古事記に親しむ富山中下巻編、中巻まで読み終えました。

禰宜です。紅葉があでやかな日々です、一週間ぶりの更新です。さて、本年も古事記に親しむ富山中下巻編はずんずん読み進め、11月19日に夜の部、11月24日に昼の部を終えました。中巻最後の応神天皇の御代を読み終えて下巻に移りました。十六代仁徳天皇を少し読んで本年の講義は終了です。
次年度再会は夜の部が3月25日水曜日午後7時〜、昼の部が3月30日午後1時30分〜になります。冬場は雪や路面凍結で遠方から来られる方が危険ですのでお休みします。私たち神職も忙しいのですが、古事記はやはり落ち着いて読みたいと思いますので来春を楽しみにしましょう。
応神天皇の御代は仲哀天皇〜神功皇后〜から続きの物語りですので古事記の中でも長く語られた部分です。それだけ御業績や色々な逸話が入って面白いところでした。不思議な話や海外との交流が語られていて興味深く読むことが出来ました。下巻からは上巻、中巻などによく出てきた「高天原の神々」との交流がなくなってきます。つまり、現代の歴史に近い形で物語が進んでいきますので人間くささや情感がより感じられていくと思いますので、お楽しみに。