)オリバーが奉賛会にて選定されたと言うことです。

オリバーの社長はお宮で飲もう会の小川博司代表、担当者は宇野君で荒川出身のばりばり新庄育ちです。しかも小川君とは同級生で第一回お宮で飲もう会からの参加者です。はじめはオリバーでは無くて他の建設会社に在籍していたのですが、多分新川神社の神様に引き寄せられたのでしょうか、今はオリバーの社員として新川神社400年記念事業のプロジェクトに参画して戴くご縁となりました。本当に不思議な縁ですね。宇野君はいつも酒を飲んでいるときしか話をしたことが無かったので、今回仕事の話になると当然ですが目つきが変わり、毅然としたプレゼン姿を見て頼もしく思いました。
そして設計に入ってくれたのが中斉拓也建築設計。若い建築家ですが逸材です。こちらの要望を取り入れてそれ以上の何かをプレゼンしようという意気込みが感じられます。私、高岡のそば蕎文の和モダンな建物が気になっていたんです。神社の参集殿もあんな感じの建物になればいいなぁと思っていたら、なんと独立される前にそこを手がけた本人でした。びっくりしました。もう、ばっちりです。オリバーと中斉拓也建築設計の組み合わせは本当に不思議なご縁です。

中斉氏作成の模型を元にプレゼン。建物の中央を貫通する参道であるコンクリートのトンネルは建物に強度を与える事にもなっている。

入りきれずにフロアにお座りの方もいらっしまして、申し訳か無かったです、すみません。来年には新しい参集殿ですから。

私は今回の400年奉賛会事業立ち上げの頃、良く記念事業を経験された宮司さんから話を聞くことが多かったのですが、皆さんやはり苦労するなかでも不思議な縁や人と人との繋がりなど神がかったような事が起きた、と言われました。なるほど、こういうことかと納得しました。今後も次々と不思議なご縁があれば良いなと思います。

プレゼンを終えた宇野氏、旧友と盛り上がる。地元愛のあるお祭り野郎が新たに参加してくれました、うれしいです。

小川代表も盛り上がる。何で盛り上がっているのはわかりませんが。

午後10時、とりあえず中締め。2次会は隣の社務所へ。夜はこれから。

小川代表、代表と言うより番長にもどる。

このあたりになると記憶が断片的にしか残っていません。

 

田んぼ学校「しめ縄作り講習会とイセヒカリ試食会」ご報告。

上手に出来ました。伊勢神宮+新川神社のハイブリッドしめ飾り。

おひさです、禰宜です。半月以上も更新が停滞してしまいました。なにせ、奉賛会も只今参集殿の建築に向けて打ち合わせが進んでいるところですのでなかなか忙しいです。先ずは12月15日付、今日発刊の「奉賛会会報第2号」「鷹乃羽6号」、無事に仕上げました。これの編集にかかりきりでした。奉賛会報は奉賛会の広報委員会で編集されましたので私は原稿だけですが、鷹乃羽は全部私が編集・執筆ですので。

しかし今年を振り返りますと誠に充実した活動が出来た良い年だったと一年間の写真を振り返りながら思いました。大収穫の年でした。みそぎ・鎮魂作法錬成会が出来ましたし、神輿を担ぐ講習会も出来ました。そして「田んぼ学校」が絶妙なタイミングで実施することが出来、富山県神社庁の教化委員会の神職さん達、また田んぼを荒れ地から開墾してくださった地元氏子総代会有志の方々、友愛会の方々、そして参加して戴いた沢山のご家族の方々のお陰様です。特に、奉耕者を務めて戴きました吉田榮一様、田添啓一様、イセヒカリの種籾を早苗に育てて戴きまして、最後には米俵にして奉納戴きました、富山市水落の稲垣幸三様(吉田榮一氏義父)には深く感謝いたします。田植えの仕上げや稲刈りのはさかけなど、手の込んだ仕事もフォローして戴きました。私自身が大変勉強になりました。また、稲を育てる楽しみと言いますか、我が子のように愛おしく感じる事が出来、それを皆さんと共有できたことが良かったと思います。
最後には収穫した稲わらで神社のしめ縄を作り替えました。お正月のしめ飾りも参加者の家に掛けて戴ける用に作って持って帰って貰いました。
田植えからお祓いにお祓いを重ねて神様のお膝元で育てた稲の藁です。強力にきまってるじゃないですか。しかも伊勢神宮からお譲り戴いた「イセヒカリ」ですよ。最強と言っていいでしょう。天照大御神プラス氏神パワーですからね。
先ずは神社の本殿でお祓いを受けてからお参りをしました。神様に捧げるしめ縄を綯うからです。その後、神社にかかっているしめ縄を外して公民館へ移動。

