禰宜です。今日は良い天気ですね。境内の梅も紅白揃って咲いています。
白梅の幹から突然垂直に木枝が生えていました。不思議。
禰宜です、久方の更新になります。2月から3月は比較的落ち着いた時期ですので予定がない日が出来ますので、ここぞとばかりに、今までだましだまし使っていましたコンピューターシステムの入れ替えをおこなっていました。何せ時間が掛かるのと、不測の事態に備えなければいけません。途中で仕事や用事が入ると中途半端な作業になり、私の気持ちも落ち着きませんし、時間を気にして焦って事を進めるとろくな事にならないことも経験済みですので、システムの移行はフリーの日を厳選しておこなってきました。400年祭を完遂するまではシステムはいじらない方が良いということで、永年使うと色々とOSがバージョンアップしたり、スマホや周辺機器との動作環境が変わってきますので何時までも同じ環境を維持するのは困難であったりします。スマホもOSをバージョンアップしないと認識しなくなりましたので昨日、入れ替えました。私は始めからAPPLE信者ですので、もちろんすべてmacとiphneです。もう少し安定するまで詰めが必要ですが大旨移行が出来たので試用運転中です。
さて、3月に入りまして冬休みでした鷹乃羽雅楽会、古事記に親しむが再開です。
鷹乃羽雅楽会の二期生は本年から30分稽古時間延長で1時間30分の温習に成り、一期生は8時から9時30分の温習になります。二期生も音が出るようになったので時間を増やして平調五曲の習得を目指します。
「古事記に親しむ」はオオクニヌシの国譲りから天孫降臨へと話が進んでいきました。
「しらす」と「うしはく」。日本の国の形が形成される様子を感じ取っていただけた事と思います。また、古事記は「しらす精神」で語られていること、今上陛下の御言葉からもしらす精神が窺えることをお話しいたしました。夜の部には高校生、中学生男子が参加され、それぞれ卒業を迎えられましたのでお祝いの紹介も致しました。特に高校生の馬場くんは、春より東京の國學院大學の神道文化学部に進学され、神職を目指されます。同時に明治神宮の研修生として日夜修行の道に入られますので皆で応援したいと思います。私自身、本当に嬉しいです。
禰宜です、久しぶりの更新です。禊ぎの後、風邪引きました。うちの家族も順番にインフルやら風邪やらひいております。禊ぎの前後で若鷹会の方々もインフルエンザで寝込む人がいらっしゃったりして、気高い志のみならず風邪までシェアするほど仲の良いコミュニティが出来たんだなぁと思うこの頃です。
さて、今月から推薦入学の面接などあるようで、いよいよ受験の時期になりました。この時期には雪やインフルエンザなど受験生にとってはトラップが何個もあるような季節ですがベストを尽くして戴きたい物です。私が受験の時は大雪で屋根の雪下ろしとかして多様な記憶がありますが。
さて本題の合格御守のご紹介です。今回在庫切れに伴い、新川神社オリジナルの意匠を施した渾身の作となっております。御守の衣袋を織るところから始めますので最初にこちらの方からデザイン案を提示するわけですが、お題は「青空・桜・うぐいす」でした。
オーダーの際に新川神社境内の桜の写真と共にメッセージとして「同じ構図がリクエストではなくて、「青空と咲き誇る桜」の突き抜けたようなイメージを織り込んで戴きたいこと、桜は葉が付いていた方が色彩的に豊かなので桜一色で無くて良いこと」を打診した結果の仕上がりがこれです。うぐいすは毎年、早春の2月上旬ぐらいに来て4月まで鳴いてくれていますので合格通知が届く頃の新川神社の境内をイメージしたわけです。
無事に受験を終えて合格通知を持って桜が咲き誇る境内に響く鶯の声を聞きながら御礼参りが出来ますように、との成功イメージを持って戴きたく思いまして。
新川神社には天神・菅原道真公もお祭りされていますので受験生の皆さんのご健闘をお祈りいたしております。
禰宜です。若鷹会主催の第4回目の寒中みそぎ・鎮魂行法錬成会ですが、過去最高の63名の参加者をもちまして無事に終えることが出来ました。天気予報では曇りのち雨でしたが前日の晴天が持ち越しになりまして午前中は快晴、午後は曇り空でしたが、参加者の日頃のご精進のお陰様で「ノーレイン」で禊ぎを終える事が出来ました。新川神社の神様と龍神様に感謝です。昨年が55名ほどでしたので、本年水槽を2槽増やしまして5槽設営しましたので昨年よりはスペース的に余裕を持たせました。
