七五三参りのご案内

お久しぶりです、コロナに乗じてブログをサボっておりました宮司です。
昨年以来、コロナ禍で色々な神事、行事、伝統文化継承事業である古事記・日本書紀の素読会、雅楽会、田んぼ学校、若鷹会のお宮で飲もう会、寒中みそぎ・鎮魂作法錬成会など休憩中ですが、実は宮司さんは水面下で忙しくしております。新しいお正月授与品として富山の伝統工芸「土人形」の新川神社オリジナルの制作やプライベートタイムの充実など楽しく過ごしております。

そして何よりも心血を注いだプロジェクトがいよいよ登場です。
ホームページのトップにもバナーが出ておりますが、いよいよ新川神社の神様ファンクラブ、その名も「たまむすひ」の設立準備に取り組んでおりまして、ようやくリリースの直前、大詰めの頃を迎えております。
詳細は後々にご説明致しますが、今回は本題の七五三のご案内です。

大きな神社はコロナ禍と言うことで密集を避ける参拝方法に心を砕いていられるようですが、新川神社はもともと神社の拝殿が広くないので一家族ずつのご奉仕になりますので、完全予約制となります。従いまして家族のみですので密集はしませんし、身内だけで気兼ねなくお参りができるところが「うちの売り」、でございます。ということで事前のご予約をよろしくお願いいたします。
いきなり来られると、予約が無いときは良いのですが、被ると困りますんで。

昨年より七五三に関しましては泰子権禰宜さんにお任せ致しております。なぜなら、三歳の女の子は私を見ると怖がって、泣くわ叫ぶわでお参りに支障をきたすのです。かわいい女の子に泣かれると私も傷つきますが、親御さんも私に対して気の毒そうなので、私は身を退くことにしました。

実は幼い女の子には昔から怖がられているので慣れています。父さん以外の男で、メガネをかけた変な格好をした変なおじさんを怖がるのは女の子の自己防衛本能として正しい反応ですので。しかも、今はマスクまでしていますので、むちゃ怖いに違いないですよ。

泰子権禰宜さんは女性ですし、子供を育てた経験者ですからお母さんの身になって写真を撮ってあげるやら、子供の機嫌をとるやら、集合写真に写ろうとしない頑固なおじいちゃんや、いやがるお婆ちゃんの機嫌をとるやら、うまく導いたりするのが得意です。
お嫁さんは義理の父母にはきつくいえないので「その代弁者になってあげている」とは本人の弁。女性ならではのお嫁さんの気持ちに寄り添ったサービスは、私には逆立ちしてもできない芸当でありますので適材適所ですね。

うちはどちらかというと参拝者は「みなさん遠い親戚!」みたいな感じで接しますので、碁盤の儀でも良い写真や動画が撮れるまで何回でもやったりします。集合写真も神主がシャッターを切るサービスをしています。泰子権禰宜さん本人が自分の写真映りにはうるさいので、妥協を許さない姿勢が参拝者には有りがたいかもしれません。私たち家族は結果的に写真が残ったのを後日見ると有り難いのですが、撮影の現場ではウザいです。ですが、本人曰く、「私の楽しみはこれしか無いんだから・・・(以下省略)」。
この頃はみんな慣れてあきらめて素直に撮られています。その方が早く終わるので。
まぁ、そんなゆるい神社がひとつくらい有っても良いんじゃないですかね。