なんと前日から雪が積もりました。神社のしめ縄を持って公民館へ。同じ長さのしめ縄を綯うために現場のを外してくるのです。

最初の30分間ほどは解説です。古事記・日本書紀に記されている「しめ縄の起源」をお話ししました。天照大御神が「天の岩戸」からお出ましになったときに「布戸玉の命」が入り口にしめ縄を張って、「ここより内にな、還り入りましそ」、つまり「ここより中には二度と還ってはなりませぬぞ」と厳しい結界を張ったお話しが起源となっています。日本書紀では「端出之縄」と書いて「しりくめなわ」でこれが「左縄」だと明記されているので神社に掛けるしめ縄は普通の作業用の荒縄が右綯いに対して左に綯うのです。この時に急いでしめ縄を作らなければ行けなかったので、本来は丁寧に継ぎながら編むところ、藁の端を出したまま力業で継ぎ足していったから、神事用のしめ縄には藁がぶら下がっているのです。または、禁忌を示すためにわざと端を出しながら作ったのではないかなと思ったりします。古語拾遺には「日影の像(かたち)なり」とありますので、日章旗のイメージでしょうか。

まずは古事記に書いてある天の岩との話から、しめ縄の起源を解説。わかってくれたかな〜?

その後、実際に編み方を実演しながら解説します。なかなか最初は戸惑っていらっしゃる様でしたが、上手に綯われる方もいらっしゃいまして、私は汗をかきながら皆さんの手元を助けながら編んでいきました。子供達には輪っか型のしめ飾りを作って貰いました。これは継ぎ足す必要が無いので比較的簡単に編めます。子供達の分の他に、自宅の神棚用のしめ飾りを作って行かれたお母さんもいらっしゃいましたので、たいしたもんですね。
絶対、ホームセンターのしめ飾りより御利益有りますよ。

本来神主は縄を編むことは専門ではありませんが舩木家では代々綯うことを親から子へ伝授されます。小学生の頃からまねごとはさせられました。蛇が這っているようなへなへなしか作れませんでしたけど。

いよいよしめ縄作り伝授。イセヒカリは台風が来ても倒れないだけに藁に芯があり、針金の様です。本来は打たないのですが、やはり打たないととても編めません。私は堅めが好きなのですが、さすがに打ちました。あまり打ち過ぎると柔らかすぎてかえって編みにくいのであくまでミディアムレアくらいですかね。

総代さん達もチャレンジ。

結局、田添宮総代会長さんたちが仕上げてくれました。氏子の方々のしめ縄だからこそ神様は喜んで戴けると思います。

なかなか様になってますな。

みんなで作ると楽しいですよ。いつも一人で粛々と作っていますから。

出来た。田植えから稲刈り、そしてそれをしめ縄に。達成感あります。

しめ縄作りを正味1時間30分ほど掛けて行った後、いよいよイセヒカリの試食会です。イセヒカリは硬質米ですから「塩おむすび」にするのが一番美味しいかも、ということで各自ラップに包んで、具材を好きな物を選んで入れて自分で結んで貰いました。具材も定番の梅干し、鮭の身、こんぶの他に鶏の唐揚げや鶏そぼろ、肉味噌など用意しました。トッピングの海苔も味付け海苔、焼き海苔の2バージョンを用意しました。何故か舩木家では昔から味付け海苔をおむすびに付けていましたので、味付け海苔は私好みだからです。バリエーションを持たせて自由にカスタマイズできるようにしました。その方が楽しいでしょ。子供達、食べるわ食べるわ、行列が途切れなくて、最後には賄いのお世話を戴いたお母さんの分が無くなりそうになったので、お代わり中止令を。男の子で最高8個も食べた強者がいたそうです。よかったよかった。同日の夜に行われる「お宮で飲もう会」の分も炊いたつもりでしたが結局、炊き直ししました。

おむすびカスタマイズ工房。行列が途絶えること無く続きます。結構「固め」って美味しいと思います。私の好みですが。家の倅も固め好きですからある程度歯ごたえ感があった方が美味しく感じるのでしょうか。

それぞれに握って海苔を巻いて食する。美味しいね。

総代さん達はご飯に漬け物。田んぼを開墾して戴きましたので是非とも試食して戴きたかった方々です。

お母さん謹製、御神前奉献用おむすび。お下がりは私がいただきました。美味。

証拠写真。新川神社の神様、絶対喜んでいらっしゃいますよ、未だかつて無かったことですからね!