そして今回の禊ぎが特別なのは、新築参集殿での初めての禊ぎということもあり、私としましては一生忘れることの無い、感慨深い日となりました。昨年の禊ぎにはまだ竣功していませんでしたので400年の記念行事としては最後の最後の締めと考えておりました。神事的には400年祭は昨年の禊ぎに始まり、今回の禊ぎで納まったという事です。
今回は常連の参加者に加えて新規の方も多く、富山第一高校の弓道部の顧問先生を始め8名の生徒が参加してくれました。また小川頭の息子さんも自ら志願して友達と共に参加してくれました。親に言われてでは無く率先して参加するところが素晴らしいです。やはり親の背中を見て育つのですね。
当日は日中気温も穏やかでしたので過去に比べたらやりやすいだろう、と思いきや、毎年参加者は口を揃えて「今年が一番きつかった」との感想。夕方になると少し風が吹いたのと、多分気温と水の温度差がかえって辛かった印象を与えていたんじゃなかろうか、ということです。水道水ですからね、よく冷えてました。
ですが今回も全員無事に行を終え、薬師鉱泉でぽっかぽかに温まっていよいよ直会です。
「みそぎ」と「鎮魂」は立春前に身を清め、新しい年を迎える前に「新たな自分に生まれ変わる」、そんな気持ちでみなさん清々しい顔で御神酒を飲んでおられました。
途中から貫江奉賛会長も参加され、最後には自然な流れで皆が肩を組んで中締めとなり大盛況のうちに閉会いたしました。
新築の参集殿にはど真ん中に打ちっぱなしコンクリートの「トンネル」が建物を貫通しています。これは神社境内に繋がる「参道(さんどう)」でありますが等しく「産道(さんどう)」でもあります。参集殿の大広間は母体の「胎内(たいない)」に当たります。
参加者は参道を通り参集殿の胎内に入り、自らの魂を振り動かして強くし、臍下丹田に納め(鎮魂作法)、生命力を高まった状態で冷水を被り(寒中みそぎ)、心身を清める。そして産道を通り元の世の中へと新しい自分に生まれ変わって出て行く。最初からコンセプトが有ったわけでは無いのですが、結果として現在の建築様式が導き出されたのはやはり神通力ではないかと思います。建築を請け負って戴いた小川博司頭率いる株式会社オリバーの方々も大勢禊ぎに参加いただきましたし、設計の中斉拓也氏も禊ぎに参加いただき、この行事をこなすための建築を想定してデザインして戴きましたのでやはり神がかった施工だったと今さらながらに感じ入ります。
ちなみにこのトンネル、私的には「龍神の寝床」とも呼んでいます。何となく龍神様がトンネルの中で横たわってお休みになって
いるんじゃ無いかと思ったりしています。結構冬場温かくて、夏場ひんやりしてますしね。
最後になりましたが前日から設営の準備や買い出し、今日は仕事帰りに後片付けをして戴きました若鷹会の皆さんに深く感謝申し上げます。こうやって頼めば忙しくても寄ってくれる、神社の行事に力を貸してくれる。そんな若衆がいて誰よりも新川神社の神様達がお慶びになっていると思いますしこれほど神主冥利に尽きることはありません。
禰宜です。雪も一段落したようですので只今禊ぎの準備中です。当日は曇りのち雨ですが気温が12℃という予報ですので、水が凍ることは無いと思います。今 回も参加者限定の「十種の神宝」木札御守を準備いたしました。昨年は第一弾でしたので「沖津鏡」でしたが今回は「辺津鏡」です。鎮魂作法で修法します。只 今参加者は50名を越えているようです。本年は富山第一高校の弓道部の有志が参加されます。武道に身を置く方がみそぎと鎮魂をされることは大変意義深い事 と思いますので私も気を引き締めて共に修行したいと思います。
明けましておめでとうございます。禰宜の舩木信孝です。本年も宜しくお願いいたします。昨年は新庄御鎮座四百年記念の年と言うことで素晴らしい年を過ごすことが出来ました。全身全霊でやりきった感満杯でしたので後悔はありませんが、心残りはHPの更新が滞っていた事です。
ですが合間にFacebookでは川嶋広報部長が写真を上げて戴いていますので、トップページに新川神社のFBページが貼り付けてありますのでご覧いただければ幸いです。