「おにぎり」と「おむすび」と呼び方は二通り有りますが、私は敢えて「おむすび」と呼びたいですね。
お母さんが「手塩にかけて」心を込めてお米を「むすぶ」から「おむすび」、これは神道の神様の御神名にあります「産す日(むすひ)」の意味が込められています。手に塩をかけるのは殺菌と味付けの両方の意味があるそうです。産まれた霊(れい)の事です。霊は「ひ」とも呼びます。「人(ひと)」は「霊止(ひと)」で霊魂が肉体に留まっている存在を表すと解釈できます。ですから「むすこ・むすめ」は「産す彦(ひこ=男)」「産す姫(ひめ=女)」なんですね。

お母さん達、子供達のおむすびには心を込めて、「産すんで」あげましょう。ただ単に「おにぎり」にするよりも心を込めて「おむすび」した米を食べることによって子供達は母親の愛情と力を受け取って健やかに育ってくれると思います。

コンビニの「おにぎり」には籠もっていないですからね。忙しいときはしょうがないですけれども。

片隅でつまつまと食する親父さま。居酒屋の片隅でしみじみ飲む、みたいな。一升瓶があれば完璧ですかね。

古事記に親しむ富山中下巻編、中巻まで読み終えました。

禰宜です。紅葉があでやかな日々です、一週間ぶりの更新です。さて、本年も古事記に親しむ富山中下巻編はずんずん読み進め、11月19日に夜の部、11月24日に昼の部を終えました。中巻最後の応神天皇の御代を読み終えて下巻に移りました。十六代仁徳天皇を少し読んで本年の講義は終了です。
次年度再会は夜の部が3月25日水曜日午後7時〜、昼の部が3月30日午後1時30分〜になります。冬場は雪や路面凍結で遠方から来られる方が危険ですのでお休みします。私たち神職も忙しいのですが、古事記はやはり落ち着いて読みたいと思いますので来春を楽しみにしましょう。
応神天皇の御代は仲哀天皇〜神功皇后〜から続きの物語りですので古事記の中でも長く語られた部分です。それだけ御業績や色々な逸話が入って面白いところでした。不思議な話や海外との交流が語られていて興味深く読むことが出来ました。下巻からは上巻、中巻などによく出てきた「高天原の神々」との交流がなくなってきます。つまり、現代の歴史に近い形で物語が進んでいきますので人間くささや情感がより感じられていくと思いますので、お楽しみに。

近況報告。篳篥初心者講習会開催。

久しぶりです、禰宜です。伊勢神宮、いってまいりました。13日から14日まで。富山は雨でしたが名古屋と伊勢は快晴。初日は名古屋のキリンビール工場見学(もちろん試飲付き)と名古屋市科学館に寄りました。特別展で「巨神兵、東京に現る」の特撮セットとメイキングムービーなど見てきました。もう少し時間があれば良かったんだけど。
そして翌日、外宮、内宮と御垣内参拝をして、イセヒカリを無事に奉納してきました。あとは11月26日、新川神社の収穫感謝祭並びに神宮大麻頒布祭に献納してから試しに炊いてみたいと思います。やはり伊勢の神様と新川神社にお供えしてからで無いと食べません。

皇大神宮・宇治橋前。快晴です。

さて、昨日は11月18日、鷹乃羽雅楽会の本隊の温習は終了したのですが、初心者向け講習を開催しました。
鷹乃羽雅楽会の龍笛部会から2名、新人2名と私めです。音が出るまで苦労すると思ったのですが、なんと皆さんぷ〜ぷ〜出ているではあ〜りませんか。
私の音が一番へしない屁みたいな音でした。ですが射水神社の田中天美講師からやさしく教えて貰い、越殿楽三行はとりあえずなぞった、みたいな感じです。
次回は11月28日です。午後7時。とりあえずはよかった、よかった。