さて、今年の私自身の抱負と言いますかテーマは「整理整頓」・「研鑽(ブラッシュアップ)」「完遂(コンプリート)」です。
「整理整頓」は参集殿と自宅事務所のインフラ整備と仕事の移行を整理して、なるべく参集殿に出勤して常駐したいと思います。研鑽は今まで取り組んできた神道道場としてのコンテンツ、「古事記に親しむ」「鷹乃羽雅楽会」「田んぼ学校」「みそぎ・鎮魂作法錬成会」を煮詰めて磨きをかけるべく、読書や修行の旅に出たいと思います。
「完遂(コンプリート)」は、このHPも未だアクティブでは無いコンテンツがありますのでこれを完成させます。小学生向けのコンテンツ、年中行事もようやく確定しましたのでまとめます。
境内案内地図も参集殿が完成しましたので最新版で作製いたします。
今後は年間を通じてワークショップとして「みそぎ・鎮魂作法」を体験できるコンテンツプログラムを作成したいと思います。ひいては外国人の方々にも体験戴けるような受け入れ体制を整えていければと思います。英会話やらんといけんですな。スピードラーニングでもやりますか。
「古事記に親しむ」もご好評を戴きまして今でも少しずつ参加者が増えております。ありがたいことです。以前から参加者からご要望があります「古事記ゆかりの場所を訪ねる旅」が実施できればと思います。第一日目はやはり大和(奈良)でしょうか。これも楽しみですね。企画はこれからです。
また、平成32年は日本書紀編纂1300年という大きな歴史的節目に当たります。つきましては「日本書紀に親しむ」を開催したいなぁと考えていますので今から準備に取りかかります。日本書紀は面白いですよ。古事記以上にお笑いネタ満載です。乞うご期待ください。
ということで本年も盛りだくさんで皆様と鎮守の森でお会いできます事を楽しみにお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。
年の瀬も迫って参りました。色々と充実した一年でした。遅くなりましたが滞っておりました11月以降の様子をご報告します。一ヶ月以上前の事柄からですが、充実したアニバーサリーイヤーの足跡を残しておかねば年は越せないような気がしまして。新川神社400年の記念すべき年ということで社報「鷹乃羽」もかなり内容が濃い物になることは必死でしたので、今まではワープロを使って製作していたのですがグラフィック専門のソフトに変えました。紙面もリニューアルして出そうということで時間が掛かりました。川嶋広報部長の献身的なカメラワークで文字で読むより写真一枚が語ることの方が多いような気がしましてグラフィカルな紙面になっております。近々HPにアップされますので是非ご覧ください。
恒例の秋祭りですが、本年は400年記念として鷹乃羽雅楽会奉納演奏も特別な物にしたいということで、演目をずいぶん前から考えていました。スペシャルゲストを呼ぼうか、誰に使用か?と思い巡らした結果、主役は第二期生でしょ、とハタと気づきまして第一期生と第二期生合同の奉納演奏になりました。二期生は越殿楽しかまだ吹けませんので管絃は一曲だけですが、初めての御神前と人前での演奏ですので緊張されていたようです。昨年より直垂を着ての奉納演奏になりますが人数が多くなると足りませんので略礼服での演奏となりました。さて、もう一曲、どうしようかと思いましたら400年祭ですからやはり今までとは違う演目といいましても今更何か出来るわけも無く、スペシャルゲストも現実的に時間と経費が無い、ということで私が神楽「其駒」を舞うことにしました。そういえば今まで富山県神社庁雅楽部で色々なところで舞わさせて戴きましたが、手前の御神前でやったことが無かったですし。演奏は講師の藤井さんが神楽笛、篳篥に横越さん、和琴に弟の舩木信忠、歌に稲荷神社の山田さんにご奉仕いただきました。結果、鷹乃羽雅楽会総出で奉納演奏をする事が出来ました。灯台下暗し、自分たちでできるもんですな。
禰宜です。あの日から早一ヶ月が過ぎ去りました。振り返る間もなく日々が過ぎていきますが、11月26日におこなわれる新庄御鎮座400年記念大祭・新穀感謝祭並びに神宮大麻頒布祭の直会の席でスライドショーをします。写真の選定などしなくてはなりませぬのでようやくあの日を振り返る時期が来たような気がします。と、いうことで名場面集としてお蔵出しをしていきたいと思いますが、第一弾はこれです。新庄と藤木のドベ初遭遇!最初は新庄名物どべのヤンキー眼飛ばし、一触即発状態!その後は・・・