篳篥女子。音出しクリアー。

イセヒカリ、お里帰り。

風呂上がりの禰宜です。明日は富山県神社庁富山支部主催の「第60回伊勢の神宮新穀感謝祭と麒麟麦酒工場見学」に参加します。というか、主催者側の世話人で参加します。
準備を終えて、とっとと寝る前のひとときです。朝出発が早いんで。
今回はそれだけでは無くて重要な任務があります。そう、田んぼ学校で皆さんに育てて戴いた「イセヒカリ」、これを天照大御神様にお供えしに行くことです。
皆さんにも一緒に参加して戴きたかったのですが、富山県神社庁として参拝する日付けが指定されているので(多分、全国から参宮されるので日時を振り分けておかないと伊勢市が大変なことになるから)、平日にはなかなか皆さん参加できませんよね。代表でお供えして参ります。
越の国で生まれた「コシヒカリ」が伊勢に嫁いで「イセヒカリ」になって、新川神社にて育ったイセヒカリが伊勢にお里帰りする、ということになりますかね。
味はどうなんでしょうか?いつかニュータイプになったりして。「こしいせひかり」ですかね、品種名は。

お里帰りを待つ新川神社「田んぼ学校」謹製のイセヒカリ。

平成26年鷹乃羽雅楽会温習終了

龍笛部会。久しぶりに藤井講師登場。いつもお忙しいところ有り難うございます。

初心者コースはマンツーマン。

篳篥部会。唱歌をみっちり唱います。

笙部会。今年初めてストーブを焚きました。

笙の手移りと後打ちを伝授します。越殿楽は結構たくさん出て行きますので、練習曲としては良いでしょう。

禰宜です。11月9日(日)、本年最後の温習会を終えました。篳篥の初心者コースが18日と28日を残していますが、全体練習としては終了です。次年度は3月からになります。スケジュールは決まりましたら会員に郵送します。HPにも上げますのでいつでもどなたでもチェックしていただけますので、見学なども歓迎いたしますので興味のあるかたはお気軽に覗いて見てください。一年間、参加者のみなさん熱心に取り組んでいただきまして誠にありがとうございました。また、講師のみなさんも本当に有り難うございました。これで2年かかりましたが課題曲の平調5曲は一通り学んだ事になります。これで一応、一区切りといいますか、ファーストシーズンを終えたんでしょうね。来年度からは平調5曲の精度を上げながら個人の力量の向上を目標にして、各管1名ずつでも聞かせることが出来るように演奏能力の向上をして行くことを目標としていければなぁと思います。課題曲は盤涉調5曲(越殿楽・白柱・竹林楽・千秋楽・蘇莫者破)、それと舞楽のリクエストもありますので蘭陵王も手を付けて行ければいいかなと思います。

また、毎回の受講料ですが、毎回500円のところ次年度から1,000円にさせて戴きたいと思います。

今後、継続して行くに際しまして細々とした諸経費や、演奏用の装束、引いては太鼓や琵琶、琴などの演奏活動に必要な備品も少しずつ揃えていきたいので何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

それでは来年の3月には元気な姿で再会しましょう。

追伸:笙の方は「洗い調律」で楽器メンテをしておきましょう。

 

 

田んぼ学校「しめ縄作りと イセヒカリ試食会」& 第九回お宮で飲もう会忘年会開催のご案内

田んぼ学校「しめ縄作りと イセヒカリ試食会」案内チラシ

新川神社田んぼ学校しめ縄作りとイセヒカリ試食会参加者募集

「第九回お宮で飲もう会忘年会開催のご案内」チラシ

第9回お宮で飲もう会ご案内

昼寝をしたので頭がクリアーな禰宜です。今日は七五三と地鎮祭、けっこう御祈祷は肉体的にはそんな重労働では無いのですが、気合いが入るんですかね?結構気疲れがするんだと思います。夕方、仮眠のつもりががっつり2時間も寝てしまいました。でもあれですね、キティちゃんっていうのは強力ですね。今日の七五三で3歳の女の子なのですがやはりお宮の雰囲気そのものが威圧感があって怖いらしく、太鼓を叩けば恐がり、お祓いすれば逃げまくり、祝詞をあげれば耳を塞がれてしまうような感じでした。お母さんに抱きついてコアラ状態。とても碁盤の儀で飛び降りるのも怖がって、せっかくおばあちゃんがカメラを構えて孫の飛び姿を撮ろうとされていたのですがあきらめざるを得ない状況です。3歳ですからいたしかたがないといえばそうなんですが。ただ、このままの調子だとこれでは玉串も出来そうに無いし、大人の皆さんがかわいそうだな、と思いまして「奥の手」を初めて使いました。お土産袋の中にある「キティちゃんシャボン玉」をチラ見せしながら、「○○ちゃ〜ん、これから神様にお参りだけど上手にお参りできたらご褒美があるからね〜」で、態度が豹変。目が輝きました。それからというもの別人の様に素直に玉串拝礼をこなし、碁盤の儀も再挑戦、元気よく飛び降りてくれました。さすが、キティちゃん。子供の心をわしづかみ。

と、いうことで今日のご案内はいよいよお約束通りの「しめ縄作りと イセヒカリ試食会」と「第九回お宮で飲もう会忘年会」のご案内です。
今年初めて開墾した神饌田での初収穫です。田植えから稲刈りまでして戴いた子供達や父兄の方々、田んぼの開墾からお世話まで戴いた総代会の皆さんをお招きしましてイセヒカリをおにぎりにしてみんなで食べたいと思います。おにぎりの味付けもそれぞれに選んで自作してもらう企画にしようと思います。ラップで握って塩おにぎりに海苔や、昆布。中身は定番の梅干しに昆布、鮭の身なんか選べるようにしたら楽しいでしょう。その前に、みんなで神社に掛ける「しめなわ」を編みたいと思います。
神社のしめ縄は左綯いですので普通の右綯いに慣れている人は戸惑うみたいですが、初めて綯う人は問題ないですね。伊勢の神様の力と新川神社の神様の力がこもった、「ハイブリッド」なしめ縄です、これは強力ですよ。お土産用にみなさんのお家の玄関に飾るお正月のしめ飾りも作りましょう。皆さんが育てた稲の藁でみなさんが作ったしめ飾りは唯一無比の一品です。これが神道の根本を表す業だとおもいます。田植え、稲刈りに参加できなかったお子さん、ご家族、またはしめ縄を作りたい大人の方も大歓迎です。ご遠慮なく。

そして同日の晩には本年、大活躍の活動をしてくれました「お宮で飲もう会」の忘年会です。今年はすごかったですよ。
2月の禊ぎと鎮魂錬成会、4月は春祭りの神輿巡行奉仕、6月は初めての「神道講座」を開催。8月はバーベキューとみこし担ぎ講習会が雨天延期で10月に開催。
コンスタントに2ヶ月に1回、懇親を重ねていきながら少しづつ神社のお手伝いをいただけましたのでこんなに良いことは無いですよ。
今年を振り返りながら、来年、そして再来年に迎える新庄御鎮座400年記念事業の神賑わいのアイデアをお話ししていきたいです。

近況ご報告。

こんちは、元気いっぱいの禰宜です。
いやー、遂に夢と希望が現実化していくこの頃ですので充実感たっぷりです。つい、仕事に追われているんですが、この幸せを味わう時間は人生の中で短いのだから大切にしたいと思います。
あまりこのブログでは書いてこなかったのですが、目下私の最重要事項は平成28年に迎える「新庄御鎮座400年記念事業奉賛会」の境内整備事業の一部である「参集殿」の計画の具体化です。まだ正式契約前ですのでなかなか詳細はお伝えできないので歯がゆいのですが、良い感じで計画は進んでいますよ。ただ、もう一踏ん張り、前向きに進めていきたいことがありますので、その時は皆さんのご協力をお願いいたします。