(これが見たかったんだー映像 氏子神輿勢揃いで神輿振り魂の儀:桑名聖子さん撮影)
まだ夢の中を漂っているような感じがしております、禰宜です。お陰様で無事に町新庄祭騒動、納めさせて戴きました。本当に奉賛会貫江会長をはじめとする総代会、奉賛会役員の方々、各氏子町内会、児童クラブ、若鷹会、田中町獅子方、藤木獅子方、、Jelly’sをはじめとする多国籍屋台、神道体験エリアにお手伝い戴いた神職各位、参集殿の癒やしエリア出店者各位、宮フェス出演者の方々、そして御奉賛戴きました大勢の方々、企業、奉務神社の皆さん方、近隣遠方からご参加戴きました皆々様に深く感謝申し上げます。
写真は若鷹会 Web Site に上がっていますのでご覧ください。
http://niikawajinjya.com/wakataka/
当日は心配した雨も天気予報通り、五本榎の元宮地に着いた頃には上がりましたが、神社から五本榎までの道中、小雨が止まず、たまに強くなる雨脚に参加者の方々が次第に濡れていくのを見るのが辛くて辛くて、大麻を祓いながら、一心に「龍神様、雨、止めて〜」と祈っておりました。そんな雨の中、先頭を歩く田中町獅子方のお囃子と、鷹乃羽雅楽会の楽の音が励ましてくれました。あれが無音で歩くだけでしたら惨めだったと思います。音が途切れずに鳴っているだけで気が紛れるモノですね。雨が上がってからはもう、こっちのもんですよ、今まで幾度となく打ち合わせしてきたことを実行するだけです。私、雅楽演奏が終わるまではお酒は飲まないつもりでしたが、晴れた喜びでそんなことは吹き飛んでしまい、吞まずには居られなくなってしまいました、すいません。宮フェスの最後の方には完全に出来上がっていました。祭典終了時の挨拶も、宮フェスのグランドフィナーレでの挨拶も、本当に何も言うこと無し、でした。唯々、町新庄が気合い入れて元気を出すことだけしか頭に浮かびませんでした。文句なしです。
語り出すと切りが無いのですが、やはり今回改めて感じましたことは何か見えない物に導かれ、後押しをされ、色々なことが繋がって上手く運んでいく様に神々の存在を感じました。
実際、次の日に境内を眺めてみますと、なにかいつもと趣が違うといいますか、境内のエネルギーが高まって神様の力がパワーアップしたように感じます。キラキラ輝くというのでは無くて、なにかぼわーっと優しい感じに磁場が和らいだような感じですか。
顧み致しますと10年前からこの400年祭の企画を総代会に提示していったので構想10年、実際に動き出すのは5年前ということになりますか。私が平成8年4月1日に新川神社禰宜としてご奉仕してから20年、その集大成が結実したような気がします。が、構想の途中からも常々感じて居ましたのが400年祭が目標では無くてキックオフなんだと言うことです。これからが本番、ということですが、今はこの20年間に思いを馳せながら運営を共にしてきた宮総代さん、若鷹会の小川博司頭をはじめとする若衆、協力者のJelly’s神田さん達と喜びを分かち合いたいと思います。
町新庄祭騒動が終わってやはり感謝の心が湧き出てきました。綺麗事では無くて本当にこれは色々な方々がサポートしていただいたりしたお陰だと感じましたし、今まで修行させて戴いた明治神宮や石清水八幡宮、富山の日枝神社、富山県神社庁での色々な行事の経験が私の基礎となっていることも改めて感じ入りました。そして奉賛会を立ち上げる際に総代会研修として色々ご指導戴きました富山県の宮司様各位のお陰様であります。
また、色々な批判に晒された時も「あんたなら出来る!」「記念事業・奉賛活動は、色々な困難を乗り越えながら目標に向かって達成していくもんだ!」と援護射撃をして励まして戴いた総代さんの言葉が私を支えて来ました。言葉一つで人は強くなれるということを実感しております。
そしてなんと言っても若鷹会の存在が今回の大きな成果であります。本当にたくましく頼りになる若衆がいてくれるので今後が楽しみです。思い出せば、町内会長になって間もない小川博司君と最初に家の座敷で酒を飲みながら色々とぶっちゃけ話をして、新川神社の現状と将来の展望を話したこと、そしてそれを理解して飲み込んでくれた事、そして色々なことを企画して挑戦して行ったことが走馬燈の様に思い出されます。
最後になりましたが新川神社の神々、町新庄を支えて来た祖先の御霊達、龍神様のお導きに深く深く感謝を申し上げ、今後も楽しい人生を氏子をはじめご縁のある方々と共に過ごして、少しでもこの世が良くなる事に精を出していきたいと思います。
追伸、400年祭と参集殿新築に際し、様々な御奉納品もたくさん戴きましたので場を改めてご紹介して参りたいと思います。
追々伸、最後に出費がかさんで家計も大変なところでも深刻にならずに笑顔で「お金なーい」と言いながら、好きなようにさせていただいた配偶者と、事業推進の力となった「なにくそ精神」を醸し出させて戴いた両親に深く感謝をいたします。私、怒った方が仕事、進んだりします。ネガティブパワーをクリエイティブエネルギー源として使うんですな。
禰宜です。今日はいよいよ宮フェスの大トリを務めて戴くこの方、DOZAN11(ex 三木道三)さんの事をお話ししたいと思います。先日、ファイルを整理しておりますと’01 07 05 Lifetime Resoectのプロモチラシを見つけまして、やはりご縁があったんだなぁと感慨深く感じております。私、結構PRチラシとかカードとか、気になる物や良いデザインの物はストックしておりまして。
話の始まりはいつも私が飲み に行く近所のジャマイカ料理ジェリーズで吞んでいたときのことです。ジェリーズの事はブログ 多国籍屋台(produce by JELLY’S) の事。
をご覧ください。で、そんな中で店主の神田さんと色々レゲエの事やジャマ イカの宗教や風俗など色々なことを教えて貰いました。とある日、今から1年以上前ですかね。400年祭の構想を店で何となく話していく中で、多国籍屋台の話と同時にライブの話もする中で、神田さんからライブに大事なのはやはり中心になる大トリが誰か、ということで「舩木さん、三木道三って知ってますよね。最近こんな歌を出しておられるんで、神社のイベントに良いんじゃ無いかと思いまして・・・」とiphoneでPVを見せて貰ったのが2014リリースの「japan be Irie!!」収録の「かしこみかしこみ」でした。歌詞の1題目を聞いた時点で、ブッキングを決めました。神道・神様へのリスペクトソング。今回の400年祭を通じて何をみなさんにお伝えしたいのか、はこの「かしこみ かしこみ」が代弁してくれていますので、私の仕事はこの曲を一人でも多くの方に紹介することと、自覚しました。今、聞いてもぞくっとします。古事記や日本書紀に伝えられた「大和言葉」をさりげなくライムに刷り込んだ言霊は、神主ですからすべて聞き取れましたし、DOZANさんはかなり神道に対して造詣が深いことを感じました。「天つ神・国つ神」や「国作り」「敷島」「まほろば」「この国のカタチ」などなど。「天地の初めっからの永々たる〜」なんて古事記の最初のフレーズですし。この時代に「国作り」と「この国のカタチ」を問うた歌があろうか、と言う感じです。是非CDを買って、歌詞やCDジャケットのアートワークも楽しんで戴きたいと思います。「かしこみかしこみ」の次の曲が「ギャーテーギャーテー」で仏様のリスペクトソングです。私、この繋ぎが好きなんです。
三木道三さん、奈良県出身だそうで。大和地方ですからなるほど、と思いました。
今の時代、音源は昔のようにレコードではなくてデーターが主流となってしまいました。PVもネットで見られますし、便利になったようですが、私はやはり物としての音源CDをお金を支払って買います。私はレコード世代ですのでやはりジャケットやインナースリーブをなめ回すように見て、メンバーの名前やプロデューサーは誰や?とかスタジオはどこで録った、とか創造された様子を想像する事を楽しむところがあるんです、マニアックですが。このキレッキレのギターは誰や?とか、このドラムのスネアの音、好みやな、エンジニア誰や?とか。ジャケットのアートワークを見ながら音楽を聴くとまた違いますし。外でイヤホンで聴くのも良いですし、TPOで音楽は様々な感じ方ができますので良いですよね。