トンネルを潜り抜けると出口です。明るい未来が約束されているかいないか確信がなくても潜り抜ける勇気を持てれば良いんですよ、と自分に言い聞かせる。

イセヒカリ納品!と10月22日古事記に親しむ富山中下巻夜の部

元気一杯の禰宜です。何故か?イセヒカリ、納品です!すごーい。数日前、祭りを終えて外から帰ってきたら玄関に米俵と米袋。

米俵と米袋には札付きで「イセヒカリ」の文字。やったー!ってもんですよ。見て下さいよ、この米俵。嬉しくて感動しました。

普通に米袋でくると思っていましたからね。イセヒカリの種籾を早苗にしていただいた稲垣幸三さんの奉納です。すばらしい。

人に見せびらかしたいので、そのまま玄関に置いてあります。来る人は「あれっ、すごいねこれ。」とコメントしてくれます。

そうです、すごいんですよ。まるで親ばか。もちろん、11月26日の新嘗祭にはこのまま御神前に奉納です。

今も置かれていたそのままの配置。実は重くて持つ勇気が無かったりして。腰をいわすとなんなんで。特に今の時期は。

と、いうことで昨日は古事記に親しむ富山中巻下巻完全読破編の夜の部。

新入参加者が3名いらっしゃいましたので総勢12名になりまして、社務所は満員状態です。

もっと詰めれば詰めることもできますが、快適な間はやはり15名が良いところでしょうか。

今回も面白いところでした。「天之日矛の渡来」「秋山の神と春山の神」の部分ですが双方とも多分にエッチなところです。やまとことばでは「ももいろ」ですかね?ようわからんけど。実は古事記という日本最古の書物はストレートなエッチ表現が多い本です。神典ではあるんですが、実はそんなに堅苦しい本では無いのです、内容は。むつかしく考える人が戦後多いだけですかね、いうなれば。むっつり系やねばねば系じゃ無いので読んでいても潔いです。古事記に親しむの参加者は女性が多いので解説するときにはなかなかはばかられる部分ですが、古代日本人はやはり「子孫繁栄」が重要な「国づくり」のファクターだったということですよ。ですからエッチで良いんですよ。草食系?という言葉のありますが、何事も極端はいかんです。むっつりはだめ。今の中学生はどうなんですかね?そういえばわしらの頃はまだ「スカートめくり」があった時代ですから。私は紳士でしたからそんなことはしませんでしたが、同級生はふざけの延長でしていて、スカートめくられた女の子は女の子で負けていなくて、追いかけてそいつを叩いて終わり、みたいな。なぜかその男はにくめない奴でしたので女子にもてていましたね。それとなぜか女子同士であざれでスカートめくりをしていたような記憶が蘇ってきました。わしらは通りすがりで現場を見て「ラッキー!」みたいな。見られた女子も、開き直って、笑いながら「今、見たな〜」みたいな。それ以上はなんもなかったですよ。盗撮とかなんとかとかはいかんですな。古事記にあらわれる古代の男は堂々と姫に求婚したり、「エッチさせて!」っていってますからね。このあたりは古事記を読んだ人だけはわかってくれます。なんのこっちゃ。

 

 

10月19日秋祭・鷹乃羽雅楽会御神前奉納演奏

お疲れモードの禰宜さんです。でも元気ですよ。なんか、達成感がありすぎて心地よい疲れですので気分は良いんですよ。
これは幸せな事ですね。色々とご協力を戴いて、感謝感激の日々であります。
さて、1年ぶりの鷹乃羽雅楽会の奉納演奏会です。雅楽会結成当初の目標である「平調五曲の習得」の集大成の日です。
ですが、卒業式ではありません。逆に新たなる始まりの日であるといえるでしょう。
参加者多数の元、また昨年の演奏を噂で聞いてこの演奏を楽しみに見に来られた参詣者もいらっしゃいましたので、
この御神前奉納演奏も意義のあるものと成りつつある事はありがたいことです。
もしかしたらお参りの人の邪魔になっているんではないかとも、ちらっと心配したりしています、神主としましては。
ですが、年に一度の秋祭りは御神輿やどべが出ませんので、神賑わいとして雅楽演奏で夜宮を演出できれば良いのでは無いかと思います。

今年は日曜日とあって大勢参列戴きました。

宮総代、町内会長は氏子のみなさんを代表して地域の安泰を神にお祈り戴くのが職責であり、古来よりその町を代表する顔役にお勤め戴きます。御神前で地域の安泰を祈る人の心が一つになるから地域が発展するわけで、これが国づくりの基本としてきたのが我々のご先祖様です。

お祓いである修祓。元服を過ぎた長男には所役を与えています。無免許ですけれど、修行期間ということで。変にわけがわからない頃に無理矢理教えると変なクセがついて、かえって苦労しますのであまり青田刈りのように何でもさせるような事はしたくないです。私がそうでしたから。少しずつ、やわやわと。

左半分がうちで、右半分が分家です。

きときとの鯛。神饌は新鮮さが命。

うちの長男と分家の娘。お祭りを終えた後に、長男がなにげに遊んであげていたので微笑ましいワンショット。家に若い女の子いませんからね、珍しいというか。不思議な存在です、姪は。私も娘いませんから。どう扱って良いか、ようわからん。