好きな音楽に対して、音源を製作したミュージシャンやスタッフに対する敬意として、正当な対価を支払う事は当然だと思いますし、制作者が正当な対価を受けることが出来なくなると良い音楽自体が製作されなくなります。そうすると我々も楽しめなくなりますから悪循環になるような気がします。最近フェスが多いのもそういう意味ではCDが売れなくなったからという事があるんじゃ無いかと思います。ライブを見られる機会が増えること、それはそれで良いことですけどね。音楽はやはり「生」ですよ。
「japan be Irie!!」(ジャパン ビィ アイリー)と読むそうです。アイリーって聞き慣れない言葉ですがジャマイカ人レゲエでよく使う言葉(パトワ語)で平和!いい気持ち!楽しい!イイ!最高!の意味だそうです。
是非、町新庄祭騒動、宮フェスでライブを楽しんでください。「かしこみかしこみ」は新川神社のテーマソングのみならず、日本人のテーマソングです、チェックしてください。
禰宜です。急ですが宮フェス1番目の出演者の藤間流 藤間勘史社中が先方のご都合により欠場となりました。その他スケジュールは予定通りで午後1時から新庄吟詠会がスタートとなります。ご承知下さいませ。
禰宜です。台風、良い風でしたね。神様が風で境内をブローして戴いたような感じです。が、また掃除かい!ってな感じですが、400年祭ですから清めて清めてまた清めて行きたいと思います。
天気予報を見て、9日、どうするんやろ?と不安に思っておられます方も多いように感じておりますが、大丈夫。多分、この件に関しましてはこの世で私が一番不安ですからー。ただ、私は人ごとでは無いので早速雨天対策をしました。レントオールさんとステージ担当、音響担当者と協議の結果、10m×10mのホールテントを導入、ステージの場所を南北逆にしました。これによって今までのT形三間×三間のステージが五間×三間の長方形ステージに拡張されました。この方が出演者はやりやすいと思います。加えて三間×五間のテントを2張り並べて、全体としては10m×19mの大きさになります。
土壇場にですが、雨天対策のお陰で実は客の動線も良い流れが出来る事、出演者が神社に向かって演奏する向きになった、など利点が多いので、当日雨が降らなくてもかえってこの方が良い設営となったと感じております。お陰様で設営経費も増額ですが・・。出稼ぎ先あれば紹介して下さい。
当日は参集殿の御守授与所にて400年祭のお祝いや奉賛金など受付しておりますので、何卒諸事情お察しいただきましてご協力お願いいたします。
と、いうことで雨天でも宮フェスは大丈夫です。決して広くは無いですが来宮される方々の為に最大限の善処をしたいと思います。
最近、アートの御奉納続きで芸術の秋にふさわしい感じな新川神社です。前回の「古事記に親しむ」の時に、参加者の竹野小百合画伯より、町新庄祭騒動 で出展する「古事記かみさまぬりえ」の原稿と、お手本を収めて戴きました。ご本人は当日、八尾の「坂の町アートinやつお」に参加されるので残念ですが、 「坂の町アートinやつお」は8〜10日までですので9日は町新庄祭騒動に参加して他の日に「坂の町アートinやつお」にご覧戴いくことが出来ます。
彼 女もかなり前から新川神社の「古事記に親しむ」素読会に参加いただいておりまして、今回上中下巻通じて完読されました。おめでとうございます。竹野
さんも 古事記を全巻読破されていますし、神道に造詣が深いので、竹野さん独自のアイデアとイマジネーションで作品を仕上げていただけるので仕事がやりやすいで す。富山県神社庁の「絵解き年中行事の図」も彼女の筆に因る物です。
また、参集殿の参道ギャラリーの「アマテラス」は竹野さんの個展で見 ま して、私が惚れ込んで「いいね、いいね」攻撃をしたらご奉納いただいた一品です。竹野さんは「描き直して奉納します」と申し出てくれたのですが、「そのま まの女神様が良いからあの絵が欲しいんです」と言いました。なんか、女神様が「そんだけいうがなら行ってあげっちゃ」と、お嫁に来てくれたような気がし て、たいへんうれしいです。多分、富山弁では無いとは思いますけど。
「坂の町アートinやつお」HP
http://www.bunanomori.com/art/index.html