さて、午後7時から8時までの1時間は本殿で鷹乃羽雅楽会のショウタイムです。実はリピーターもいたりして驚きです。しかも、なんと昨年見ていたリピーターのお一人は実は今年一緒に演奏していたりします。この際、飛び入り歓迎にしましょうか。道場破りがくるくらいに成長したいもんですな。今はまだ破るほどの物が無いので受付できませんが。

龍笛女子。黒服が素敵ですね。

篳篥部隊。一生懸命、が伝わります。

この構図、本当に好きで、良いですね。これが装束だと圧巻ですが、どなたか寄付してくれませんか?20名分。

龍笛部会男子。がっつりした音が聞こえてきそうですね。

吹く姿が様になっていますね。

1時間で2曲では間が持たないので、禰宜さんが下手な解説を加えますが、雅楽の曲は正式に吹くと一曲あたり10分かかりますので、演奏としゃべりが半々くらいです。篳篥とかの吹き物は息を使いますので休憩時間が必要ですのでこのくらいが良いんですよ。多分、皆さん上達されると私はしゃべる幕は無くなると思います、というかそうあるべきですな。

なぜかしゃべりながら急に思い立ちまして、雅楽習得に欠かせない唱歌を三管それぞれ越殿楽の1行目だけ紹介したいと思い立ちまして、私が歌った後、無茶振りで龍笛の赤田さんにマイクバトン。さすが、良い声で決めてくれました。そういえば赤田さんには昨年も無茶振りしたような記憶が・・・。

篳篥は北島さんにいきなり、振る。ですけれど、上手に受け入れていただけました。いつか、唱歌と楽器のコラボ演奏も良いかも。

ということで最後は雅楽の大ヒットナンバー、「越殿楽」で締めました。お疲れ様でした。良い演奏でした。

 

怒濤の三連休、収穫の秋を終えて其の参 田んぼ学校 稲刈り編

禰宜です。ついに一週間が経過してしまいましたが、田んぼ学校の第三弾のご報告です。

時が過ぎるのは早いですが、こうやってブログをあげるために振り返る時間も大切なたのしみです。

田植えの時は早乙女で、稲刈りは「刈り女」というらしいですが、なんか響きがいまいちですな。

田男は田男です。

お祓い。なんか、お辞儀する姿も清楚な感じで良いですね。

献饌。伝供といいましてお運びします。バケツリレーの要領ですが、大きく違うのは作法があり、お辞儀、出す手足なども順番があります。

五月は早苗だった「イセヒカリ」。遂に「稲穂」となり御神前に供えられます。やったー。奉耕者や沢山の方々の力で初めての神饌田で育った稲穂。なにか大事な事を成し遂げた、という充実感を感じました。

鷹乃羽雅楽会。田植えに引き続き、祭典楽も奉仕いただきました。

今回初めて奉仕いただく面々。順番に現場での経験を積んでいっていただきたいと思います。

玉串拝礼。

ケーブルテレビ富山の取材がありましたので18日以降、「ご近所チャンネル見んまいけ」をチェックして下さい。何度もリフレインされます。

奉耕者、吉田榮一さん。何から何まで御苦労をおかけいたしました。

集合写真。これで一安心。

脱穀体験を富山県神社庁の神職さんの指導のもと、実施しました。先ずは千歯漕ぎで稲扱き。

千歯漕ぎはビンテージ物です。吉田家が用意してくれました。

田植えに引き続き、お米に関するクイズ大会。なかなか勉強になります。

田んぼの「かんさつにっき」を書いて提出いただいた子供にはご褒美を。

結局、全部刈り取れなかった田んぼ。後は奉耕者の吉田家が全部刈って戴きました。申し訳なかったです。

はさかけ。久しぶりに見た風景です。

本当に手間がかかる作業ですが、これが日本の国づくりの源になったんだということが実感できました。

 

参加児童が報告してくれた「たんぼにっき」

一生懸命、絵を描いてくれた子や、

写真を付けてくれた子もいたり。

一生懸命描いてくれたみなさん。神様は多分、みなさんがそれぞれに一生懸命お米を昔ながらに作ってくれる姿を見るのが一番うれしかったのではないかと私は思いました。